2022年10月4日火曜日

9/30 帰省2日目/岡谷


目的の駐車場を探す父娘(駐車場が8つもある)

妹が運転する車で岡谷市にある「鳥居平やまびこ公園」へ行ってきた。
当初は美ヶ原高原へ行って牛でも見ようかと計画していた所、父に「標高が高くて寒いし駐車場からかなり歩くよ」と言われて止めた。代わりにこの公園を薦められたってワケ。


<中央ひろば> 動物達の奥にある階段を上るのだ↑

父と妹2人は数年前に来た事があるそうだけど、私は今回初めて(そもそも岡谷に行った事がない)。公園頂上にある「展望ひろば」に近い駐車場を探すのに少々迷い(ナビがうまく働かず)、一度車を降りて園内マップで位置を確認。



やっと駐車場に車を停めて「中央ひろば」へ。
芝生の広場の傍らに動物のオブジェ(遊具?)があり、テーブル席やベンチで休憩している人の姿が目に入る。売店や自販機、レンタサイクル、トイレも完備されている。

よし、ここから散策開始だ!
・・・と思いきや、私以外の3人は売店へ行って抹茶ソフトクリームを買ってきた→

妹に借りた上着を2枚も羽織り、ネックウォーマーにリストウォーマーまで付けていた私は当然パス。晴れていても寒いのよ。

前方に見える建物はミュージアムと展望台

皆がソフトクリームを食べ終わったところで長い階段を上って展望ひろばへ向かう。
3年半ヨガやって多少筋肉が付いてきたせいか、あまり苦労せずに階段を登りきれたので皆が驚いていた。標高1,000Mの高台は空気が澄んでいて思わず深呼吸。紅葉も始まっていた。



レストランとスカイラインミュージアムの脇を通ると目の前には緑の芝生と諏訪湖、その後ろに八ヶ岳連峰が見える。何だか絵本の中に出てきそうなこの景色に大興奮!



パンダと鹿のオブジェ、遊具が意外にもいいアクセントになっているのよね↑
他に誰も居なかったのでふかふかの芝生に寝っ転がって撮影したり、いい大人が童心に返ってはしゃいでしまった(笑)。


湖畔に稲刈り前の稲田も見えた

東京じゃ味わえない開放感と眺め、最高だったなぁ。
やまびこ公園、素晴らしい眺めが見られる場所です。ガイドブックには載っていない穴場だよ。
行きの階段を使わずに雑木林の中の道を通って戻ろうと思ったら、また迷ってしまった。




予定より公園に長く滞在してしまい、急いで車に乗り込んで事前に調べておいた蕎麦屋へ。
営業時間が終わる30分前に入店。私は「小盛り蕎麦(↑)」を、父は大盛り蕎麦とビール大瓶、妹達は盛り蕎麦とおやきで少し遅いランチ。皆よく食べるなぁ。



三角屋根とピンクの壁が目を引く

30分弱で何とか食べ終わり、お次は「イルフ童画館」へ。
岡谷市出身の画家、武井武雄の作品を展示している美術館で、ここも私は初訪問。




まず1Fの受付で入館料510円を払ってエレベータで3Fに上がり、企画展「武井武雄とキンダーブックの世界」の鑑賞からスタート。

思ったより広い展示室には武井が幼児向けの月刊絵本、「キンダーブック」の為に書いた作品がずらりと並んでいる。

デフォルメされた小さな子供や動物の表情や動きがユーモラスですぐ魅了された。
文字が読めない幼児にも視覚的に分かるように構図やデザインが工夫され、細部まで描き込まれていて大人が見ても面白い。



企画展を一通り見てから同フロアにある別の展示室へ。

←武井が「余技作品」と呼んでいたコースターや絵入りの小さな陶額が展示された部屋。
ステンドグラスは刊本作品の「迅四郎の窓」の世界を再現しているそう。


この部屋には刊本作品とそれを入れる専用箱が展示されている↑
刊本作品」とは武井武雄がライフワークとして手掛けた私家本。 作品のテーマに合わせて挿絵に用いる技法、物語の文章やテキスト、造本など毎回違うやり方で制作された。


小さく切った色紙が貼り付けてあって細かい!

約50年間に139冊の刊本作品が部数限定で制作され、購入できるのは登録された会員だけだったらしい。イルフ童画館では139冊の中から15冊くらいを入れ替えて展示しているそうだ。
実物を見ると全ての作品が凝りに凝って作られた事がよく分かる。



アイスにラムラム王のカードが刺してある↑

3Fを見るだけで疲れ果て、2Fの「モーリス・センダック展」はささっと見て終わり。
一休みしようと1Fにある「カフェ ラムラム」に入り、妹2人はアップルパイ(↑)とカフェオレ、父はバニラアイス、私はブレンドコーヒーを注文。天井が高く木のテーブルと椅子が落ち着く。




←武井作品に出てくる「ラムラム王」が描かれたマグカップの下にこのコースターを敷いてもらった。
しかも「お土産にどうぞ」ともう1枚頂く。勿体なくて使えん。

コーヒー400円がチケット提示で300円。
アップルパイとカフェオレで600円、良心的な価格だ。店員さんも感じよく皆大満足。


やまびこ公園で体力使った後だったから展示全ては見れず、ミュージアムショップも覗けなくて少し心残り。気に入ったのでまた機会を作って再訪したい(ここなら電車で行けるし)。



初めてのコメダ珈琲、豆乳ラテ頼んだ↑

遊び疲れてクタクタだったけど、夜は友人との夕食で再び外出(父はダンス教室へ)。
目星を付けていた店2つとも予約でいっぱいで入れず・・・友人の車でどこか他にないかとさまよってコメダ珈琲に入る。人が少なく広い席でゆったり寛げて結果オーライ。
3年ぶりの再会で話が弾み、気付いたらラストオーダーの時間まで滞在していた。


そんな訳で帰省2日目は盛り沢山の一日だった。
やまびこ公園を推薦してくれた父、防寒着を貸してくれた妹、運転してくれた妹、そして時間を作って会ってくれた友人、皆に感謝です。ありがとう!

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