2026年5月12日火曜日

横浜/散歩&ランチ


「未来のバラ園」のバラは満開!


誕生日が週末で外出しなかった(混むから)代わりに本日、横浜へお出掛け。
天気も良いし、山下公園をぷらっと散歩して前回横浜へ行った時に定休日で入れなかったフレンチレストランでランチを食べる、というだけのプラン。


右端に見えるのは氷川丸↑


元町・中華街駅から地上へ出て山下公園の方へ歩いていくと、何だか人が多い・・・「未来のバラ園」のバラが至る所で咲いていて、それを目当てに大勢の人が来ていた。 混雑が嫌で平日に来たのに、これは予想外。バラは綺麗だがそれより群がる人間が気になる。





これだけ沢山の種類のバラが咲いているので辺りは甘い香りが漂っている。

横浜市のウェブサイトによると、病害虫に強いバラをメインに約160種 1,900株のバラが植えられているそう。



アングルを変えてバラの花をじっくり撮る人、自撮り棒で記念撮影する人達、服を着せた犬をモデルに写真撮影する人・・・皆さんそれぞれ楽しんでいる様子。しかし私は人が多いと落ち着かん。これなら花がなくて人が居ない時の方が良い(苦笑)。


↑ちょうど風が吹いて日の丸がよく見える


せっかく山下公園に来たからには氷川丸も見よう、と近くまで行って写真は撮った↑
この辺りは修学旅行の学生がうじゃうじゃ集まっていて又もやげんなり。自分の時を思い返しても修学旅行って何を学んだか覚えてないし、思い出もない。意味あるのか?


人慣れしたムクドリ。望遠じゃないのに大きく撮れた


何だか残念な気持ちのまま山下公園を出て、ランチを食べに日本大通りの方へ向かう。
途中、地面をしきりにつつくムクドリが目に入る。割と近くに寄っても逃げなかったので何枚か写真を撮れた。他に見た鳥はハト、スズメ、カラスとお馴染みの鳥たち。


和洋折衷の外観が目を引く神奈川県庁


海岸通りと日本大通りの角にある神奈川県庁の前を通って本町通りへ入る。
「キングの塔」の愛称で親しまれている県庁、ウェブサイトを見たら展望台もあるし見学できる部屋もあるらしい。いつか機会があったら入ってみよう。


通称「ジャックの塔」


本町通りとみなと大通りの角に見えて来たのは横浜市開港記念会館↑
前回はこの記念会館の中を見学したのよね。お目当てのフレンチレストランはこの近く。ほぼOPEN時間に店に到着し、予約していなかったけどすぐ席を案内してもらえた。


魚料理は1,700円、ムニエルは+300円


夫はカリフラワー、里芋、ベーコンのグラタン、私はスズキのムニエルを注文。これにバゲット、スープ、コーヒーが付く。エビのスープはエビ嫌いの私は口に出来ず。メインディッシュは、ガーリックがやたら効いたオイルに熱々のムニエルと野菜が何種類か添えられていた。
久々に魚を食べたら魚臭さが気になってしまった。年に1回も魚を食べなくなってしまったせいか、魚はもうダメかも。でも全部食べたよ。


県庁裏手に咲いていたサツキ


フランス人シェフが料理している店だから行ってみたけど、ちょっと口に合わなかった。夫のグラタンもホワイトソースが多過ぎて全部は食べられなかったそう。地元の常連さんばかりであっという間に満席になる人気の店のようだけど・・・外で好みの味に巡り合うのは難しいね。



↑真ん中の建物は横浜税関(クイーンの塔)


胃が重かったので食後の運動に象の鼻パークまで行ってみた。
開港波止場は広々としたスペースがあり、海辺の景色を眺められるベンチもあちこちにある。近くにはカフェもあって中を覗いたら人が入って賑わっていた。


ほのぼのとした午後のくつろぎタイム


芝生のある広場ではランチを食べる人、本を読む人、仰向けになって寝ている人・・・それぞれの昼時間を過ごしている。これが真夏になるとこんな風には過ごせないよね。今は何をするにも良い季節だわ。




良い景色に誘われて赤レンガ倉庫まで歩いてしまった↑
倉庫に囲まれた広場では何かのイベントの為の準備をしているようで、クレーンや建材が置いてあった。ただの広場でいいのにね。イベントやるごとにゴミが出ると思うと嫌な気分になるよ。

赤レンガ倉庫内の中はちらっと入っただけ。疲れたのでバスに乗って馬車道駅まで戻り、そこから電車に乗って帰った。万歩計は8,516歩をカウント。やや不完全燃焼な外出ではあったが、潮風に吹かれながら散歩したのは気持ち良かった。夫よ、お疲れ様でした。

2026年5月9日土曜日

誕生日


末の妹からの誕生日プレゼント♪ ありがとう!!


