2011年8月28日日曜日

妹来訪



チーズケーキを作ったが、ワンホールを彼と2人で食べるのは多過ぎる。
そこで近所に住む妹に「お茶しに来ない?」とメールしたら喜んで来てくれた。

「この夏は一歩も外へ出てないよ。夜中に体中痛くなって眠れないし、散々だわ」と愚痴ったら、妹に「確かにひどい顔してるよ」と言われた(苦笑)。
元々自分の顔を熱心に観察するタイプの人間ではないが、プレドニンの副作用でムーンフェイスになってからますます鏡を見なくなった。脳梗塞になった時はしばらく顔の左が麻痺して変な顔だったし。不眠が続くと見れたもんじゃない。顔色悪いしクマは真っ黒だし・・・化粧も殆どしなくなった。
イカンイカン。
美にはやはり良質な睡眠が必要だと思う。
あ~、夜ぐっすり寝てみたい。

カフェオレとチーズケーキを食べつつ、お互いの近況報告。(途中まで彼も一緒)
心配していた妹の就活だが、短期の仕事がとりあえず決まりそうだと聞いて少し安堵した。
しかし、短期の派遣は先が不安なので、働きながら長期の仕事を探すそうだ。
私もそれがいいと思う。年をとる毎に就活は厳しくなるからね。
独りで食っていくのってホント大変ですね。

先日銀座で開催していた『アニメ化40周年 ルパン三世展』に末の妹と一緒に行って来た話もパンフレットを見ながら聞いた。私達が生まれる前からルパンはやっていたのね~。モンキー・パンチの原画、私も見たかったなぁ。
ちなみに私は次元が一番好き。
昔、夕方のTVでやっていたルパンシリーズで、五ェ門の斬鉄剣で唯一切れないものはこんにゃくであるというエピソードがあったのだが、あれをもう1回見てみたい。金属だろうが何だろうがスパっと切れるのに、何故こんにゃくはダメ?ってのが笑える。

まぁ、そんなこんなで楽しい一時を過ごした。
家で缶詰してた私にはいい気分転換でした。妹よ、ありがとう。

気がつけば今月も残りわずか。
日中セミのみ~んみんみんという大音量も聞こえれば、夜は鈴虫がりんりんと鳴いていたり・・・まだ暑い日はあるけど、少しずつ秋の気配を感じられるようになってきたのは嬉しい。

涼しくなったらまた外を歩く練習をしよう。


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NYチーズケーキのレシピはこちらより。
大好きなスタバのチーズケーキよりあっさり目で美味しかった。



2011年8月17日水曜日

テーブルセンター(合作)


もうかれこれ半月余り家の外へ出ていない。
今月初めに出現した舌下腺の腫れは消えてくれたが、全身のだるさが続いている。全身の倦怠感はSLEの症状の1つであるが、ここの所の暑さと寝不足が大いに関係していると思う。
立って料理をするのもしんどくてすぐに座る、座ると今度は横になってしまう。夜眠れないから昼間に寝てしまって眠りのリズムが狂いっ放し。殆ど動かないのにしっかり食べているので体重と体脂肪率がとんでもない事になっている(涙)。

昨年の夏は帯状疱疹に苦しみ、家で入院してるような状態で過ごしたが、今年も家に閉じこもりきりでつまらん夏に終わりそうだ。たとえ出かける元気があったとしても、膠原病患者がこの強い紫外線と猛暑(連日35℃前後の暑さ)の中を歩くのは危険過ぎる。結局、暑い内は家の中でおとなしくしているのが賢明だろう。
つまらんとは言え、病気に専念して(?)編み物だの読書して過ごせるのはいいご身分なのかもしれない。これが妹のように会社から突然「来月いっぱいで来なくていい」なんて言われたら、呑気に寝てなどいられない。食うに困らないからこそ病人をやってられるのだ。
自分も経験があってよく知っているが、派遣社員というのは実に立場が弱い。正社員並みに働いているのに、お役ご免と言われればそれまでの存在である。仕事がない=(イコール)食べていけない、生活できない。彼女のように蓄えのない人間にとって無職の期間を作る事は死活問題だ。夏休みに帰省する予定をキャンセルして就活している彼女の夏はもっと厳しいだろう。ただただ早く次の勤め先が決まる事を祈ってる。

