甲子園終わり

毎日楽しみに見ていた甲子園も今日で終わり。

私の故郷である長野の長野日大が大敗した対戦相手、愛知の中京大中京と新潟の日本文理との戦い。
どの選手も筋トレで鍛え上げたのであろうムキムキボディでがんがんと力強く打って来る中京大が間違いなく今回も試合の初めから大量点を取って来るだろうと予想していたが、序盤は2－2と同点になってから締まった戦いになった。
両チームのピッチャーの力投が光った。（日本文理の伊藤投手は落ち着きのある良い表情をしたピッチャーで好感が持てた）

が、6回裏で相手のエラーも手伝って中京大が怒涛の如く一気に点を入れてあっという間に8－2という結果に。私も彼も何となく日本文理を応援していただけに、がっくり～。
しかし、たとえ外野が諦めようとも、とにかくこの日本文理の選手達は決して諦めない。常にアグレッシブな戦いを見せてくる。そのひたむきな強さに魅せられ、どんどんとTVに釘付けになった。（彼もこの時辺りから完全に仕事の手を休めて観戦する・笑）

そして10－4というスコアで迎えた9回表の日本文理の最後の攻撃･･･
6点差もつけられていて、誰もがあと数分後には試合は終わると思っていたであろうに、選手達は純粋に自分達のやり方を見事に貫いた。もう、これはとにかく見た人にしか分からないだろうな、「すごい！」としか言えないプレイの連続に圧倒された。
2アウトになってからの粘りの反撃、有り得ないと思ってしまうような事が次々に展開され、最後は10－9という1点差にまで詰め寄った日本文理の気迫のプレイには甲子園全体が沸いた。
結局、中京大中京が逃げ切って優勝となったけど、力の差は殆ど無かったのではないかと思わせてくれる試合だった。

さすがは決勝戦！と言わんばかりの大激戦に感動し、涙してしまった。
何事も簡単に諦めちゃいかんのだな、と心の底から思わせてくれた選手達に感謝です。
甲子園って素晴らしい！（涙）。しばし、彼とこの感動に浸っておりました･･･
これが終わると夏も終わり。ちょっと寂しいけど、また来年の甲子園が楽しみ。

高校球児達よ、今年も素晴らしい戦いぶりを見せてくれて有難う。疲れた体をしっかり休め、また強くなって甲子園でプレイして下さい！