今年の誕生日は土曜だし、先日やった生検結果が分からない内は遊びに行く気分じゃない。
そう思っていたら昨日、主治医から電話があって「生検の結果、良性で問題なかったよ。良かったね」と知らせてくれた。癌じゃないとは思っていたけど、実際そうだと分かって嬉しい!



今のところNo.1のアップルパイ


そんな訳で心安らかに迎えた誕生日、遂に50歳になったよ。
朝食は大好物のボネダンヌのアップルパイとカフェオレ。妹から頂いたオーガニックコーヒーを早速頂きました。マイルドでとても飲みやすいコーヒー、ストレートでもいけそう。



夫はいつもミートパイ


朝食後休む間もなく夫は伊勢丹新宿へ買い物に行き、私はのんびりヨガをやって過ごす。
正午過ぎに夫が帰宅。リチュエルのタルトシャンピニオンとサラダ、スープでランチ。数種類のきのこが入ったサクサクのパイは小さくても食べ応えがあってお気に入り。


ココアパウダーを追い掛けして頂きます




そして食後のデザートは昨日夫が作ってくれたティラミスとカフェオレ。

ティラミスは最低一晩寝かせる。時間が経つにつれ生地が馴染むので3日目くらいが一番美味しい。これから4-5日は楽しめるぞ。


今回初めて使ったフランス産のラム酒はアルコールが主張し過ぎず、上品な香り→

マスカルポーネチーズの状態が良かったみたいで、ここ数年では1番の出来栄えだった。夫よ、どうもありがとう!

夕飯はやっぱり玄米を食べたい


夕食は昨日の残りものをメインに簡単に・・・玄米、練り梅、味噌汁(豆腐、えのき、わかめ、細ねぎ)、酢鶏(鶏もも、新玉ねぎ、人参、ピーマン)、じゃが芋のコチュジャン煮、アスパラのにんにく炒め、かぶのぬか漬け。十分満足です。




デザートは夫がカカオシュトゥーベで買ってきてくれたバウムシュピッツ↑
あんずジャムをサンドしたバウムクーヘンのチョコ掛け。これがコーヒーに合うんだな♪ あとは海苔おかきを2個、これはほぼ毎日食べている(笑)。

いや~、食べましたな。誕生日は大抵、食い倒れの一日で終わるね。
母も経験しなかった50代、老いと病で衰えていくのには抗えないけれど、自分でメンテしつつ元気に過ごしていきたいものですな。今年も誕生日を祝ってくれた家族、友人に感謝です。

2026年5月6日水曜日

GW終わり/近所散歩


本日はパンケーキランチ


しつこい咳と痰は日曜には治まって来たものの、その後も体がだるかったり頭痛がしたりで時間だけが過ぎていき・・・ゴールデンウィークも今日で終わりですか。たかが風邪のはずなのに、一旦かかると治るまでこうも時間がかかるものか。年寄りじゃのぅ。


アヤメ、カキツバタ、花菖蒲、どれかいつも迷う


家で過ごしてばかりで体がなまっているので、ランチを食べた後で夫と近所を散歩する。1週間ぶりに外へ出たらツツジはもう終わっていた。早くないかい?代わりにアヤメが見頃を迎えていたよ。




カモのパトロールをしにいつもの川へ行く前に、民家の玄関先に寝ているワンコを見っけ↑
これって以前見た時と同じ犬かな?前回はじーっとこちらを見ていたんだっけ。




川に到着すると早速何か鳥が居ないか夫と目を凝らす・・・ふと夫が「カワセミが向こうに居る」とな。対岸の塀の上にいる!カワセミって木の枝に留まっていることが多いから珍しい光景だ。


何を見ていたのかな?


