2025年7月17日木曜日

四谷/駐日韓国文化院


韓国文化院の外観 2009年設立


風はかなり強く吹き荒れているけど雨が止んだので、意気揚々として出掛ける。
考えてみたら夫と一緒に外出するのは先月半ばに伊勢丹へ行った時以来じゃない?、なんて言いつつ向かった先は、韓国文化院。四谷三丁目駅で降りたのも、この建物を訪れるのも初めて。


展覧会は入場無料、会期は8/2まで


正面口から建物へ入ると大きなロビーがあり、韓国文化を紹介する食器や絵、鐘が展示されていて休憩スペースもある。お目当はこのロビーの左側にあるギャラリーMIで開催されている展覧会、「今に続く柳宗悦の心と眼」-1937年の「全羅紀行」をめぐって(長いタイトルだ)。


このコーナーのみ写真撮影OK


今年迎える韓日国交正常化60周年を記念した展覧会。
1930年代に柳宗悦・河井寬次郎・濱田庄司らが韓国の工芸、それを作る人と使う人との出会いを求めて韓国を訪れる。その旅の足跡を辿りながら、日本民藝館所蔵の当時の韓国工芸、河井寬次郎、濱田庄司の作品の他、柳宗悦の肉筆原稿や関連写真などが紹介されている。

箒、漆器、器、竹細工、籠など日常で使われる物がそれが作られている地域と共に展示されていた。今まで意識した事がなかったけれど、韓国の手仕事無駄のないデザインで美しい。特に「小盤(ソバン)」と呼ばれるお盆と食卓を兼ね備えた小さな机が気に入った。


先ほど見た小盤と座布団が並んでいる


ほぼ貸し切りで展示を見れて大満足した後、エレベーターで4Fへ上がる。
ここには韓国の伝統家屋で書斎や応接間として使われた交流の場、「サランバン(舍廊房)」が再現されている。見学自由と書いてあったものの、部屋の中に入って良いのか分からず外から写真を撮った。伝統的な家具が配置され居心地が良さそうな空間。障子の組子のデザインが素敵。


瓦が載った白い塀で囲まれている


このサランバンの裏手にあるドアからハヌル庭園へ出られるのでここも見学。
ハヌルとは韓国語で「空」を意味し、その名の通り空が頭上に大きく広がって開放的。白い小石が敷き詰められた庭の奥にある不老門(ふろうもん)をくぐると・・・




醤甕台(チャントックテ)と呼ばれる甕(かめ)置き場があった↑
甕には主に伝統調味料であるジャン(醤油、味噌、コチュジャンなど)や穀物などが入っているそう。日本だったら味噌とかぬか床を入れるのかな。


売り切れているドリンクもちらほら


ちょっぴり韓国へ行った気分になったな~。最後に1Fの自販機で韓国の梨のジュースをお土産に買った。とうもろこしのひげ茶やシッケと呼ばれるお米のジュースなんかも売っていた。海外の食品はパッケージを見るだけでもワクワクするね。



昼に近付き日差しが強くなってきた


韓国文化院を後にし、旧甲州街道を新宿三丁目に向かって歩く。
大きな通りなので車の往来が激しいのが頂けないものの、初めて歩く道なので色々な物が目に入って楽しい。しかし強風と強い日差しの中を歩いていたらすぐに疲れてしまった。




ヨレヨレになってようやく新宿三丁目の交差点近くのウェンディーズに到着。いつものJr.チーズバーガーデラックスでランチにする。店内が寒いので温かいカフェラテで暖まる。ホント、電車でも建物内でも冷房が効き過ぎて困る!


もう梅雨明け間近な青空


ランチの後は伊勢丹へ行き、B1Fのリチュエルでパンを買い込む。とらやにも寄ったけど食べたいと思う生菓子が無かったので今回はパス。茶寮の前には順番を待つ人が何人も座っていた。かき氷目当ての人が多いんだろうな。私は断然あんみつ派だぜ(笑)。


頂いた展覧会の図録。カラーで説明も多く見応え有り


家に帰る頃にはすっかり晴れて気温も上昇、いよいよ梅雨明けしそうな気配。
万歩計は7,054歩をカント。2駅分歩いてもこんなもんなのか。

それにしても韓国文化院での展覧会も、4Fのサランバンとハヌル庭園も趣があって良かった。韓流ドラマやK-POPには興味ないけど、伝統的な韓国の建物や工芸品はもっと見てみたいと思った。
もう海外へ行く事はないだろうから、東京に居ながら異文化に触れられるのは嬉しい。他にも別の国で似たような施設があるのかな?ちょっと探してみようかしら。



