2023年8月13日日曜日

ビワ葉の活用


びわ茶とすぎな茶は毎日飲んでいる


前回のブログでビワ葉温圧療法に触れたので、今日は日頃お世話になっているビワ葉の事をちょっと書いてみようと思う。
枇杷(びわ)は中国原産のバラ科の常緑高木で、日本では四国、九州に自生している。果実はもちろん食べられるし、アミグダリンを多く含む種や葉も様々な用途で使われている。

アミグダリンはヒトの体内に入ると微量の青酸やベンズアルデヒドという猛毒物質を発生させる。猛毒なんて恐ろしいと思いきや、この2つの物質ががん細胞の周辺に沢山あるβ-グルコシダーゼという酵素に接触すると相乗効果でがん細胞を死滅させるという。一方、がん以外の正常細胞はローダネーゼという大量の酵素によって保護されるので、この2つの猛毒物質の影響は受けず、むしろ抵抗力や活性が上がるそうな(野本篤志著「がんとの共存を可能にする3つの治癒力強化法」より)。


幾つかのメーカーのびわ茶を試し、一番気に入ったのがこの祝島産びわ茶

そんな「天然の抗がん剤」と言われるアミグダリンの力を借りたくて毎日びわ茶を飲んでいる。
刻んだびわの葉を自然発酵させ、天日干した後に焙煎して作られたお茶は、煮出してしばらく置くと綺麗なオレンジ色になる。 味はほんのり甘くて癖がなく、麦茶のように飲みやすい。ビタミン、ミネラルが豊富で汗を沢山かく夏の水分補給にも良い。
袋の表示には「1.8Lの湯に大さじ山盛り1杯(約4g)のびわ茶を10分煮出す」と書いてあるが、私は1.2Lに4~5gの茶葉を入れて少し濃いめに煮出している。
(私はGAIAネットで購入している。1袋100g入り、税込1,134円)



ポンプ式の瓶に詰め替えると使いやすい

次はビワ葉を米焼酎に漬け込んで作られる「ビワ葉エキス」のご紹介。
半年以上寝かせたエキスは化粧水として使え、火傷や虫刺されに塗ると痛みやかゆみが取れて早く治る。私は風呂上りの顔に塗ったり、腫瘍に近い背中に塗っている。
防腐剤は入っていないのに常温で何年も持つらしいので、私はGAIAネットで大瓶(500mL)を買っている(100mLは税込1,980円、500mLは8,800円)。




がんが判明した時に買った本、東城百合子著「家庭でできる自然療法」→

薬を使わずとも身の回りにある植物や食べ物で治療(手当てと言う)する方法が書かれた一冊。
1978年に発刊して以来、徐々に版を重ねて既に100万部以上売れている。

この本にもビワ葉エキスの作り方や使い方が載っているし、風邪や頭痛などよくある不調からがんや難病まで、症状ごとの手当てのやり方が詳しく書かれている。中には砂に埋まって毒素を出す方法とか、変わった治療法もあって面白い。

ビワ葉と枇杷葉温圧療法のセット(GAIAで購入)


最後に生のビワ葉もぐさ棒による「枇杷葉温圧療法(温灸療法)」について。
ビワ葉のつるつるした表面を患部に当て、その上に八つ折にした布を載せ、更にその上に八つ折にした紙を載せる。その紙の上に火をつけた棒状のもぐさを15秒ほど押し当てる。 つまり指圧とお灸、ビワの葉治療を一度に施す事ができる効率の良い方法なのだ。


「家庭でできる自然療法」にもビワ葉温灸法について書かれている

もぐさ棒によって熱を加えられたビワ葉からアミグダリンがガス状になって皮膚から吸収され、皮膚の奥まで浸透する。そして体を暖めると共に細胞に活力を与えて血液を浄化する作用を助ける。
煙は沢山出るし手間も時間もかかるけれど、痛みを取るという対処療法だけでなく自然治癒力を高めて根治治療が期待できるので病気で弱っている人に試す価値のある方法だと思う。

3月末にこのビワ葉温圧を始めたと父にメールをしたら返信に「何年か前に行った同窓会で、同級生のM君が末期がんの母親にビワの葉でお灸したりお茶を飲ませたら腫瘍が小さくなって普通の生活が出来るようになったと話してくれた事を思い出した」と書いてあった。
がんと診断され、ショックで不安しかなかった時にこういう話を聞けてどんなに心強かったことか。今もこうしてビワ葉の力をもらって治療を続けているのは必ず良くなると信じているから。


このブログを読む人は殆ど居ないと分かっているけど、もし標準治療以外の方法でがんを治そうとしている人、その家族や友人の目に留まったら・・・と思ってこの記事を書いた。
昔から民間療法として使われてきたビワ葉を身近なものに感じてもらえれば嬉しい。

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