2022年11月4日金曜日

肥後細川庭園


肥後細川庭園の正門


先日Googleマップでたまたま見つけた、「肥後細川庭園」を初訪問。
この庭園の歴史をざっくり説明すると・・・江戸後期に熊本藩主の細川家の下屋敷があった場所を東京都が買収して1961年(昭和36)に「新江戸川公園」として開園。後に文京区へ移管され、2017年(平成29)3月に名称が「肥後細川庭園」に変更され現在に至る。




庭園へは都電の早稲田駅から歩いて行った。案内には徒歩5分と書いてあったけど、私の足では10分弱かかった。

超久しぶりに乗った都電→
街の景色がすぐそこに見える感じがいいね。

1Fの喫茶では抹茶と菓子が頂ける(600円)

正門から入ってまず「松聲閣(しょうせいかく)↑」のトイレを借りる(笑)。
かつて細川家の学問所として使われ、大正時代には細川家の住居に改修された建物。現在は1Fに喫茶室、集会室が、2Fは展望所があるらしい(←後から知った)。



中門をくぐっていざ庭園へ。
大池(と言う程大きくない)の周りに色づいた木々が見えてテンションUP!
↑この写真の左の小道へ行くと・・・



松聲閣の別サイドが見える↑ この2Fの部屋から庭を眺められるとは知らず、この時は建物の外観を見ただけ。きっと良い景色が見れただろうに・・・事前に調べていなかった自分に喝!


庭師があちこちで作業していた

地図を見ると松聲閣の裏手にある広場から高台を上るコースもあったけど、そんな体力はないので中門へ戻り今度は右の小道を進む。青空をバックに赤や黄が映えるなぁ。
こじんまりとした庭園に来園者の姿は少なく、のんびりとした雰囲気で落ち着く。



南門に向かって池沿いに歩き、ふと振り返るとこんな景色が↑
松聲閣と雪吊り、青空と紅葉・・・秋だね。雪景色も絵になるだろうな。
ウェブサイトによると11/19~11/27は3年ぶりにこの庭がライトアップされるらしい。






池に架かる石橋まで来たら南門はもうすぐ。
橋のたもとで着物姿の新郎新婦が記念撮影をしていた。撮影には申し分ない日和ですな。


← 池の周りに沢山咲いていたこの花、
家に帰ってから調べたら「ツワブキ(石蕗 )」という名前だった。
葉っぱが丸くて蕗の葉に似ているなー、と思ったのはあながち間違いではなかった。

薄暗い日陰でもぱっと目を引く鮮やかな黄色、何だか元気が出る。


高低差のある池泉回遊式庭園だけど私達は平坦なコースを歩いて散策終了。
こじんまりとした庭は手入れが行き届いていて美しく、短時間でも景色を十分楽しめた。 これで入園料が要らないなんて驚き。松聲閣からの眺めを逃した事だけが残念だった。



川には大きな鯉やカモ、サギも居た




南門から庭園を出て、神田川沿いの遊歩道を歩いて江戸川橋駅へ向かう。

川の両端に続く桜並木が赤く色付いている。春から秋まで見ていて飽きない、散歩にはもってこいのコースだね。

↑2つ並んだ滑り台って珍しいかも?

椿山荘エリアを過ぎて少し歩くと江戸川公園の敷地に入る↑
昼休憩する人々に混じって私達もベンチで一休み。歩くと汗ばむ陽気で持ってきた水もほぼ飲んでしまった。お腹も空いて足が重いけど、もう一踏ん張りして駅へ。



地下鉄で市ヶ谷へ移動してBunCoffeeへ行く→
しかし店内は満席、目当てのベーグルサンドも売り切れていた(涙)。1年ぶりにランチを食べに行ったのに、がっかりだ~

ともかくこの空腹を何とかしないと動けん!って事で、バッグに忍ばせておいたショートブレッドを夫とシェアした(駅近くの緑地にて)。



僅かでもエネルギーを摂ったので動けるようになり、何とか帰りの電車に乗った。
ヨレヨレで帰宅し、食べ損ねたランチの代わりに少し食べた。万歩計は8,618歩カウント。

腰の違和感が取れてようやく紅葉を見に行けたのは嬉しかったけど、空腹で歩き回ったのはしんどかったわい。こんな事もあろうかと緊急用スナックをバッグに入れておいて正解だった。
さてさて東京はまだまだ紅葉の季節、次はどこへ見に行こうかな?

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