2011年2月21日月曜日

缶詰生活

左半身のしびれが強くなってから早2週間が過ぎた。
この間、大事をとって外出せずに家で缶詰状態が続いている。
日がな一日、刺しゅうやったり映画を見たり・・・動くと言えばトイレへ行く時と食事の用意をする時に30分程度立っているのがせいぜいで超安静にしているのに、しびれは治まらないし左半身の動きにくさは全く改善されない。
脳梗塞を発症して5ヶ月過ぎたけど、今まで目に見えて回復していたのがここへ来てそのスピードが減速したというか、後退しているんじゃないかとさえ思える。

脳梗塞の後遺症だから体が動かないのは仕方ないって頭では分かっているんだけど、実際思うように動いてくれないこの体にイライラしてしまう事が増えて来た。何するのにも時間がかかる。
全く動かなかった頃と比べればかなり動いているのに、どうしても脳梗塞になる以前の体と比較してしまう。動いているだけでもラッキーな事だし感謝しなくては、って思うんだけど・・・

2004年にSLE(全身性エリテマトーデス)を発症してからずっと病院とは縁の切れない身体になってしまい、日常生活を送る上での制約が徐々に増えた。
2006年の終わりには追い討ちをかけるかのごとく多発性筋炎を発症、長い入院生活の中で一時寝たきりとなり、歩く事も出来なくなった。
色々な葛藤の末、結局外へ働きに出るのも諦め、彼の稼ぎだけで食べていく気楽な身分となった。
それでも「いつかは自分で少しは稼ぎたい!」って野望(?)を持っていたのに。
脳梗塞なんて大変なものになってしまったからには考え方を変えざるを得ない。

脳の病気は恐ろしい。
突然やってきた脳梗塞は全く痛くはなかった。
しびれがやって来て、そのしびれがどんどん強くなり、遂に半身麻痺となった。痛くないけど動かない。
今まで病気と言えば痛いことだらけだったから、これは不思議な体験だった。

何の予兆もなしにやって来る脳梗塞。再発の確率も高いと知ってますます怖くなった。
再発しないかもしれないけど、またいつやって来るかも分からない。それは何も脳梗塞に限った事ではないんだけど、バクダン抱えて生活している感がますます強くなった。

昨年4月に今の家に引っ越したばかりだけど、彼と「(次の契約更新前に)もっと田舎で暮らそう」と話していた。しかし、こんな身体になった以上、どこでもOKというわけにはいかなくなった。
家から通える範囲に膠原病科のある病院がなくてはいけないのは必須だし、また入院するなんて事になった時、頼れる人が全く居ない場所に引っ越していいものかどうか、という問題も出てくる(今回は近くに住む妹に随分と世話になった)。

・・・とまぁ、考え出すとずーーんと気が重くなるばかり(苦笑)。

どんどん底へ向って気持ちが落ち込む時は亡き母の事を思い出す。
35歳で5番目の妹を妊娠、相次いで乳がんが発覚。それから妹を出産し、大きな手術を数回受けて、抗がん剤の副作用に苦しみ、最期の3ヶ月は首から下は何も感じず動かなくなった。
余命3年と医者に言われたけど、13年の闘病生活を経て48歳の若さで亡くなった母。
ずっとそばで彼女と過ごした日々を思い出せば思い出すほど、不平不満を言ってる今の自分が恥ずかしくなる。

焦っちゃいかん。自分の自然治癒力に任せて待つしかない。
またきっと外を歩けるようになる日が来ると信じて。

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