更にトリミングするとこんな感じ↑
カモのヒナが居るかもしれないと望遠レンズ持ってきた甲斐があった。数分の間じっとしていて、犬を連れた人が近付いて来たらパッと飛び立って行った。


↑左の草むらにもう1羽いるよ


カワセミをこんなに大きく撮れたのは初めて。お次はカモの親子を撮りたい・・・期待を募らせつつ、再び草がワサワサと生える川面へ視線を向ける。2組のつがいを見つけたけど、ヒナの姿は見えず。あと数週間後ぐらいには見れるのかな。


じゃがいもの花。薄紫がかわいらしい


薄い雲に覆われた空からポツポツと雨が降って来たので川の探索を切り上げる。
しばらく行ってなかった区民農園へ寄ると既に色々な種類の野菜の苗が植えられていた。なす、ピーマン、とうもろこし、トマト、じゃがいもなど。大好きな野菜ばかりだわ。




最後に綺麗なバラを毎年咲かせている民家の前を通ると、何種類かのバラが満開だった。
日比谷公園や新宿御苑のバラ園のバラも今咲いているのかな。先日の生検結果が問題なし、と分かったらまたお出掛けして花を見たいね。

家を出る時は念の為パーカーを羽織って出たけど、歩いたら暑くて汗かいた。
万歩計は3,276歩をカウント。何せまだ本調子じゃないのでこの程度の運動でも少々しんどい。それでも外を歩いて自然に触れるのはやはり気持ちがいいね。

2026年4月30日木曜日

今月読んだ本


コナン・ドイルが書いていないホームズ作品


歯科を含めて病院&クリニックへ行く日が多い月だった。
下旬にはCT検査に胃カメラ、そして未だ治らない風邪・・・本をゆっくり読む気分ではなくなった。 生検の結果が分かるまでは何となく落ち着かないし、大好きなミステリーはしばらくお預けにしよう(読むならその世界に浸りたいから)。そんな訳で読みかけの本も図書館へ返却した。

今月読んだ本の中で面白かった本は、アンソニー・ホロヴィッツの「絹の家」。
コナン・ドイルが生み出した名探偵、シャーロック・ホームズのシリーズは短編と長編を合わせて60作あるそうで。「絹の家」はコナン・ドイル財団によって「61番目のホームズ作品」と公式認定された上で2011年に発表され、当時はミステリー愛読者の間で話題になった本らしい。

物語は老年期のワトスンがホームズとの昔話を振り返る所から始まり、そして「当時はある理由から公表できなかった事件」について語り出す。
あらすじはここには書かないけれど、ホームズが最初に相談を受けた美術商の男の不思議な話から始まって事件が次々と起こっていく。それらが互いに関係しているのかどうかも分からぬまま、ホームズもワトスンも大きな陰謀に巻き込まれていく。

まるで映画を見ているかのような、息つく暇もない展開。何度もホームズがピンチに見舞われてハラハラさせられた。ホームズ作品を読んだ事のある人ならお馴染みの人物も登場するし、ホームズが過去に解決した事件の話も出て来てファンには嬉しいお楽しみ要素も盛り込まれている。
それにしても、これだけ有名なホームズ作品を自分で書こうと思うホロヴィッツも凄い。ドイルの書くホームズとは少し違うな、と思う所は何度かあったものの、見事にホームズ作品を書きあげた手腕はさすが。器用な作家だな。時間が出来たら次の作品、「モリアーティ」を読みたい。


<今月読んだ本>
・原田マハ/スイート・ホーム
・原田マハ/サロメ
・mililie/ココロさえずる野鳥ノート
・富永喜代/ヘバーデン結節 -手指の痛み・しびれを自分で治す-
・武鈴子/野菜別からだに効く作りおき薬膳
・アンソニー・ホロヴィッツ/シャーロック・ホームズ 絹の家(原題: The House of Silk)
・海野弘(解説・監修)/オーブリー・ビアズリー -世紀末の光と闇の魔術師-
・NHKきょうの料理 2026年3月号(雑誌)
・NHKきょうの料理 2026年2月号(雑誌)
・原田マハ/原田マハ、アートの達人に会いにいく →読み途中で返却
・アンソニー・ホロヴィッツ/モリアーティ(原題: Moriarty)→読み途中で返却

2026年4月28日火曜日

胃カメラ受診




先週CT検査を受けた月曜の晩から頭痛が始まり、翌日からは何も出来ないほど酷い頭痛と吐き気に苦しめられる。少しでも何か口にすると全部吐いてしまうのでその日は絶食。
翌日も頭痛変わらず。背中や肩の凝りが原因かもしれないと思い、モーラステープを貼ったら徐々に痛みが和らぎ、夜からようやく少し食べられるようになった。しかし次は激しい咳と痰、くしゃみと鼻水、喉の痛さ・・・風邪の症状が次々と出始める。