閑話休題。

四角いモチーフのテーブルセンターがようやく仕上がった。
これ、昨年9月に脳梗塞が起こった当日の朝まで編んでいたもの。編みかけのまま放置していたけど、続きを編んでやっと完成させることが出来た(約1年がかり!)。脳梗塞前の私と、脳梗塞後の私との合作とも言える。ちょっぴり感慨深い。
一時はシーツの上に落ちた髪の毛を拾う事すら出来なかったのに、よくぞここまで回復してくれたもんだ。麻痺したのが利き手でない左側だったのも不幸中の幸いだった。


編み図は『はじめての手づくり ちいさなレース編み』のp.46に載っている。
本では四角のモチーフを6枚繋げて1枚のテーブルセンターにしていたが、もう少し大きなものが欲しかったので私は15枚のモチーフを編んで繋げた。使用した編み針もレース針でなくてかぎ針の3号を使ったので大きめに仕上がった。
微妙に不ぞろいなモチーフも繋げて一枚にするとそれなりに良く見えるから不思議(笑)。我が家のローテーブルにぴったり。

【使用糸:オリムパス/エミーグランデ100g COL.#804、使用針:クロバー3/0号かぎ針】
出来上がり寸法:約29×49cm


私が持っている編み物の本、『はじめての手づくり ちいさなレース編み』は雄鶏社がなくなった為、現在は同じ内容の本が『ちいさなレース編み』というタイトルで主婦の友社から出ているようです。

2011年8月9日火曜日

CS作品#11 南国の鳥


世間の多くの人は夏休みを満喫しているのかもしれないが、体調の悪いSLE患者の私は家でおとなしくしているだけの毎日・・・つまらんのぉ(苦笑)。
紫外線なんて気にせず外で遊べたらどんなにいいだろう!

先週ドクターより処方された抗生剤のクラビットは月曜で飲み終えた。
が、舌下腺の辺りに未だにしこりのようなものが残っていて、触ると痛い。
心配なので「薬を飲んでマシにはなったものの、まだ痛みがあるんですけど・・・」とドクターへ電話したら「1週間クラビットを飲んだらかなり細菌は死んでるはずだから、これ以上飲むのは止めてとりあえず様子を見よう。余りそこを触らないように」と言われた。
・・・というわけで、やはり今回も簡単には完治せず。また変な病気へ発展するんじゃないかと心配しながら注意深く様子を見る毎日であります。

話変わって。
今回のクロス・ステッチのモチーフは南国の鳥で思い切りカラフル!!
今まで作った作品はモノトーンが多かったから(使っても3、4色)、今度は多色使いに挑戦したかったのだ。数えてみたら何と18色も使っていた。
図案は『クロス・ステッチ 復刻図案集』のP.30に載っている。デザインはDMCライブラリー。
本には他にも動物や蝶のデザインが多数載っていて、基本どれもカラフルなものが多い。

今回の鳥で面白かったのは、黒目をフレンチ・ノットと言う刺しゅうで入れるところ。こうすると確かに本物っぽくて表情が活き活きする。あと、羽の先っぽはスリークォーター・ステッチを使ってギザギザ感を出したりして芸が細かい。


でも、さすがに使う刺しゅう糸の数が多いと間違いを起こしやすいし、糸を付け替えるのが面倒くさい。次回はまたモノトーンがいいかな(笑)。


【使用布:オリムパス刺しゅう布 #3800 アイーダ(オフホワイト)、使用糸:DMC 25番刺しゅう糸 #915、#718、#309、#760、#3326、#552、#211、#939、#312、#932、#322、#890、#911、#368、#742、#744、#434、#841、#920、オリムパス25番刺しゅう糸 #190/フレンチ・ノット部分以外は全て3本どり】
・仕上がりサイズ 刺しゅう面で約14cm×19cm


