2024年10月8日火曜日

10/5 長野帰省2日目


駐車場から公園へ入ったところ


ようやく雨が上がった土曜日。朝はまだひんやり肌寒い。
仕事が休みの妹3人、父、私達夫婦の計6人で松本にある「あがたの森公園」へ出掛ける。旧制松本高等学校の施設が残る公園は子供の頃に行った事があるけど、殆ど記憶に残っていないので来てみたかったのよね。大きな木が沢山あって新鮮な空気が気持ちいい。



公園中央にある池は思ったより大きくて、カモや鯉、亀も泳いでいた。子供連れの親子がハトに餌をやったり、のんびりした光景がいい感じ。





池に架かる橋を渡った先に東屋があり、そこに座ってアガタベーカリーで買ってきたパンを食べたり、カモが泳ぐ姿をしばし眺める。

ここのカモは人に慣れているみたいで割と近くまで来てくれた。


それから裏手から本館の中庭へ向かう。
木々が少しだけ紅葉していたよ。

大正8年(1919年)に開校した

コの字型をした本館の中庭には銅像が立ち、職人が植え込みを剪定している最中だった。
薄緑色?の壁の建物は、明治末期から大正前期にかけてよく見られる洋風木造建築なんだとか。(写真右に少し見える茶色の建物は旧制高等学校記念館


学校に入る事自体、久しぶりだわ

旧校舎は無料で見学できるというので中に入ってみる。
復元された教室は木の机(椅子と繋がっている)が並び、裸電球が1つ下がっている簡素な部屋。父が子供の頃通った学校の教室はこんな感じだったらしい。




校舎の中は今も使われている部屋が多く、事務所や図書館、音楽室もあった。
木の温もりが感じられる建物はやはり良いなぁ。

懐かしい感じもして皆で盛り上がりながら見学した。



本館を見た後は、向いにある「あがたの森文化会館 講堂」に入った。
約99坪あるホールの天井には昔の写真から復元された大きなシャンデリアが吊るされている。父はこの講堂で開かれたコンサートに何度か行った事があるそうな。


広島お好み焼きの店が新しく出来ていた↑

予想以上にボリュームのあったあがたの森公園を後にし、次は車で中町へ移動する。
東京と同じく、この通りも多くの外国人観光客が歩いている。


父は前日と同じく、ざる蕎麦2枚をペロリ

ランチは以前入った事がある、「草庵」でざる蕎麦を食べた。
細めの蕎麦はきゅっと締まって蕎麦の甘みも感じられて美味しかった。やはり蕎麦の味を感じるにはざるに限るね。それにしても私達夫婦以外のメンバーは皆食べるスピードが速い。


市営上土団地の1Fにある店

食後は雑貨店を覗いたりしながら、次に私が行きたかった店へ。ナワテ通りと上土通りが交差する角にある、「セラミカ」というポーランド陶器の専門店だ。



店に入るとすぐ右手に広々とした空間のカフェがあったので早速休む事に・・・殆ど寝ていないしもう脚が痛くて。

好きな柄のカップや皿を選び、ネスプレッソのポーションコーヒーを自分で淹れる。普通にサーブして貰えるカフェだと思っていたのでちと残念。

様々なデザインのカップや皿がずらりと並ぶ

それでも椅子の座り心地は良く、休んで元気が出て来たので広い店内を見て回った。
細かな柄が特徴のポーランド食器は実家にティーポットとカップ&ソーサーが2客あるので馴染みがある。それにしても種類が多くてびっくり。他にも雑貨のセレクトショップが併設されていたので皆であれこれ見て楽しかった。



疲れもピークに達したので今回の松本散策はこれにて終了。
実家組3人と駐車場で別れ、私達夫婦は4番目の妹の家にお邪魔する事に・・・車に乗る前に四柱神社にちょろっと立ち寄った↑ 本殿では誰かの結婚式をやっていたよ。



元気でね~ またね!

今年2月から実家からそう遠くない所で一人暮らしを始めた妹の家は、引越し直後の写真と比べると家具が増えて大分家らしくなっていた。りんごとお茶を頂きつつ、妹の近況を聞く。
同居している2匹の猫(トトとマル)はずっと影を潜めていた。でも帰り際に妹が皿に餌を出したらトトさんだけ出てきて食べていた。マルさんは相当警戒心が強いみたい。


夜は実家でまた6人で夕食。
昨夜の残り物に妹が新たに作ってくれたおかずも加わり、ボリュームあった。今回の帰省は今までで一番量を食べられたと思う。やはり食道がんの影響は10年くらい前からあったのかな。
何やかや遅くまで話してこの日も布団に入ったのは0時過ぎ。折ったバスタオルを枕の代わりにしたら前日よりは眠れた。一日散策に付き合って運転や料理してくれたみんな、ありがとうね。

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