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<2025/7/18 追記>

「梨」って書いてあるのかな?値段は120円だった

昨日買った、韓国のすりおろし梨のジュースをおやつに飲んでみた。
おー、確かに梨だ!(当たり前)冷やして飲んだけど甘さは十分、梨の果肉が入って想像していた味より美味しかった。もしどこかで同じのが売ってたら買っちゃいそう。



普段は原材料名をしっかりチェックするんだけど、全部ハングルで書かれていて読めない。
何か添加物が入っているんだろうけど、外国の飲み物を飲めたという物珍しさの方が勝った上に美味しかったので問題なし(笑)。

ところで・・・遂に関東地方は梅雨明けしたそうで。
来週は35度以上の猛暑日が多そう。そして熱帯夜でまた眠れぬ日々になるであろう。汗で体の水分がどんどん出る分、しっかり水分補給しなきゃ。何とか乗り切るぞー。

2025年7月16日水曜日

雨風止まず


本日のランチ:今年初の冷やし中華


7/10の夜に雨がたっぷり降って以来、東京は日中30度前後と割と過ごしやすい日が続いている。
梅雨が明けたらまた猛烈な暑さが戻るだろうから、何とかこの涼しい時に出掛けたい。そう思って天気予報を毎日チェックするも雨マークはなかなか消えない。


レモンシロップ やっと氷砂糖が溶け切った


明日、ポツポツ降る程度の雨なら出掛けよう!・・・昨夜は外出する準備をしてベッドに入った。そして今朝。起きて外を見たら雨風が激しく、計画はまたもや延期に。がっかり。
少しでも気分を上げる為にランチに好物の冷やし中華を作り、MLBのオールスター中継を見ながら食べる。9回裏で6-6の同点、最後はホームランダービーでナショナル・リーグが勝利する、という珍しい試合だった。(関係ないけどレッドカーペットに登場した山本由伸の格好に苦笑した)


ほんのり黄色のレモンシロップ(左)とレモンジャム(右)


午後は先週初めに仕込んだレモンシロップの氷砂糖が溶けたので、シロップと皮を別々に分ける。皮は使い切れるか分からなかったので細かく刻んでジャムにした。夕食後に食べるヨーグルトに添えて食べよう。レモン1個分なのでシロップは少ないけど、炭酸で割って飲むつもり。


いつか実物の「ゲルニカ」を見てみたい


それから時々聞こえる雨音をBGMに原田マハの「暗幕のゲルニカ」を夕方まで読む。
物語の舞台は第二次世界大戦前後のパリ、そして同時多発テロが起きた後のニューヨークとスペイン。ピカソが描いた「ゲルニカ」を巡る人達のドラマが過去と現代で交錯する。
史実を元にしたフィクション、と分かっていても登場人物の感情や会話がリアルな感じに描かれていて感情移入しながら読んでしまう。先日読んだ「楽園のカンヴァス」も然り。
天邪鬼な私はいわゆる「話題作」と騒がれる本には手を出す気がしない。しかし原田マハの作品を何作か読んでみて、彼女が人気作家であるという事に今更ながら納得したのだった。すっかりハマっております(笑)。

さて、予報によると明日の天気は曇りのち晴れ、だって!(信じて良いのかな)
梅雨明け前の最後のお出掛けチャンスになりそう。今晩は早く寝よ。

2025年7月9日水曜日

暑い梅雨


本日のランチ:自分で焼いた食パンで卵サンド


いやはや、毎日うだるような暑さですの・・・気付けば今月まだブログ書いてなかったわ。
先週初めに新しいエアコンを付けてもらったのは大助かりだけど、35度前後の暑さが続いてはじっとしていても動いていても汗を大量にかく。電気代は怖いがエアコンは一日フル稼働ですよ。


今回は水切りヨーグルトの代わりにサワークリーム使用。レモンジャム添え


食べるのが大好きな私でもここ最近は暑さで食欲が減退気味。ランチはつるつるした麺を食べる事が多いし、おやつはゼリーやアイスばかり食べている。 しかし今日はサンドイッチ作って、デザートはレアチーズケーキを食べた。たまには高カロリーなものも摂らねば痩せてしまう。


