2010年6月10日木曜日
驚異の部屋/小石川植物園
彼の仕事が珍しくぽっかりと空いたので、以前から気になっていた『驚異の部屋』展を見に東京大学総合研究博物館小石川分館(長い名称!)へ行って来た。
茗荷谷の駅から長い坂道を下ってたどり着くこの博物館は、1970年に国の重要文化財に指定された東京大学現存最古の建物を2001年に総合研究博物館の分館として一般公開されたもの。
2006年から開催している常設展示が「驚異の部屋 ―The Chambers of Curiosities」であり、植物や動物の標本、顕微鏡や天秤、コンパスや什器など研究を支えて来た様々道具が展示されている。
ホルマリン漬けにされた爬虫類やカブトガニなんかの姿を見るとぎょっとするけど、かなり古い標本や剥製ばかりでじっくり眺めているとなかなか興味深い。
動物の頭蓋骨がアンティークな棚に並んでいる様は、何だかアート作品のよう。
私達の他に見学者は誰も居なくて、しんと静まり返った空間の中で標本やら化石やらと向き合っていると時間がゆっくり流れるような気もした。
不思議な空間を体感した後は、同じ敷地内にある小石川植物園へ。
植物学の教育と研究を目的とする東大の教育実習施設というこの植物園に一歩踏み入れると、「ここは東京?」と疑ってしまう程大きな木が沢山あって緑が溢れている。
今日は天気が良過ぎるくらい良くて陽射しが強かったから、木陰の中を歩くのがとても気持ち良かった。
これは立派な森林浴ですな。
メタセコイヤの林 →
さくらんぼや梅の実もなっていた。
「梅雨」っていうぐらいだから梅が大きくなる季節なんだよね。
まん丸の実を見ていたら梅酒が飲みたくなった(笑)。
↑ 花菖蒲がちょうど見頃を迎えていた!
紫の色がとっても綺麗なんだけど、日の光が強すぎて色が飛んでます・・・
そして、日本庭園の池越しに見える赤い洋館は先ほど「驚異の部屋」展を見た博物館の建物。
↑ こちら別のアングルからのショット
初夏の別荘・・・みたいな感じで爽やかな感じが良いです♪
ティールームも併設されていたら嬉しいのに(結局食い気か)。
彼が木陰で休む黒い猫を発見 →
全然気が付かなかったよ~。
広大な植物園には温室を始めまだまだ見所があったみたいだけど、足が悲鳴を上げていたので今回はこれにて散歩終了。
帰りの上り坂がえらいキツかった!
家に帰ったら、新潮社からYonda?の新作DVDが届いていた。
新潮文庫に付いている応募マークを集めて先日応募したもの。
100%ORANGEの絵が好きなので見るのが楽しみ♪
本日歩いた歩数は8,164歩。
日焼け止め塗って日傘をさしてたけど、強い紫外線を浴びてしまった。(昨日ドクターに注意されたばかりなのに・涙)
脚も腫れて赤くなっているので明日はゆっくり休もうっと。
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