2019年12月11日水曜日

12/4 尾道散歩1(展望台~商店街)


ホテルを出た時はすっきり晴れていた


例のごとく夜中に何度も起きて熟睡感なし、で迎えた朝。
まだぐっすり眠っている夫をそっとしておいて、私は朝日を浴びながら部屋の窓から見える尾道水道の景色を眺めていた。船が行き交う様は見ていて飽きないんだよね。

部屋で簡単に朝食を済ませて9時半にホテルをチェックアウトし、まずは駅前からおのみちバスに乗ってロープウェイの乗り場まで行く。(料金は往復で500円、運行間隔は15分おき)


ロープウェイの山麓駅から見上げる景色

シーズンオフのせいか、ロープウェイを利用する人は私達以外に1組しか居なかった。それでも勿論、予定時刻になれば出発する。いざ、山頂駅に向かってしゅっぱつ~。


天寧寺の三重塔と尾道水道

山麓駅から山頂駅までの約3分の空の旅。
いつもながらシャッターを忙しく切っていたものの、空はどんどん雲が広がって来てイマイチ綺麗に撮れなかった・・・前日と同じような天気だわ。





↑山頂駅に着いて展望台へ向かって歩いていくと、道を横切って行く猫に遭遇!


と思いきや、また別の方向から猫が歩いて来た→


逃げるわけでも寄って来るわけでもなく、いつものパトロールの最中って感じでマイペースに歩いて茂みの中へ消えていった。

耳の先がカットされている「さくらねこ」だったので野良なんだろうね。何だかあのたくましい感じに惹かれる。



2匹のにゃんこに出会えて和んだ後、らせん階段をひぃこら言いながら上って展望台へ。

←上に着くと皆さん熱心に撮影しています。
空がどんより曇って寒々とした景色なのが残念。


あいにくの天気でも来たからには撮りますよ!
って事で久しぶりに持ってきた広角レンズで尾道の風景を撮った。


ホテルの部屋の窓からも見た向島(むかいしま)↑
グレーな景色だけど、遥か遠くに見える船や雲の間から差し込む光が綺麗だった。


写真右の奥にある建物は美術館

展望台も美術館も千光寺公園内にあって、敷地内の木々が紅葉していて綺麗だった。
12月の尾道は今回が初めてだけど、こんなに紅葉しているんだね。


海の反対側にある山々も紅葉している

大宝山 千光寺


360度ぐるっとカメラに収めて展望台を後にし、帰りもロープウェイで山麓駅へ戻る。


帰り際に雲が流れてまた青空が見えて来たのは悔しかったな。
私達と入れ違いにやってきた人達はラッキーだったね。



山麓駅で降りた後は、すぐ近くの艮神社(うしとらじんじゃ)へ行く。
昨年4月に訪れた時は境内のクスノキが弱って枯れて落ちた葉が地面を覆っていたけど、今回はどうだろうか。・・・と、その前に階段の脇にあるイチョウが黄色に紅葉していて目を引いた。


1334年建立の旧市内最古の神社




境内に入ると地面に枯れ葉はなく、以前あったクスノキ関連の新聞記事も無くなっていた。
つまり治療の効果が出てクスノキは元気になったって事だよね??良かった~!!


900年も生きてきたクスノキはこの神社のシンボルでもあるし、まだまだ生きてこの地を見守って欲しいと思う。
それにしても900年って!人間の一生と比べると樹の寿命は長いなぁ。存在感があるわけだ。



クスノキの回復ぶりに一安心して境内を後にし、次は細い道を通って天寧寺へ行く→

以前ここで丸くてかわいい猫を見かけたので又会えないかとつい立ち寄るのだけど、今回も猫の姿は無かった。


それから線路下をくぐって道を渡り、前日も行った尾道商店街へ入る。
昨日は夕方だったから殆ど人が居なかったけど、昼前の時間帯はどうかな?

↑ウルトラマンが寂しく立っていたよ



うーむ・・・昼間でも人、少ないぞ(苦笑)。
それでも夫が幼い時からやっているおもちゃ屋さんとか店開けているんだよね。キビシイ。


駅に向かって歩いていくと、ちらほら人の姿が見えてきた。地元のお客さんが通う八百屋さんとか、何だか良い雰囲気→


そういや、今回は商店街の脇で干物を売る行商のおばさんの姿を見なかったなぁ。
冬はお休みなんだろうか。


写真左手の空き地が火事の跡地

2016年6月に起きた火事で更地になった場所は相変わらず何もなくて、車が何台か停まっていただけだった。もう新しい店舗は出来ないのかな・・・。



小さな店なので何人もの客は入れない

のんびり歩いて前日も行ったベーカリー、「パン屋航路」まで来た。
昼前で一番多くの商品が揃っている時間帯なので何があるのか楽しみ。



店へ入ると色々な種類のパンが並んでいてテンション上がる!
明日の朝食べる分と、東京へ持って帰るお土産を買った。

いつも感じの良い接客をしてくれる店主さんによると、来年1月から定休日が変わるそう。
次回行く時は要注意ですな。



無事パンを買ったので、商店街を脇道から出て海岸通りへ向かう。
いつも行く干物屋さんへ行き、長野の実家へ送るお土産をあれこれ購入した。


せっかくなので海辺を少し散歩したけど、海から吹く風は冷たくて長居できない。
時々晴れて青空が見えてもすぐに曇ったりして空模様はころころ変わる。




私は長野で山に囲まれて育ったけど、夫はこの穏やかな瀬戸内の海を見ながら育ったんだよね。何だか羨ましい。

山も海も両方が見える場所で暮らせたらいいのに!
その点でもバンクーバーは最高の街だったな~。


パンもお土産も買って用事が済んだ所で、次はランチを食べに行きますか、って事でまた駅の方へ向かう。
つづきはまた別の記事で・・・長くてすんません。

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