氷砂糖とレモンでシロップ作り。砂糖が溶け切るのを待っている


天気予報によると明日の夜から大気が不安定になって雨が降るそう。 これでやっと梅雨らしい天気になるのかな。湿気が高いのも不快ではあるが、とにかく夜の気温が下がって欲しい。

毎年のように異常気象だ何だと騒がれているけど、気温35度はもはや驚く数字じゃなくなっているし、気温上昇は止まりそうにない。家の前に打ち水したり、かき氷やスイカを食べて涼んだりする夏が懐かしいわ。

2025年6月30日月曜日

今月読んだ本


表紙の絵はアンリ・ルソー作「夢」


いやはや、6月最終日もあっつい一日だったな~。今年は梅雨はないに等しいね。
こう暑いと読書もなかなか進まない(新しいエアコンが設置されたらマシになるとは思う)。

今月読んだ本の中でも一番ワクワクして読めたのが、原田マハの「楽園のカンヴァス」。
物語はあるコレクターの大邸宅に2人の男女が招待される所から始まる。ニューヨーク近代美術館の学芸員ティム・ブラウンとアンリ・ルソー研究者の早川織絵、彼らはそこで未公開の作品を見せられる。その絵はアンリ・ルソーの作品、「夢」に酷似していた。
絵の持ち主は、正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。タイムリミットは7日間。果たしてティムと織江の出した結論は・・・

史実を元にしたルソーの名画を巡るミステリー。毎日1章ずつ読まされる謎の書を読み進めていく内に絵の背景が見えて来るのだけど、ピカソとルソーの関係がキーになっている。
作者の原田マハは美術館に勤務した事があり、キュレーターでもあるそうで。この本を読むとその経験が作品に活かされていると思う。ルソーって不思議な雰囲気の絵を描く人だな、という印象があったけど、この本を読んでじっくり絵を見てみたくなった。面白かった。


<今月読んだ本>
・野口晴哉/風邪の効用
・柳宗悦/手仕事の日本
・民藝 第869号 2025年05月号/特集:民藝が結ぶ地域社会 瀬戸からの発信(雑誌)
・佐藤愛子/こんなふうに死にたい
・リチャード・ブレナン/身体のデザインに合わせた自然な呼吸法-アレクサンダー・テクニークで息を調律する
・水木しげる/幸福のモト人生のモト
・桜沢如一/食養人生読本
・片山洋次郎/自分にやさしくする整体
・川手鮎子/心も体もやさしくととのう漢方養生の手帖
・原田マハ/楽園のカンヴァス
・水木しげる/ちゃんと食えば、幸せになる-水木三兄弟の日々是元気
・マージェリー・アリンガム/窓辺の老人(キャンピオン氏の事件簿 1)
・野田善子/野田琺瑯のレシピ-琺瑯容器+冷蔵庫で、無駄なく、手早く、おいしく。

2025年6月29日日曜日

父上京/丸の内でランチ


東京駅 丸の内南口


27日(金)に青森で開かれる同窓会に出席し、その足で栃木と千葉を旅行するついでに東京にも寄るから日曜に会おう・・・父からこんなメールを貰ったのが先週水曜の夜。町田に住む妹も来てくれるというので、慌ててスケジュールを調整した。相変わらず急なんだよね。


歩くのが遅い私は2人の後ろ姿を追いかける

11時に東京駅の丸の内南口で待ち合わせるも、全員が揃ったのが15分遅れ。父は一足早く東京に来て、佃島界隈を散策していたらしい。元気あるなぁ。ともかく、ランチを食べに丸の内仲通りを歩いてブリックスクエアへ向かう。


時間がなくて今回は美術展はパス

三菱一号館美術館前の広場に面したレストランに到着。でも満席ですぐには入れず。
ウェイティングリストには2組の客の名が書いてあったので、これなら大して待たずに入れるだろうと思ったのだけど・・・待てど暮らせど一向に呼ばれない。もう他の所へ行く?なんて話も出たけど結局あと少し、と粘って待ち続けて45分は待ったね。



ようやく名前を呼ばれて店内へ入ると物凄い反響音でうるさいこと!
それでもやっと座れたので良しとし、父と妹はまずビールで乾杯、私はホットコーヒーを飲む(中は冷房ガンガン効いて寒かった)。前菜として鶏のテリーヌのプルーン添えをシェアして食べる。


ハサミでピザを自分でカットして食べる

それからピザを食べたんだけど、チリが入っていて少し辛かったのが父にはダメだったようで。アカラシアが発生してしまい、以降何も食べられずビールをちびちび飲んで食べ物が下りていくのを待った。そんな訳でそれ以上は何も頼まず支払し、外へ出た(どのみち長居したくなかった)。


有楽町駅前広場 カンカン照りで暑い!

