ひっそりと佇む小さな四合稲荷 |
新しいPCとソフトに苦戦している最中、しかも腰にまだ違和感があるけれど・・・紅葉は待ってはくれないんだぜ、って事で(?)夫と赤坂にある氷川神社へ出掛ける。
溜池山王駅の地上から飲食店が点在するエリアを通り抜け、氷川坂に面した参道より境内に入る。一の鳥居をくぐると左前方に太鼓橋が、右前方に「四合稲荷(しあわせいなり)」がある。
神社のサイトによると、名前の由来は1898年(明治31)に氷川神社近くにあった4つの神社を合祀した事から来ているらしい。
私達以外に人の姿はなく、静けさの中で鳥の声だけが聞こえる。お稲荷さんにじっと見られているような不思議な感じがした。
四合稲荷の左手奥にある西行稲荷はスルーし、社殿へと続くこの長い階段を上る (階段の上には人の気配有り)。
←写真じゃ分かりにくいけどステップの面が斜めに傾いていて、上ると足腰に結構な負荷がかかる。ゆっくり上ると逆にキツそうで、手すりに掴まって一気に上った。
階段を上り切ると左手に大きな銀杏の木とその奥にある遊具で遊ぶ親子の姿が目に入る。
この大銀杏、樹齢は約400年で幹周りは約7.5Mもあるそうな(先述のサイトより)。
東京大空襲で幹の大部分を焼失したとは思えない、大きくて存在感のある銀杏の木。
黄色の絨毯はふかふかして歩くと足裏が心地よい。どんぐりも落ちていたよ。
三の鳥居(氷川大明神と書いてある) |
境内の紅葉を満喫してから三の鳥居をくぐり、いよいよ社殿へ。
左に手水舎、右に神社に寄付した人の名をずらりと記した板が立っている。この手の板ってよく神社で見かけるけど必要なんだろうか。自分の名を宣伝するみたいで何だか嫌だな。
1730年に徳川吉宗の命により建立された |
それはともかく、社殿までやって来た↑
思ったよりこじんまりとしたこの社殿は再建されたものではなく、建立当時からの建物らしい。大銀杏も社殿も戦火や震災を免れてよく残ったね。信仰はないが手を合わせてお参りした。
「本氷川坂」沿いにある鳥居 |
大都会の中にあるとは思えない、木々に囲まれた神社は歴史の重さみたいなものを感じさせた。 今年1月に行った日枝神社や豊川稲荷と違って仰々しくない所が良かったのかも。
行きとは違う、別の一の鳥居(↑)から神社を後にする。
外苑東通り × 六本木通りの交差点 |
それから住宅街を歩き、小さな公園を抜けて六本木の大きな交差点へ出る。この辺りに来ると通りには人が溢れ、頭上の高速では車が音を立てて走っている。これが都会の喧騒か。
照明暗めで落ち着く店内 |
横断歩道を渡ってウェンディーズ六本木店(↑)にてランチ。
都内にあるウェンディーズ全店に行くつもりか?ってな勢いですが・・・外で値段と質に見合う食事、と考えるとファーストフードに敵うものがないのよね。
いつもは飲み物とフライは夫とシェアするところ、今日はかなり空腹だったのでコンボを2セット注文した→
混んでなかったのでソファに座ってゆったりと寛げた。
黒いオブジェは安田侃の作品「妙夢」 |
食後は久しぶりに東京ミッドタウンへ立ち寄る。
イーストサイドに新しくスタバが出来ていて、以前ウエストサイドにあったスタバは別の店になっていた。スタバ、そこらじゅうにあるな。
半屋外のイベントスペース |
ここまで来たからには芝生広場を見ようと2Fへ行くと、何やら工事中でガラス越しとは言え眺めはイマイチだった。恐らくクリスマス用のイルミネーションを設置しているのだろうと思われる。
最後にB1FにあるDEAN & DELCAへ。
店はクリスマス一色!アドベントカレンダーやソックスに入った菓子とか、見るだけで楽しい。
しかし私の目当てはこの時期にだけ販売されるイタリアの焼き菓子、バーチディダマとカネストレッリ。 棚に置いてあるのを見つけて購入し帰りの電車に乗った。
帰宅したのは15時近く。くたびれてベッドでしばらく横になった。
万歩計は8,685歩をカウント。赤坂は文字通り坂が多く運動にはなったけど筋肉痛になりそう。
初めて行った氷川神社は大銀杏が印象的で、思いのほか心が落ち着く場所で気に入った。機会があれば再訪してみたいな(新緑の季節も良さそう!)。
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