2015年4月にリニューアルした幻想美術動物園 |
前日の夜、妹から突然のお誘いメールをもらって急遽行ってきました、練馬区立美術館。
ずっと昔、この近辺で働いていたのでこの美術館の存在は知っていたけど、実際に行くのは今回が初めて。
昨年4月に美術館前の緑地がリニューアルされ、天然芝の庭に32体の動物のオブジェが配置された「幻想美術動物園」になったそうで、園内に入ると巨大なゾウやキリンが目に飛び込んできた。
オブジェは子供たちが触ったり乗ったりしても大丈夫なように頑丈に作られているらしく、多くの子供たちが遊びに来ていて楽し気な雰囲気だった。
約1ヶ月ぶりにカメラを持って外出したのが嬉しくてシャッター切っていたけど、すぐに脚が重くなるし大量の汗をかいてぐったり。
とりあえず中に入ろうと妹に言われてエレベーターで2Fに上がる(1Fは図書館だった)。
本日のメインである美術展は、「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」。
妹が勤める会社の先輩が急遽行けなくなってチケットを貰ったそうなんだけど、何ともマニアックな美術展ですな(笑)。私も妹もしりあがり氏の知識ゼロで鑑賞スタート。
「回転展」の入口。“転”の字がくるくる回っている。 |
会場内は一部の作品を除いて写真撮影が許可されていたので、人が少ない場所で何枚か撮った。
しりあがり寿は主にギャグ漫画を描く漫画家として知られているけど、近年は墨絵やアニメーションの手法を使ったアート作品や、色々な物を回転させるインスタレーション作品(?)も手掛けているそうな。
まぁ、何やらスゴイ世界でのっけから圧倒されるというか、笑うしかないというか・・・
説明が難しいけど、「しりあがり寿ワールド」が炸裂してました(笑)。
←『回転体は行進するダルマの夢を視る』と名付けられた作品。
台の上に載ったダルマ一つ一つがゆっくりと回転していて、それぞれが何か喋っている(しりあがり氏本人の声によるもの?)。
わ、分からん・・・
こちらは『回転派の静物画』と名付けられた作品→
もちろんこのオブジェたちもそれぞれが回転している。
額に入った絵は全部同じ絵(印刷物)かと思ったら、一つ一つ手描きされたものだそう。確かによく見ると微妙に違う。
・・・と、こんな感じで作品の殆どがくるくる回っているので、写真だとイマイチ面白さは伝わりにくいかな(全て静止画になってしまうので・苦笑)。
区立の美術館だけど展示されている作品数が予想以上に多かったので途中何度か座って休憩しながら見た。
正直、期待値ゼロで行ったけど(失礼)、妹と大いに笑って楽しめた。混んでいなかったのも良かったな。
←『縄文人の暮らし』
こちらは頭に被っている土器がくるくる回っていた。
美術館を後にし、ランチはファーストフードで簡単に済ませ、その後少し買い物。
それから休憩したくてカフェを探すも無かったので結局妹と一緒に我が家へ戻り、夫も交えて夕方まで色々話をして過ごした。
妹よ、楽しい美術展に誘ってくれてありがとう。
ずっと缶詰生活していたので今日は良い息抜きになったよ!
また小さな美術館の展覧会に行ってみたいね。
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