アカラシアが落ち着いたと父が言うので、気を取り直してあんみつでも食べに行こうと有楽町の交通会館の地下へ行く。しかし目的の甘味処は清掃中とかでやっていなかった。それで同じ店のイトシア店へ行くと、ここは長蛇の列が出来ていて(しかも外国人ばかり)すぐさま諦める。




それならば有楽町フォーラム下にあるカフェはどうだ、と行ってみるとここも満席。日曜はこんなに混むのか!

ちょっと座ってお茶がしたいだけなのに入れる場所がない・・・久々に都会の人の多さを呪いたくなったわ。

父が乗る電車の時刻も迫っていたし、もう東京駅へ戻ってその周辺で店を探す事にして来た道を戻る。暑くて汗だらだらかいて、脚も痛くて私は2人の後ろをついていくのがやっとだった(涙)。


そうそう、有楽町フォーラムの広場で大江戸骨董市がやっていた↑ いつか行ってみたいと思っていたけど、今回は見る時間も気力もなし。沢山の人で賑わっておりました。



そうして再び東京駅へ戻り、まず父がロッカーに預けた荷物を取ってからカフェを探すも・・・どこもいっぱい!本当イヤになっちゃうね。そうこうしている内に父が乗る電車の時間が迫ったので、成田線の乗り場で父と別れる。「また来るわ!」と元気に去って行ったよ。すまんね、父よ。


妹はブラッドオレンジとマンゴー、私はブラッドオレンジのみ

残された妹と私は意地でもどこかで休みたくてウロウロしていたら、以前夫と入ったイータリーのロゴが目に入った。中へ入ってみると隅に空席があったので迷わず座る。ジェラートを食べてからカプチーノも飲んで生き返った~(笑)。

そんな訳でせっかく2年ぶりに3人で会ったのに、話が出来たのはレストランでの待ち時間の時だけ。あとはひたすら店を探して歩きまくって終わったという・・・不完全燃焼な再会であった。
それでもお互いの顔を見て少しでも話が出来たのは嬉しかった。父は最近歩くと股関節が痛いそうだが、青森でも栃木でも歩いて観光したみたいだし、明日は千葉を歩き回る事であろう。
先月で77歳になった父、まだまだ元気で有難いです。次は店は予約して入ろうっと。

(万歩計は10,965歩をカウント!歩き過ぎた)

2025年6月26日木曜日

エアコン壊れる、虹


朝までフツーに動いていたのに・・・


あぁ、昨夜も暑くて寝苦しかった。エアコンの番人(私)は夜中から朝方にかけて何度も起きるので寝た気がしない。睡眠不足は昼寝で補っているけど、たまに寝過ぎてしまうのは困りもの。

それはそうと、この暑い最中にメインで使っている台所のエアコンが壊れてしまった!!
朝、夫が「少しだけ掃除するから一旦消すよ」とエアコンのコンセントを抜いて掃除してくれた。その後コンセントを差し直し、リモコンの電源を押すも全く反応しない。何~?!

早速夫が大家さんに連絡すると業者を連れて昼前に見に来てくれた。
・・・が、「これはもうダメみたいですね」とな。ならば新品に交換してくれるだろうと思いきや、このエアコンは前の住人が置いていった物なので大家は関知しない、エアコンが欲しいなら自分で買って付けてね、って事らしい。これは痛い出費になりそう(涙)。 とりあえず来てくれた業者に見積依頼をしたのに夕方になっても連絡なし。やれやれ、明日もう一度催促しなければ。

今日は普段殆ど使わない居間にあるエアコンをつけていたけど、冷気が他の部屋まで届かないので家中が蒸し暑くジャングルに住んでいるかのようであった。火を使って料理するだけで汗だく、ヘロヘロに疲れる。早く新しいエアコンを付けない事には干からびてしまうよ。