2011年8月3日水曜日

外来日/感染症

今回も病院内は車椅子(携帯で撮影)

一昨日の夜、お風呂上りに首の辺りをバスタオルで拭いた時に痛みを感じた。
顎のすぐ下の辺りと言えばいいんだろうか、その左側に1円玉くらいの大きさのふくらみがあって触ると痛い。彼に見てもらってもやはり何か腫れた感じだという。今週末に病院へ行く予定だったし、その時に一応診てもらおうと思ったのだが、夜の間に痛みはどんどん増していった。

翌朝は腫れの度合いが酷くなり、患部に触れなくても痛い。熱も37.6℃と少し高め。
これは何かに感染したんだなと思い、まだ夢の中にいる彼を起こして(ゴメン)近所の内科クリニックを受診した。尿検査と血液検査を受けてからドクターに診てもらう。

一通り診てもらった後、「うーん、これは酷いねぇ。血液検査でも白血球が8200、顆粒救の割合も高いし、間違いなく細菌感染だと思います。本当はすぐ点滴したいところなんだけど、あなたの場合SLEがあるから安全策をとって内服薬を出しましょう。明日はかかりつけの病院へ行って下さい、担当ドクターには一筆書いておきます」と言われてクラビット錠(抗生剤)を3日分処方された。

で、昨日の昼と今日の朝クラビットを飲んで幾分痛みも腫れもマシにはなった気がする。熱も少し下がった。でも心配なので予約前倒しで病院へ行って来た。
昨日やったけどまた尿検査と血液検査を受け、診察室へ呼ばれるまで1時間ほど待つ。ガキんちょ共が走り回ったりおもちゃを投げて遊んだりしていてうるさい。野放しに子供を遊ばせている横で全く注意しない親の神経が理解できない。ここは病院ですよ!(怒)

やっと呼ばれてドクターに患部(恐らく舌下腺)をよく診てもらう。
「(近所のクリニックのドクターが書いた)手紙にはリンパ腺炎の疑い有りって書いてあるけど、白血球の数はそれ程多くないし(今日は6600だった)、CRPも感染したってほど高い値じゃない。SLEの患者さんは基本的に顆粒球の割合がいつも高いからこの値だけをみて細菌感染してるとは言いにくいんだよね。でもクラビットはある程度効いているみたいだから、細菌とウィルス感染の合併症かなぁ」とドクター。
細菌には抗生剤が効くが、ウィルスには基本的に特効薬がないので(インフルエンザとか帯状疱疹とかいくつかのウィルスに効く薬はあるが)このまま様子を見るしかないようだ。念のためクラビットは1週間服用して、と昨日のに追加で4日分処方された。
「神経質に安静にしている必要はないから、むしろ積極的に体を動かして筋力を落とさないで。アルブミンの値が依然低めだからしっかりたんぱく質を摂るように。腫れが治まらないようだったら連絡して」と言われて診察終了。

昨日は内科クリニックのドクターの慌てぶりから、「もしかしたら入院か?」ってちょっとドキドキしていたけど、大した事なさそうだったからほっとした。放射能にしろ、ウィルスや細菌にしろ、目に見えない奴らは怖い。防ぎようがないから。

抗DNA抗体の値(55.5→ 66.6に!)
↑そうそう、感染症のことばかりに気をとられていたけど、いつも注視している抗DNA抗体の値が急に跳ね上がったのにはショック。ここのところ高値安定の状態が続いていたのに・・・安静過ぎるほどおとなしく家の中で生活しているのに何故上がる??原因不明の病気はこういう所が非常に厄介だ。何に気をつければいいのか分からん。

   ↓そしてCRP(炎症値)も依然正常値超えが続いている。これも原因が特定できず。
CRPもじわりじわり上昇中・・・

会計が激混みだったので、待っている間に病院の食堂でランチを済ませる。
帰りは頑張って電車と徒歩で帰宅。(万歩計は2,302歩をカウント)
久しぶりに歩いたって感じ!疲れた~