2011年8月17日水曜日

テーブルセンター(合作)


もうかれこれ半月余り家の外へ出ていない。
今月初めに出現した舌下腺の腫れは消えてくれたが、全身のだるさが続いている。全身の倦怠感はSLEの症状の1つであるが、ここの所の暑さと寝不足が大いに関係していると思う。
立って料理をするのもしんどくてすぐに座る、座ると今度は横になってしまう。夜眠れないから昼間に寝てしまって眠りのリズムが狂いっ放し。殆ど動かないのにしっかり食べているので体重と体脂肪率がとんでもない事になっている(涙)。

昨年の夏は帯状疱疹に苦しみ、家で入院してるような状態で過ごしたが、今年も家に閉じこもりきりでつまらん夏に終わりそうだ。たとえ出かける元気があったとしても、膠原病患者がこの強い紫外線と猛暑(連日35℃前後の暑さ)の中を歩くのは危険過ぎる。結局、暑い内は家の中でおとなしくしているのが賢明だろう。
つまらんとは言え、病気に専念して(?)編み物だの読書して過ごせるのはいいご身分なのかもしれない。これが妹のように会社から突然「来月いっぱいで来なくていい」なんて言われたら、呑気に寝てなどいられない。食うに困らないからこそ病人をやってられるのだ。
自分も経験があってよく知っているが、派遣社員というのは実に立場が弱い。正社員並みに働いているのに、お役ご免と言われればそれまでの存在である。仕事がない=(イコール)食べていけない、生活できない。彼女のように蓄えのない人間にとって無職の期間を作る事は死活問題だ。夏休みに帰省する予定をキャンセルして就活している彼女の夏はもっと厳しいだろう。ただただ早く次の勤め先が決まる事を祈ってる。

閑話休題。

四角いモチーフのテーブルセンターがようやく仕上がった。
これ、昨年9月に脳梗塞が起こった当日の朝まで編んでいたもの。編みかけのまま放置していたけど、続きを編んでやっと完成させることが出来た(約1年がかり!)。脳梗塞前の私と、脳梗塞後の私との合作とも言える。ちょっぴり感慨深い。
一時はシーツの上に落ちた髪の毛を拾う事すら出来なかったのに、よくぞここまで回復してくれたもんだ。麻痺したのが利き手でない左側だったのも不幸中の幸いだった。


編み図は『はじめての手づくり ちいさなレース編み』のp.46に載っている。
本では四角のモチーフを6枚繋げて1枚のテーブルセンターにしていたが、もう少し大きなものが欲しかったので私は15枚のモチーフを編んで繋げた。使用した編み針もレース針でなくてかぎ針の3号を使ったので大きめに仕上がった。
微妙に不ぞろいなモチーフも繋げて一枚にするとそれなりに良く見えるから不思議(笑)。我が家のローテーブルにぴったり。

【使用糸:オリムパス/エミーグランデ100g COL.#804、使用針:クロバー3/0号かぎ針】
出来上がり寸法:約29×49cm


私が持っている編み物の本、『はじめての手づくり ちいさなレース編み』は雄鶏社がなくなった為、現在は同じ内容の本が『ちいさなレース編み』というタイトルで主婦の友社から出ているようです。

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