長野から東京へ戻って早1週間が過ぎた。
毎日脳ミソがゆだってしまいそうな暑さで殆ど家から出ずに写真の整理やらブログの更新、そして体力回復に努めていたけど、さすがに外へ出たくなって今日は川越(かわごえ)へ行って来た。
川越へは数年前に一度だけ訪れた事があるのだが、今回はその時に行きそびれた「川越城本丸御殿」へ行くつもりでいた。しかし、駅を出た所にあった観光案内の地図を見たら、そこは「保存修理工事の為、平成23年3月まで休館」と書いてあった・・・ショック!(涙)
仕方あるまい。気を取り直し、タクシーで喜多院へ向った(↑トップ写真)。
ここは天台宗のお寺で、正式名は「星野山無量寿寺喜多院」というそうで、北院とも川越大師とも呼ばれている。広い敷地内にある建物の多くは重要文化財との事。
本堂にお参りをした後、拝観料を払って慈恵堂を見学。
江戸城内から移築された書院(徳川家光誕生の間)や客殿(春日局化粧の間)を始め、江戸城ゆかりの品々、古い建築様式が見てとれるふすまや欄間、枯山水の奥庭など見所は多かった。(ちなみに建物内は写真撮影禁止)
下の話で申し訳ないのだが、厠(かわや)の説明書きに、殿様が用を足した後は付き添いの医者が便を見て健康状態を把握する、という事が書いてあってびっくり。
意図する所は分かるけど、イヤですわ(苦笑)。
お次は敷地内にある五百羅漢さんを見に行く。
小学生の頃、入っていた合唱部で五百羅漢の歌(正確な名前は覚えていない)を歌った事があるせいか、どうも羅漢さんには親しみを感じるのよね。
こちらの羅漢は日本三大羅漢の1つに数えられ、川越北田島の志誠(しじょう)の発願により天明2年(1782)から文政8年(1825)の約50年間に渡って建立されたものだそう。
全部で538体の羅漢像がずらーっと並ぶ様は圧巻。
一体一体、我々人間と同じくそれぞれ違うので、その表情やしぐさをじっくり観察しながら見て行くのは面白い。彼は暑い暑いと売店で買ったアイスを食べて体をクールダウンさせるのに一生懸命だったけどね(笑)。
喜怒哀楽が豊かに表現された羅漢さん達を見ると何だか心が和んだ。
彼が「マツイ(松井秀喜の事ね)似のが居るぞ!」って・・・
下段一番右の写真なんですが(↑)、そう言われると似ている気がする(笑)
彼が「マツイ(松井秀喜の事ね)似のが居るぞ!」って・・・
下段一番右の写真なんですが(↑)、そう言われると似ている気がする(笑)
さて、お次は蔵造りの街並みが見える通りへ。
今日も晴天、暑い暑い。時々ベンチに座って水分補給と休憩しながら頑張って歩く。
ようやく蔵造りの家々が見えてきた。
黒い瓦屋根が特徴の蔵造りは、類焼を防ぐ為の耐火建築で江戸の町屋形式として発達したものだそう。
そして、小江戸川越と言えばこの「時の鐘」。↑
約400年前から城下町に時を知らせて来た川越のシンボル。現在のものは4代目で、櫓(やぐら)の高さは奈良の大仏と同じだとか。今も1日4回鐘が鳴らされるようだけど、私はまだその音を聞いた事がない。
時の鐘をバックに記念撮影した後は、以前入ったうどん屋さんで「トマトうどん」なるものをランチに食べた。その後、お土産屋さんを少し見て周り、暑いので食器屋さんに併設されている喫茶店で休憩。あんみつブーム続いてます(笑)
↑左より 長喜院の門、蓮馨寺(れんけいじ)、埼玉りそな銀行 川越支店
小さな寺院や明治や大正の頃に建てられた古い建物も所々にあって散歩するのに飽きない。
体力があれば駄菓子屋さんが軒を連ねる「菓子屋横丁」にも立ち寄りたかったけど、もうギブアップ。欲張らずにまた来るとしよう(苦笑)
汗だくになったのでまたカフェに入り、コーヒーゼリーのバニラアイス添えを食べて体を冷やす。歩いているより断然食べて過ごす時間の方が長いような・・・(汗)
レトロな雰囲気のカフェは居心地良かった。
やっとの思いで駅に到着。
ペペの地下で名物のさつま芋を使った菓子をいくつかお土産に買って帰った。
本日歩いた歩数は9,673歩。
素足にパンプスを履いたのが失敗で、痛いと思ったら足の指にいくつも水ぶくれが出来ていた(涙)。しばらくは歩けそうにないなぁ。
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