2023年10月19日木曜日

10/13-15 長野帰省


松本駅東口(気温21度と表示されているが肌寒い)


がんが治ったら長野へ帰ろう、と決めていた通り、2泊3日で帰省して来た。
初日の13日は金曜で妹2人は仕事だったので、松本駅に迎えに来てくれた父とまず蕎麦を食べてから(駅ビル内にある「榑木野」にて)松本を散策する。

ここ10年くらいは松本駅からタクシーで中町へ行くのが常で、駅から公園通りを歩くのは久しぶり。道路の舗装工事をしている最中だったけど、歩行者は脇を通れた。


1984年(昭和59)8月に開業

そうして松本パルコに到着↑ ニュースで2025年の2月末で営業を終了すると知っていたので、その前に写真を撮っておこうと寄った。昔ここの地下にあったブックセンターに時々行く程度だったけど、松本の中心部にあるシンボル的な存在だったのでなくなるのは寂しい。


通りの入口に「水と人形のまち 高砂通り」と書いてあった

パルコの中には入らず、そのまま道なりに進んで「高砂通り」へ入る。
人形店が立ち並ぶこの通りを歩くのはいつぶりだろう? 一本お隣の中町通りと違って人の姿も殆どなくひっそりとしている。父と古い建物を見つつ、あれやこれやと話しながら歩く。


井戸の奥に見える建物は瑞松寺

「源智の井戸」まで来てしまった。ここに来るのも久々だわ。
この井戸の水は城下町が作られる以前から飲用水として人々に利用されていたそう。近所に湧き水があるって良いよね。遠方からわざわざこの水を汲みに来る人も居るらしい。



高砂通りの端まで歩き、一旦国道へ出てから中町へ入る。
やはり中町通りは観光客の姿も多く賑わっていた。毎度来る度に通りに点在する素敵な店に入ってみたいと思うのに、疲れ果ててその気力なしってのがパターン。今回も然り(苦笑)。



疲れた時は甘いものでしょう!って事で、竹風堂に入って一休み。
父は栗あんのぜんざいを、私は栗ようかんと抹茶を頂いた。あんみつにも惹かれたけど、冷たいものはまだ控えていた方が良さそうだから止めておいた。広い店内でしばし寛ぐ。



帰りはバスで駅まで戻ろうと思ったのに、15分待っても来なかったので結局歩いた。
実家の最寄り駅からはタクシー使って帰ったけど、重いカメラを首にぶら下げて歩き回ったのでヘトヘト。でも父は帰宅後スーパーへ買い出しに行き、料理本を見ながら夕食を作ってくれた。




日が落ちる頃に妹達も仕事から帰って来て食卓に合流し、お互いの近況を話ながら楽しいひと時を過ごした。

妹が漬けた梅干しが酸っぱくて美味しかった!→


りんごや葡萄の種類が多かった


2日目は朝のんびり過ごし、軽く昼食をとった後で妹2人と私で「アルプス市場」へ行く。
地元で採れた野菜や果物、花や野菜の苗を扱う直売所。私はここで翌日祖母の家へ手土産として持って行く果物を購入。妹達も父に頼まれた野菜や米を吟味して買っていた。


ちょっとモヤがかかっているけど良い眺めだった

それからアルプス市場から少し離れた所にある中山霊園の展望台へ行き、遠くに見える北アルプスの山々や松本の市街地を眺めた。新鮮な空気を吸い、ふかふかの芝生の上に寝っ転がって空を見ながらリフレッシュした。妹達とも話したけど、こういう時間って大事よね。



これにドリンクが付いて1,300円!

夜は友人が予約しておいてくれた店で夕食。
玄米入りのご飯に味噌汁、選べる主菜1品+副菜3品のヘルシーな定食。
美味しいご飯を食べつつ、私のがん治療の事や彼女の近況を話したりして気付けば2時間半も過ごしていた。色々と心配をかけてしまったけど、彼女に元気な姿を見せる事が出来て良かった。


帰りの電車、特急あずさ


3日目、東京へ帰る前に妹達と一緒に祖母宅を訪問する。
98歳の祖母、叔父と叔母に会って元気になった事を改めて報告、皆喜んでくれた。
食卓には五目ご飯のおにぎり、けんちん汁、煮物、果物、祖母が作った揚げ餅が並び、少しずつ頂いた。この夏、叔父が息子夫婦の為に建てた家も見学させてもらった。


3日間しゃべりっぱなしで疲れたけど、こうして長野へ行って帰って来れて自分が本当に元気になったんだなーと今更ながら嬉しく思う。今回は観光要素は殆どなかったので、次はどこか行った事のない所へ行けるといいな。父と実家組の妹2人にはお世話になりました、ありがとうね!

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