ルノワール展と庭園美術館

今日は父と妹3人と私の総勢5人で美術館へ行って来た。
名古屋から来た3番目の妹とは1年半ぶりくらいに会ったけど、大分元気そうだったので安心した。


さて、まず父が一番のお目当てにしていた「ルノワール～伝統と革新」展を見に、国立新美術館へ。相変わらずこの美術館は美しい。



会期も終わりに近づいていたせいか、休日だからなのか、結構人が居てゆっくりと鑑賞できなかったけれど、ルノワール独特のふんわりとした筆使いと何とも言えない淡い色合いが春にぴったり！だと思った。
やはりポスターや絵葉書などの印刷物と実物は全然違う。美術館へ足を運んだ甲斐があったというもの。


見終わって心洗われた気分になった所で、予想していた通り、妹達が「お腹空いた～！！」と言うので、事前に調べておいた美術館の近くにあるデンマーク料理のお店へ向った。



デンマークの国旗が掲げてある店の入り口には桜の枝が活けてあって素敵な感じ。
少しランチタイムには早い時間帯だったので、店は空いていてすぐに座れた。

メニューを見たらどれもお値段高めだったので、妹達の懐具合を思わず心配してしまったけれど･･･（苦笑）とりあえずそれぞれ選んだものをオーダー。

私はカロリーの事は忘れて（？）エッグベネディクトのプレートを食べた→

とろ～り卵とベーコンの塩気が好相性で、添えられていたアスパラやポテトも美味しかった♪

お互いの近況報告をしながら、皆もそれぞれのプレートを堪能した様子。
父は最後にアイスクリームまで食べていたし･･･さっき美術館でサンドイッチ食べたのに、よく食べるわ（笑）

お腹いっぱいになって店を出て、ミッドタウンへ向う。
東京の新名所となって早3年、記念イベントの一環として大きなショートケーキがどどーんと置いてあった。

上のデコレーションクリームが結構リアルで面白かった。
本当のケーキだったら子どもたちが大喜びしそう。


外の空気は冷たいけれど、建物内に入ると暖房が効いて暖かく、桜を使った大きな生け花（と言うのか？）があって春らしい気分になった。



ミッドタウンへは父と何度か来た事があるので、今回は何も見ずにそのまま六本木駅へ向かい、目黒駅まで移動。
お次の目的は今月25日から建物公開をしている庭園美術館であります。



美術館までのアプローチには桜の木があって、日当たりの良い所では三分咲き程度に花が咲いていた。


年に一度だけの建物公開展では、この時に限り内部の写真撮影が許可されるとあって、かなり前から心待ちにしていた。人が多かったので写真撮るのが難しかったけれど、アール･デコの美しい館の内部をカメラに収める事が出来て良かった。





市松模様の大理石の床がモダンな「ウィンターガーデン（↑写真下段、一番右）」は今回初めて見る事が出来た。赤いテーブルと椅子もおしゃれ！


感激してシャッター切っていたら、妹達に「ちょっとは休憩したら？？」と注意されてようやく自分の脚が悲鳴を上げている事に気付く･･･ホント私って懲りない人間だわ（苦笑）。
庭に点在するオブジェをいくつかカメラに収め、体が冷え切ったのでそれ以上粘るのは止めて駅へ戻り、カフェで休憩。



その後、私は申し訳ないけど途中棄権させてもらって帰宅。
さすがに夜まで父達に付き合う元気なし･･･アルコールが飲めない私は恵比寿で父と一緒にビールを楽しむ事は出来ないしね^^;

3番目の妹からは名古屋限定のスタバのタンブラーとコーヒー、父からは斑尾高原農場のあんずジャムをお土産に頂きました♪どうもありがとう！！

私は何か用意出来れば･･･と思っていながら何も用意出来なかった（汗）
今度遊びに行く時は何か美味しいものを持って行きます！

鉄剤を服用するようになって、以前より息切れせずに歩けるようになったのは嬉しいけど、さすがに今日は歩き過ぎて疲れた･･･。
皆も歩き疲れただろうからゆっくり休んでね～。
今日は楽しかったよ！
また機会を作って一緒に美術展へ行けるといいね。