よーく見ると虹の外にもう一つの虹がうっすら見える↑


そんな残念な一日の終わりに、超久々に虹を見た。
夕暮れ時に夫が「虹が出てる」と言うのでバルコニーに出てみると、空に大きな半円状の虹が架かっていた。コントラストが弱くてカメラでは上手く撮れなかったけど、この目でしっかりと見ましたよ。幻想的で目を奪われるね・・・5分くらいで消えてしまった魔法のような一時。
たまたま見れてラッキー、何だかいい気分になれたのだった。

さてと。今晩は居間のエアコンつけて、サーキュレーターを回して寝室に涼しい風を送る作戦でおりますが・・・ちゃんと眠れるかな。また寝不足になりそうな予感(苦笑)。

2025年6月24日火曜日

赤しそジュースを作る


赤しそ約300g


梅雨入りしてから晴れの日が多かったけど、今日は曇って時々パラパラ雨が降った。明日は一日雨の予報なのでやっと梅雨らしい空模様になりそう。最低気温はなかなか下がらないね。

話変わって。夫が自然食料品店で赤しそを買って来てくれたので、慌ててネットで作り方を検索して午後から作ってみた。材料は赤しそ、氷砂糖(砂糖は好みのもので良い)、りんご酢の3つ。
ビニール袋からしそを出したら思った以上に嵩(かさ)があって洗うだけでも一仕事だった。




大きな鍋に水1.5Lを沸かし、しその葉を入れていく。嵩があるので菜箸で押しながら全量入れて5分ほど煮る。火が通ると赤い葉が緑色に変わり、煮汁は赤紫色になった。台所がしその匂いに包まれる。



まだ鍋底に氷砂糖の溶け残りが見える↑


ボウルを下にセットしたザルに煮汁をあけ、再び煮汁を鍋に戻す。葉は熱いので冷ましておく。煮汁に氷砂糖を加え、完全に溶けるまでお玉でかき混ぜる。粗熱が取れた葉を夫にぎゅーっと絞ってもらい、余すところなく汁を全て鍋に入れる。最後にりんご酢を加えてそのまま冷ます。





冷めたらジュースを保存瓶に移し替える。思った以上に沢山出来た。
そのまま飲んでみたら少し濃いので炭酸で割って味見した。しその良い香りはするけど、何だか薄い感じ・・・水が多かったのかなぁ。濃縮タイプのシロップにしたいので、次回作る機会があれば水を少なめ、砂糖とりんご酢をもう少し増やしてみよう。

これで我が家の冷蔵庫には生姜シロップ、コーラシロップ、これから出来る梅シロップ、そして赤しそジュースの4種のドリンクの素があるわけだ。夏は寝不足で汗だらだらかいて疲れやすい時期だけに、お楽しみドリンクがあるのは心強いね。

2025年6月19日木曜日

外来日(プレ微減)




梅雨は一体どこへ行ったんだ・・・今週は雨は降らず、晴れて猛烈な暑さが続いる。
昨夜も蒸し暑さで寝苦しく、エアコンを入れたり切ったりしている内に朝になった。寝不足の体を引きずるようにして家を出ると日差しが強烈。キンキンに冷えた電車に乗って病院へ向かう。

病院に着くとやはり冷房が効いて寒い。今日は何だか患者が少ない気がするぞ。
採尿・採血は殆ど待たずに済み、膠原病科の外来窓口で受付。それから医療券の更新手続きに必要な書類を文書係へ提出し、血圧測定。1時間半ほど待って診察室へ呼ばれる。

主治医から変わった事はなかったかと訊かれ、5月の連休中に風邪を引き、熱を出した数日間で右手親指の潰瘍が治ったと報告する。「へぇ、それは良かったね」と言われたが、本当にそう。高熱で指先まで血液が巡ったお陰で肉が盛り上がって穴が塞がってしまったのには自分でも驚いた。

血液検査の結果では、抗DNA抗体値が7.1→5.3 IU/mLと低くなって基準値に戻った。
これにて火曜日のプレドニンを1mg減らしてもらえる事になり、これで土曜だけ3mg/日、それ以外の曜日は2mg/日になった。プレドニン「ゼロ」に向けて少しずつ前進だね。

