2010年1月23日土曜日

NO MAN'S LAND



『NO MAN'S LAND 創造と破壊@フランス大使館―最初で最後の一般公開』へ妹と一緒に行って来た。

タイトル通り、もうすぐ取り壊される予定の旧フランス大使館の建物まるごと使って、日仏のアーティスト達がその現場で作品を制作して公開するというユニークな展覧会。作品も然る事ながら、大使館として使われていた建物自体にも興味があったので、どうしても行きたかったのだ。

実際に足を運んだら、もうあちこち作品だらけで面白い面白い!(笑)
五感をくすぐられるアートに妹達と興奮しまくりでありました・・・



どうせ(?)壊されてしまう建物に作品を作るってどんな気分なんだろう?
まさに創り出す喜びや楽しみもあれば、それを破壊してしまう喪失感と共に快感のようなものがあるのかもしれない。うまく言えないけれど、表裏一体、人間の心理そのものという気もする。
妹とも話したけど、壁に自由に描かれた絵を見ると、子供の時やった“らくがき”を連想させ、つい自分も大きなキャンバスに向って何かを描きたい衝動に駆られる。

実際に大使が使っていた部屋を含めて、古びた建物内の随所に人々が使っていた気配のようなものを感じた。そして、かなり古いエアコンや電気のスイッチ、電卓などついアート作品以外の所にも目が行ってしまった。



↑右の写真は、エアコンのリモコンにフランス語で書かれたテプラが貼ってあったのが面白くて、妹に持ってもらって撮った1枚。

↓このエアコン、ホントについ最近まで動いていたものなのかしら??相当年季が入ってます。電卓はキャノン製!このレトロな感じがいいわ~♪



他にも各部屋がそれぞれのアーティストの色に染まっていてとにかく個性的だった。



青、白、赤のトリコロールカラーの作品はフランスを直、連想させる。


↓コンセントもこんなかわいかったら何度もプラグを差し込みたくなりそう(笑)


いや~、かなり非日常的空間に浸って楽しかったけど、脚が「もうこれ以上は動けません!」と悲鳴を上げていたので、泣く泣く切り上げる事に・・・美術鑑賞にしろ何にしろ、何事も体力が必要ですね。全部見れなくて残念だったわ。

このイベント、今月いっぱいまでやっています。興味のある方は行ってみてはいかがですか?
詳細はこちらへ。



ちなみに、本日のランチはもう何度も行ってる「船橋屋こよみ」にて(↑写真・左と真ん中)、アート鑑賞の後の休憩は「Segafredo Zanetti Espresso」(写真・右)にて美味しく頂きました♪

疲れて脚も痛いけど、久しぶりに妹達と話も出来て楽しい一日となりました。
荷物を持ってくれたり、階段で手助けしてくれた妹達に感謝!あんがとね~。

2 件のコメント:

hanaikada さんのコメント...

うわぁ~なんて楽しそうなんでしょう!!
いいなぁ。

creo さんのコメント...

>hanaikadaさん
実際に足を運んだからこそ感じ取れるアートの世界、とっても楽しかったです!
もう間も無く終わってしまうのが寂しい・・・

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