その後、妹2人はそれぞれ何とか夜中過ぎに帰宅。
その知らせを聞いてとりあえず安堵するものの、依然連絡が取れない祖母の事は気掛かりだし、時々やってくる余震と自衛隊のヘリコプターの音でおちおち眠れもしない。
朝起きてテレビをつけ、津波が去った後の壊滅的な街の様子を見て愕然とする。言葉が出てこない。
いくら文明が進歩しても人は自然の圧倒的な力にはなすすべが無い。自然は容赦しない。
病気持ちでまともに歩けもしない私のような人間は、ああいう時すぐ死んでしまうんだろうな。たとえ避難できたとしても体が持ちそうにない。逃げ出す時に薬は絶対持っていかなくちゃいけないだろうな、とかテレビを見ながらどうでもいい事をつらつらと考えたりする。
今朝、父からのメールで八戸の祖母が避難所に居て無事だったと知らされた。多分そうだろうなとは思っていたけど、確認が取れない事には安心できなかった。ようやくほっとした。
そんなわけで幸いウチの家族はみな無事だった。
祖母は余震がおさまるまでは避難所生活を送るらしい。こんな時は家で独りでいるより近所の人や知り合いと一緒に居る方が祖母も心強いだろう。
大切な人や家も何もかも失ってしまった人達に対して自分が出来る事と言ったら、少しの寄付と節電くらいしか思いつかない。体が丈夫ならボランティアで現地へ向うことも出来るんだろうけど・・・
孤立して非難している人達が少しでも早く救出されますように。
生きている人たちに食料や支援がもれなく行渡りますように。
ただただ祈るしかない。
2 件のコメント:
creoさんの所は無事だと読んでいてまずは一先ず安心していました。お祖母ちゃんも避難されていたそうで本当に何よりでした。
まだ余震が多く恐怖感は去らない中だと思いますが、どうぞ大事にして下さい。
KTさん
ご心配して下さり有難うございます。
連日テレビから目が離せない状態で、睡眠不足も加わり少々ぐったりしていますが元気です。
東京は余震は大分小さくなってきたように思いますが、東北ではまだまだ油断できない状態が続いているので祖母の事も心配です。
今日は停電があるかもしれないと都心は大混乱です。
KTさんの日本の家族も無事だったそうで何よりでした。
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