それ以外の検査項目では、CRPは少し下がるもCK値は316→350 U/Lで基準値より高いまま。相変わらずLDやアルドラーゼも基準値より高く、どこかの組織が破壊されている模様。尿酸値もずっと基準値より高いので気になると主治医に言ったら、「これくらいの値は男の人では正常値だからね、心配要らないよ」との事。父の家系の男衆はもれなく痛風やっているから、ちょっと怖い。

処方箋を書き換えてもらい、次回の予約を取って診察終了。
いつもより空いていたせいか、今日はそれ程待たずに会計を済ませて病院を出れた。帰りに幾つかの用事を済ませ、汗だくになって帰宅したのが13時過ぎ。暑いだけで疲れる。

ともかく、今年2月以来のプレドニン減量は嬉しい。
夫は「そんなに減らして大丈夫?」と少々不安げだけど、減らし続けないとゼロにはならないからね。頼むから再燃しないでくれよーと自分の体に念じつつ・・・

2025年6月14日土曜日

梅シロップ仕込む




いつも利用している自然食料品店で今年も青梅を予約して買おうと思っていたところ・・・今年も昨年と同じで梅の収穫量が少ないのでどのくらい数を確保できるか分からない上、値段も3,000円もすると知って今年は梅シロップを諦めようと予約しなかった。




しかし昨日夫が店へ行ったら無農薬の青梅が1袋だけ売っていて、まぁまぁ綺麗な状態だったので買ってきてくれた。1kgで税込み3,240円!もうこれ以上高くなったらホント諦めるよ。
大粒で傷みの少ない、群馬県産の青梅。今まで三重県か奈良県産の梅を使う事が多かったので珍しく感じる。産地によって味に違いはあるのかな。


出来上がりは約2週間後


本日、昨日洗って冷凍庫で凍らせた青梅と甜菜糖を保存瓶に交互に入れて仕込み完了。
今年はこの1kgだけなので、出来上がったシロップは例年以上に大切に頂きますよ。

今はもうないけれど、昔は長野の実家にも祖母の家の庭にも梅の木があって毎年何10kgと収穫した。自家製の梅シロップや梅酒、梅干しなんてものは今思えば贅沢だったな。
そうそう、どこかで有機の赤しそが手に入ったら赤しそシロップも作ってみたいと思っている。もう時期的に遅いのかな?夫に今度店で見て来てもらおう。

2025年6月12日木曜日

伊勢丹新宿


伊勢丹新宿店の外観


2日間雨が降っていたけど、今朝は薄曇りで朝から気温がぐんぐん上がる。
せっかくの梅雨の晴れ間、夫が月イチで行く伊勢丹での買い出しに今回は私も付いていく事に。まずは伊勢丹の向いにある京王フレンテB1Fのウェンディーズでバーガーランチ。


このゲートの隣からエアコンの室外機の爆音が鳴り響いていた


それから伊勢丹へ行き、エレベーターで屋上へ上がる。
以前から屋上にあるアイ・ガーデンと名付けられた庭園へ行ってみたいと思っていたのよね。ゲートの向こうに青々とした芝生が見えてワクワク↑


ステージの上には子供用の遊具が並んでいた


周りには桜やもみじの雑木林があり、所々に花も咲き、人も少ないのでいい感じ。伊勢丹の「伊」マークが大きく見えるし、その奥にはドコモタワーも見える↑ 飲食店はない。


「朝日弁財天」と書かれている↑


庭園の隅に小さな神社もあった↑ 確か東武池袋の屋上にもあったような?
ここで社員が商売繁盛を願ったりするんだろうか・・・


ハナミズキかな?日陰でまだ咲いていた


西武池袋の屋上庭園のように色々な種類の花が植えられている訳じゃないので、華やかさには欠けるものの、全体的にグリーンで統一されて落ち着く。秋に来たら紅葉も見れそう。




アイ・ガーデンをぐるっと歩いて緑を堪能した後は、再びエレベーターで地下へ。
相変わらずデパ地下は人が多く賑わっている。目的の買い出しの前に虎屋茶寮へ行き・・・



夫は煎茶だけ飲んでいた


ずっと食べたかったあんみつ(↑)を頂きました♪(黒みつをたっぷりかけて)
涼し気なガラスの器に色とりどりの寒天、赤えんどう豆、青梅の甘露煮、そして主役のあんこが美しく盛られ、目にも舌にも美味しい。一緒に頼んだ煎茶は甘くてまろやかな味わい。