咳は一旦始まると自分では制御不能、強く咳き込んで吐いてしまいそうなほど。そのくせ絡んだ痰はなかなか出てこない。金曜の夜からは38-39度の高熱が出始め、全身の痛みと咳で殆ど眠れず。
問題は4/28に胃カメラの予約が入っている事。風邪でキャンセルしたら次に予約を取れるのはゴールデンウィーク後、生検の結果を知るのが更に遅れてしまう。28日は絶対ムリだ、いやいや当日朝まで様子を見よう・・・咳に苦しみながらも常に頭の片隅で気にしていた。

そして迎えた今日の朝。
高熱が下がり、咳の頻度がかなり落ちた!ギリギリで何とか行けそうな気がして来た。
そんな訳で昨夜から具合が悪くなりつつある夫(←私の風邪がうつった)が付き添ってくれ、9時に病院に到着。まず膠原病科の外来で検査の同意書を受け取ってから検査室のある地下へ。

サインした同意書を受付に提出し、血圧も測る。更に風邪の治りかけで咳が時々出るので麻酔有りで検査をしたい旨を伝える。暫くして看護師が来て、検査後に麻酔が抜けるまで1時間休んでもらうがそれでも構わないかと訊かれ、それで構わないと返事する。準備に時間が掛かり、9時半から検査の予定が10時過ぎから始まった。

基本的には2年前に受けた胃カメラの時と同じ要領で検査が進行していく。
ただ今回は「麻酔有り」なので、右腕には点滴、鼻には酸素吸入、そして心電図モニターで血圧、脈拍、血中酸素濃度を監視されていた。 3年前に国立がんセンターで麻酔有りの胃カメラを受けた時は、カメラが喉を通過した時点で薬が効いて眠ってしまい、何が起きているか全く覚えてなかった。今日の麻酔は眠るまで行かず半分覚醒している状態。だからボーっとしながらも胃カメラ独特の気持ち悪さは感じていた。

検査終了後、車椅子に乗せられて夫と共にリカバリールームへ移動。
そこのベッドで点滴が終わるまで約1時間寝て過ごす(途中何回か看護師が様子を見に来る)。いつもは検査終わったらトイレでうがいだけして外来か会計へ・・・って流れだから、ここでしっかり体を休められたのは良かった。夫と話をしてリラックス出来たしね。

病み上がりの体で病院へ行くだけでもヘロヘロだったけど、ずっと気になっていた胃カメラが終わって一安心。家に帰ったら途端にゲホンゲホン咳が出始めた。やはりまだ治ってはいない。
朝から何も食べてなかったのでレトルトのおかゆ食べて、夕方死んだようにベッドで1時間半ぐっすり眠った。久々に寝た!って感じ。

生検の結果は来月の外来時に主治医から聞く予定。癌でないことを祈るばかりだけど、今あれこれ考えても仕方ない。まずは風邪をしっかり治さないと。
夫はいよいよ風邪が酷くなって傍目にも辛そうだ。今年2月にも夫婦共に風邪引いたばかりなのに・・・先に風邪を引いた私が悪い。夫よ、本当にごめん!今日は助かったよ。

2026年4月20日月曜日

CT検査




朝早くに起きて、1年ぶりのCT検査を受けに築地のクリニックへ。
当初は明日13時の検査予定が、担当医師の都合により今日の9時半に繰り上がった。それだけでも焦っていた所へ電車が遅れ、大急ぎでクリニックへ向ったので到着時は息が上がり血圧も高かった。

受付を済ませ30分近く待たされてから検査室のある2Fへ上がる。
血液検査をする人が急遽クリニックへ来れなくなったので今回は血液検査はナシ。
検査着に着替え、いざ検査室へ。台の上に横たわり、造影剤を入れる為のルートを確保する・・・これが毎度なかなか針が入らなくて何度も刺し直しをされるんだけど、今日の看護師さんは何の苦労もなく1発ですっと入れてくれた!これだけで感激(笑)。
ルートが確保できた所でまずは造影剤を入れずに単純撮影。次に看護師さんが造影剤をゆっくり注入した直後に首から胸、胸から腹と2回に分けて撮影して無事に検査終了。

