2024年1月24日水曜日

大倉集古館~六本木


中国風の建物が目を引く外観

微熱と体の痛みがようやく引いたので、夫と一緒に赤坂にある大倉集古館へ行って来た。
(私は約20年前に妹とここで開催していた曼荼羅展に行った以来、夫は今回が初訪問)



溜池山王駅から坂道を上って既に疲れ切っていたけど、この建物を見て一気にテンションUP!
↑この巨大な大倉喜八郎像と記念撮影した事も思い出し、今回も一緒に撮った(笑)。



大倉集古館は、実業家の大倉喜八郎(1837-1928)が、明治35年(1902)に自邸内に開館した大倉美術館を前身とし、大正6年(1917)に財団法人化した私立美術館。

喜八郎が生涯をかけて集めた日本・東洋各地域の古美術品と、跡を継いだ嫡子喜七郎(1882~1963)が集めた日本の近代絵画などを中心に美術品約2500件を収蔵しているそう。

現在開催中の展覧会は「大倉集古館の春 ~新春を寿ぎ、春を待つ~」で、干支や吉祥、花鳥風月をテーマとした絵画や今年の干支の龍をモチーフにした作品の他、陶器や蒔絵の硯箱、中国の伝統衣装が展示されていた。


外にも大きな石像や灯篭が展示されている

こじんまりとした美術館なので1階と2階の展示を全て見て回っても疲れず、私達にはちょうどいいボリューム。来館者も少なくてゆっくり鑑賞出来た。最後に地下のミュージアムショップを覗いてから外へ出る。向かいには新しいホテルオークラの高層ビルがそびえ立っていたけど、昔の外観の方が良かったなぁ。(建て替え後の名称は「The Okura Tokyo」になったらしい)


お馴染みの六本木の交差点

さて、お腹も空いたしランチを食べに行こうと目的のカフェを目指すも・・・歩いても歩いてもそれらしき店が見えて来ない。ここで印刷してきた地図を見ると(スマホがないのでね)、一本道を間違えていた事が判明。来た道を引き返してやっと見覚えのある交差点が見えて来た↑



交差点から少し歩いて目的のカフェ、「Common」に到着↑
北風にさらされて体が冷え切ってしまい、暖房の効いた店に入っただけでホッとする。
薄暗い店内は広くて開放的、奥には曲線が活かされた階段状の席もあって少し変わった空間が演出されていた。客の殆どが若者、年寄りは私達だけだった(苦笑)。


オープンサンド、スープ、カフェラテで3,100円!

とりあえず私は空いている席に座り、夫に何か適当なものを注文してね、とお願いして待つ。
10分くらいして夫がカフェラテだけ持って戻って来た。それから更に15分くらい待って、オープンサンドとカリフラワーのスープが運ばれてきた。
アボカド、マッシュルーム、生ハム、他にも野菜がいっぱい載っていて味も悪くなかったけど、個人的には具が少ないシンプルなサンドにしてもう少し安く、早く提供してくれる方が嬉しいかな。




レジ横に売っていたチョコクッキーを買って店を出て、次は東京ミッドタウンへ↑
太陽が雲に隠れ、冷たい風に吹かれてすぐに顔が強張る。今日は気温上がらず寒いね。



いつものように2階へ上がって外の芝生広場に目をやると、スケートリンクの上で滑ってる人の姿が見えた。夫も言ってたけどリンクが小さいから滑りにくそう。


浴槽を模した展示台の上には木の桶が浮いている

それから地下へ降り、虎屋ギャラリーでやっていた企画展、「はじめて知る銭湯」を見た。
何故とらやで銭湯?って感じだけど、海外から来る人に日本の文化を紹介する意味もあるのかな。銭湯って八戸の祖父母の家に遊びに行った時に入った事があるくらい。でもこの展示を見てその頃の懐かしい思い出が蘇った。今ちょっと行ってみたいかも。



楽しい展示を見て練り切りのお土産も買い、最後にDEAN&DELUCAに入る↑
バレンタイン用のチョコや焼き菓子が沢山並んでいて見ているだけでも楽しい。ネットショップでは売り切れてしまったカネストレッリが店では売っていたので買った。


夫が「これ面白い」と言ってたチョコ↑ 確かにかわいい

空いていたらカフェに入ってコーヒーでも飲みたいと思いきや、あいにくDEAN&DELUCAも他の店も殆ど席が埋まっていた。平日なのに賑わっていますね。諦めて帰りの電車に乗った。

クタクタになって帰宅したのが15時半過ぎ。万歩計は11,127歩をカウント。病み上がりだからサクッと見て帰るつもりが、道に迷ったせいもあって結構歩いていたわ。
でも超久しぶりに美術展を見に行けて良かった。時には目の保養をしないとね。今年は美術館に足を運びたいな(入館料がやたら高いから厳選して行かないとね)。

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