7/15 ドライブ（松本、穂高）

この日は約4年ぶりに会った友達の車でまず松本城へ。
雨は降っていないものの、どんよりとした曇り空に強い風が吹く中を重くて痛い脚で何とかお堀の周りをぐるっと回った。

久しぶりに見た松本城だけど、やっぱり松本のシンボルだけあって存在感がある。

お城の中に入って、天守閣の上から見渡す景色が好きだけど、今はもうあの高い階段を登る体力なし（苦笑）。

99年に復元された太鼓門もパチリ→
巨大な石を組み合わせて作った石垣は見物です。

あまり歩けそうにないので、省エネモードで行動する事にする。

再び車に乗り込み、子供の頃に一度だけ行ったと記憶する「旧開智学校」へ行った。
明治6年に開校したこの小学校は、昭和40年から明治の教育資料を展示する博物館となっていて、松本城からさほど遠くない場所にある。


友達とも話したのだけど、何か洋風のような、中国っぽいような、不思議な建築様式の建物で目を引く。中を見学したかったけど、その元気がないのでランチを食べに中町へ向う。


友達が案内してくれたイタリアンレストランへ行ったら満席。
東京じゃあるまいし、待つのはイヤだとその近くのカレー店に入ってチキンカレーを食べた。

実はスパイシーなものが苦手だったという友達は、ふぅふぅ言いながら何とかカレーを押し込んでいた･･･ごめんよ（涙）。

会うのが4年ぶりとあって積もる話があり過ぎて、次々と話題が変わるも話に花が咲く。



ランチタイムが終わりそうだったので店を出て、四柱神社（↑）に立ち寄り、ナワテ通りをぶらぶら歩く。
昔映画館があった場所に店舗の入ったビルが建っていた。
10年も経つと町の様子は随分と変わるものだな～と思った。

さて、ランチの後はやっぱりデザートでしょ！って事で（笑）、再び中町通りへ戻り、竹風堂へ入った。ここ、先日父と雨の中を歩いた時に入ってみたいなーと目を付けていたのだ。
ちなみに竹風堂の本店は信州小布施にあり、栗菓子で有名なお店。しかし、中町店がこんな庭付きの喫茶店に変身しているとは知らなかった。



栗菓子を販売する売店の奥へ進むと、メダカの泳ぐ池付きの庭が眺められる喫茶室へ。
松本民芸家具で統一された内装に、高い天井のお店はゆっくり過ごせる雰囲気。
東京の飲食店と違い、隣のテーブルとの間隔が狭くないので、隣の人の会話が聞こえてくることもなく寛げるのが嬉しい。田舎の良い所の1つかな（笑）。

ここで私は初めて「クリームあんみつ」なるものを食べた！（写真・右↑）
甘ーい栗あんが載ったあんみつは、今まで抱いていたイメージ（あんことフルーツは合わない）と違ってとっても美味しかった♪
帰省してからの数日はとにかく寒くて冷たいものを食べたいと思えなかったのだけど、この日はようやくアイスが美味しいと思える暑い陽気になった。

お腹が満たされた所で、次はどこへ行こう？という話になり、これまた久々に穂高にある大王わさび農場へ車を走らせてもらった。


15haもあるという日本最大級のわさび畑は、強い日差しをさえぎる為の黒い布のようなもので覆われていて、春に見られるような緑でわさわさの畑という感じではなかった。

そんなわさび畑を眺めながら、アイスコーヒーを飲み、またもや休憩（笑）
元気があったら橋を渡って、洞窟に入ったり、見張り台へ上って高台からの景色を楽しむのだけど･･･今回はそれをパスし、映画「夢」のロケ地になった水車小屋にだけ立ち寄った。



何度来てもこの水車と水辺ののんびりとした風景はいいな～とカメラのシャッターを切り始めたら、ぽつんと大粒の雨が鼻先へ落ちた･･･と思ったらあっという間に土砂降りの雨になって慌てて車へ戻った。
友達に急用が出来てしまったので、今日のお遊びはここで終了。
そのまま家まで送ってもらって別れた。

会う時はいつも愛車で私の行きたい所に連れて行ってくれる友達に感謝！
しかも今回は手作りのがま口パースまで頂いた。すっごくかわいくて気に入ったよ～。有難う。

父はダンスへ出かけていたので、この晩は父が作り置きしておいてくれた八戸名物の「せんべい汁」を食べながら独り夕ご飯。
父は父で相変わらず忙しくて家に居ないのよね～。ま、暇しているよりずっといいけど（笑）。

殆ど車での移動だったのに、体は重くて脚が痛い。
東京から持参して来た湿布はもう使い果たしてしまったので、家にあった湿布を貰い、脚に何枚も貼った。これに痛み止めと睡眠薬を飲んで早々布団に入ったのでした。

歩けるだけでも十分幸せな事だと分かっていても、もう少し体力が欲しいと思ってしまふ･･･