かつてない程すんなり検査が終わってホクホク。しかし診察室へ呼ばれると・・・
ドクターから食道と胃のつなぎ目辺りに2つ並び合う8mm大の結節(コブのようなもの)がある、と言われてショック。造影剤で白く染まっているので腫瘍である可能性が高いが、それが癌なのかはCTでは分からない。なので早めに内視鏡でしっかり診てもらった方が良いとの事。
今のところ自覚症状はないし、癌が再発するような要因を作っているつもりもないのだが・・・単なるポリープとかではなさそうなので、これはもう胃カメラを受けるしかないね。

ドクターが今日のCT画像と検査報告書を私の主治医(膠原病科)に郵送してくれる事になったので、明日私から主治医に電話して胃カメラの検査予約を入れて貰えないか相談するつもり。そんなことをする義理はないと断られたら検査専門のクリニックを探してみようと思う。

家に帰って夫に報告したら驚いていたよ。そりゃそうだよね。
夫は昨夜私が久々に逆流性食道炎っぽい症状が出た事で炎症を起こしているだけかもしれない、と言ってて確かにそれもあるかも?とは思うけどよく分からん。
とりあえずコブの正体が判明するまでは食道や胃を刺激しないよう、コーヒーやアイスは止める。
喉のイガイガに痰、睡眠不足もあって疲労困憊。今晩は早く寝よう。

2026年4月14日火曜日

江戸東京たてもの園


面積約80haもある広い公園には木が多い


ふと思い立って「江戸東京たてもの園」へ行って来た(9年ぶり、3回目の訪問)。
バスから降りて小金井公園の敷地に入ると、新緑の木々と満開の八重桜が目に入る。ジョギングする人、犬の散歩をする人、お花見している人・・・平日の午前中でも賑わっている。


「光華殿」を改修したビジターセンター


あちこちから聞こえる鳥の声に耳を澄ましつつ、緑いっぱいの小道を歩いてたてもの園の入口「ビジターセンター」に到着。中へ入ると切符売り場やミュージアムショップ、カフェ、図書コーナー、トイレがある。来園記念のスタンプも押したよ。


高橋是清邸 今回は入らず


観覧料は大人400円。チケットを買ったらビジターセンター奥の出入り口からエントランス広場へ出て散策開始。指が痛いので写真を撮り過ぎないように、サクッと見ていく事にする。

野外博物館である「江戸東京たてもの園」は、1993年に江戸東京博物館の分館として東京都が小金井公園内に開設。現地保存が出来ない東京の歴史的な建物を移築・復元し、保存するのが狙い。園内は3つのゾーンに分けられ、江戸時代から昭和初期までの建造物が30棟も展示されている。


東ゾーンの端にある広場


センターゾーンにある旧自証院霊屋、高橋是清邸、西川家別邸、伊達家の門、会水庵をさっと見てから東の広場に出る↑ 遠くにぽつんと置かれている都電7500形の黄色が目を引く。渋谷駅を起終点として新橋、浜町中ノ橋、(神田)須田町まで走っていた車両だそう。


一番奥に見える建物は銭湯「子宝湯」


広場から東ゾーンに入ると通りに沿って昔の建物が並び、タイムスリップしたかのような下町の景色が広がる。化粧品店、乾物屋、文具店、醤油店など商店が多く、中を覗くのがまた楽しい。


素朴な日用雑貨を扱う店


↑こちらは昭和初期に建てられた「丸二商店(荒物屋)」の内部。
天井からやかんやジョウロ、カゴやほうきがぶら下がり、鉄瓶や土鍋、すき焼き鍋なんかも置いてある。店の裏手には長屋があり、当時の暮らしぶりを想像しながら見て回る。


左から休憩棟、文具店、生花店


ここで一旦休憩・・・蔵を模した休憩棟の上でランチを食べる事にする。
1Fは無料で利用できる休憩所で飲み物の自販機もある。2Fが手打ちうどんの店「たべもの処 蔵」で、食券機で食券を買ってから席へつく。客は一組だけで空いていた。


麺も具もかなり少なくちと物足りない


私は山菜うどん(800円)、夫は肉汁うどん(900円)、それと一口笹大福3個(150円)を注文。
汗かいた後で冷えていた体が熱々のうどんで暖まった。ワタシ的には前回来た時にデ・ラランデ邸で食べたカレーより全然OKだったが、夫は色々と不満だったみたい(苦笑)。



