2022年11月8日火曜日

皆既月食


東京は18:09から月が欠け始める。↑18:27頃の月


週末に張り切ってヨガをやったら腰痛が再発。一体何やってるんだと自分に呆れる。
またもや腰を気遣いながら動いているので、皆既月食が今夜見られると知った時は「この目で見るだけ、写真は撮らない」と思っていたのに。


徐々に地球の影に覆われてきた


いざ月が欠け始めるのを目にしたら我慢できずに望遠レンズを出してしまった。
数打てば少しは当たりがあるだろうと、手持ちで腕をプルプルさせながらの撮影・・・腰は痛いがこんなチャンスは滅多にないと思うと止められず(苦笑)。


18:44頃の月


それ程までに引き付けられる、神秘的な現象だった。
考えてみると日食は見た事あるけど、月食って見た事あったっけ?? このブログ内で検索しても月食関連の記事はなかったし、少なくとも写真は撮った事がない。


19時頃の月。もう殆ど影に隠れてしまった


皆既食(月が地球の影に完全に隠れている状態)は19:16から20:42まで続き、この間は月が「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる赤黒い色に見える。そして皆既食が終わると月はまた徐々に地球の影から抜けて23時前には元の姿に戻った。(詳しくは国立天文台のサイトへどうぞ)

腰が限界で赤黒い月は撮れなかったものの、欠け始めから影で覆われる所までは見れた。
こんな途方もないスケールの自然現象を目の当たりにすると、自分がいかにちっぽけで頼りない存在なのかよく分かる。人間はこの広大な地球、果ては宇宙の一部なんだと。

人間が生まれる遥か昔からあった地球、空気と水、緑があり多種多様な生物が住む奇跡の星・・・これ以上に大切なものがあろうか。 夜空を見上げて「人間はもっと謙虚にならないといけない」とよく夫が言う言葉を思い出し、その通りだなぁとつくづく感じた。

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