しばし優雅な時間を過ごした後はお土産に生菓子も買い、それからリチュエルへ行ってパンや焼き菓子を買い込む。あとはグローサリーコーナーでカレー粉を買って買い出し終了。


虎屋の「紫陽花」と「初蛍」


暑くて汗をかきつつ帰宅したのは14時過ぎ。
電車や店の中は冷房が効き過ぎて寒いし、屋外は容赦なく暑い。これだから着ていく服選びに迷ってしまう・・・ともかく寒さ対策のストールや羽織るものは忘れずに持っていかないと。

夫がまだ食べ足りないというので、虎屋で買ってきた生菓子とカフェオレ(合わないけど)で一息つく。外出時間は短かったものの、贅沢なおやつに大満足の一日であった。

2025年6月10日火曜日

梅雨入り/養生あれこれ


あじさいの美しい時季でもあるね


気象庁によると関東甲信と北陸地方が梅雨入りしたそうで。
先月終わり頃から気温も湿度も高くて既に梅雨みたいだったけど、これから更にムシムシじめじめの不快な日が続くのね。こんな湿度の高い時は、体の水はけを良くして胃腸に負担をかけないようにする事が大切らしい。

「梅雨の養生」で検索してみた所、雑誌「天然生活」のサイトで気を付けるべきポイントが幾つか紹介されていた↓

1. 胃腸に湿気を溜めやすい食べ物(冷たいもの、甘いもの、生もの、脂っこいもの、味の濃い物)は控える。常温より温度が低い食べ物は胃腸の負担を増やすと意識する。

2. 余分な水分を外へ出す為にも足湯や入浴などで体を温めたり、運動やストレッチで血流を良くして汗をかける体を作る。汗をかけるようになる=暑さに耐性ができるということ。

3. 雨で濡れた服や靴下はすぐに着替える。汗をかいたらこまめに着替える。洗髪後の髪もドライヤーでしっかり乾かして冷やさないようにする

ふむ、甘い物は食後のデザートと称して食べているけど、汗をかいたらすぐ着替えているし(ここの所、日に3-5回は着替える)、お風呂に入って汗流しているし、割と出来ているかも? ヨガは毎日しているけど外を歩くのは週2-3回が多いから運動不足かなぁ。


あとは梅雨時の食養生としてお勧めの食材リストがあったので参考まで↓

<体内にある湿気を、尿などでスムーズに外に排出するのを促してくれる食材>
・豆類:小豆、緑豆、スナップえんどう、そら豆、枝豆、いんげん豆
・ウリ科:冬瓜、きゅうり
・野菜:とうもろこし、レタス、緑豆もやし
・その他:きのこ類、春雨、海藻、あさり、小豆茶や黒豆茶などの穀物系のお茶

<発汗を促し、体内の気のめぐりをよくすることで、体内の水分を流れやすくする食材>
・スパイス類:とうがらし、カレー粉、山椒
・薬味系:しょうが、みょうが、しそ、柑橘の皮
・野菜:ピーマン

<胃腸の働きを高める、湿気で弱りがちな「脾」を養う食材>
・野菜:おくら、やまいも、モロヘイヤ、とうもろこし(ネバネバした食材は胃の粘膜を強くする)
・発酵食品:梅干し、味噌、納豆、米麹
・その他:いも類、穀類(大麦、あわ、きび)

ふーむ、この食材リストでよく摂っているのはきのこ類、海藻、唐辛子、カレー粉、生姜、梅干し、味噌、納豆かな。豆類は無農薬の良い物が手に入らないし、ウリ科は夫が嫌いだから食べない。でも昨年は私だけきゅうりのぬか漬けを食べていたから今年もやろう。オクラやとうもろこしも好きで食べたいけど、良いものが手に入るかどうかが問題だな。

養生や薬膳については最近になって本やマンガで少し知った程度。でも出来る範囲で生活に取り入れ、季節の変わり目に起きやすい体調の波を穏やかに出来れば良いな~と思っている。老いて弱っていく体に負担をかけず、薬を飲まずに不調を軽くする知恵があるなら活用しない手はないよね。