東京の銭湯を代表する建物


ともかく腹ごしらえしたので散策再開。
下町中通りのシンボル的存在、銭湯「子宝湯」へ。前回は私だけしか入らなかったけど、今回は渋々夫もついて来てくれた(靴を脱ぐのが面倒らしい)。


真ん中の仕切りを挟んで左が男湯、右が女湯


広い脱衣所から男湯へ入ると壁には富士山の絵。天窓から光が差すお風呂は気持ちよさそう。
子供のころ夏休みに八戸に住む祖父母を訪ねると、家に風呂がなかったので滞在中は近くの銭湯へ通った。人前で裸になるのも知らない人の裸を見るのも恥ずかしかったけど、風呂上りに瓶入りのコーヒー牛乳を飲むのが楽しみだったな・・・懐かしい思い出。



現代の居酒屋より佇まいが良い


お次は子宝湯の左隣にある「鍵屋」へ立ち寄る。
台東区下谷の言問通りに1856年(安政3)に酒問屋として創業し、1949年(昭和24)から居酒屋として営業した店。手頃な値段で旨く、静かに飲める鍵屋は地域の人に支持されていたそうな。


熱燗と味噌おでんお願いします(笑)


建物と店内は1970年(昭和45)頃の姿に復元しているそうで、中に入ると思わず座って何か注文したくなるような雰囲気。品書きにある「雀やき 2羽 150」はいつまであったんだろう。


川野商店(住居側)


鍵屋を出て小寺醤油店を通り過ぎ、「川野商店(和傘問屋)」の前を通る。
傘づくりが盛んだった江戸川区小岩に1926年(大正15)に建てられた出桁造りの建物。


縁側のある畳座敷はごろ寝したくなる


通りに面した店側は殆ど見なかったけど、通用口?から奥へ入っていくと住居スペースが玄関から見学できた。純・日本建築の家は落ち着くね。いざ住むとなったら維持するのに手間は掛かるし冬はめちゃ寒くて大変そうだけど(苦笑)。


燻煙すると茅葺屋根の耐久性が上がるそう


前回来た時に中に入って燻煙する所を見学させてもらった「天明家」は外から見ただけ↑
江戸後期に建てられた茅葺き屋根の立派な家。時代劇で使われそう。

天明家の敷地を出て雑木林に面した「武蔵野の道」を歩いて西ゾーンへ向かう。シジュウカラの鳴き声が聞こえるのに、その姿は見えず。カラスはどこにでも居るんだけどな。



北側にある玄関


10棟の建物がある西ゾーンで一番見たかったのが「前川國男邸」。
建築家、前川國男の自邸として1942年(昭和17)に東京都品川区上大崎に建てられた家。後に前川家から「江戸東京たてもの園」に寄贈され、1996年(平成8)に再建された。


和紙を使った照明はイサム・ノグチのデザイン


9年前に来た時に最も印象に残った前川邸、また入れて嬉しい。
家の中心にある吹き抜けのリビングは開放感があって光が柔らかに入って来る。サッシや床、階段にも木が使われ、インテリアも調和して静かな気持ちになれる空間。無駄のないデザイン、シンプルな間取り、やっぱり良いなぁ。


南側の外観。真ん中の柱は電信柱を再利用したのだとか


リビング以外の台所や寝室、書斎などの部屋はどれも狭い。でも夫婦2人で住むならこのぐらいの広さで十分だよね、なんて夫と話ながら見学した。ここは一見の価値あり。



建築家、堀口捨己が設計した小出邸


疲れてしまったので前川邸の隣にあった小出邸(↑)の1階部分だけ見て見学終了。
園内に復元された建物全て見るのは私の体力じゃ無理だわ。再びビジターセンターへ戻り、ミュージアムショップを覗いてから外へ出る。

帰りに吉祥寺に立ち寄り、私がカフェで一休みしている間に夫はビースクエアードへパンを買いに行ってくれた。家に着いたのは15時頃。 万歩計は8,011歩をカウント。そこまで沢山歩いた訳じゃないのに、日光をたっぷり浴びたせいなのか酷く疲れた。喉と頭も痛いぞ。

たてもの園に行くと珍しい物が多くて、つい欲張って写真を撮ってしまう。セーブしたつもりが結局300枚ほど撮ってしまった・・・また指が腫れるな(苦笑)。それはともかく、新緑シーズンのたてもの園を満喫できて楽しい一日だったよ。