2023年8月31日木曜日

定期歯科検診




8月も終わるというのに相変わらず暑い。
太陽が照り付ける中、歯科検診を受けにクリニックへ向かう。長く咲いていた百日紅の花も散り始め、空には鰯雲のような雲が漂っている。季節はゆっくり秋へ向かっているんだよね。

クリニックへ着くと内装工事をやったらしく、あちこち綺麗になっていた。
診察室へ呼ばれると担当医から「(前回よりも)お元気そうで良かったです」と言われた。まずはいつものように歯周ポケットの深さを測ってもらう。


歯周ポケットは3mmまでは正常範囲


「前回(5/11)よりも大分綺麗になっていますよ」と言われたものの、まだ出血箇所が多いのが気になる。左上の奥歯の歯茎の状態も依然腫れ気味で歯周ポケットが深い。うーむ。

検査の後は全体を超音波でクリーニングしてもらい、最後に虫歯がないかチェックしてもらう。
幸い虫歯はなかったけれど・・・また歯が欠けていた!前回は左上奥歯の一部が欠けていると言われ、今日は右上奥歯の一部が欠けている事が判明した。
そう言われると随分前からその場所はフロスがしにくかったのに、つい最近になってフロスがスッと通るようになっていたのよね。歯がなくなったからフロスがしやすくなったのか(汗)。

今回は隣の歯に沿うように欠けているので詰め物(プラスチック)をした方が良いそうで。
来週、右上とついでに左上奥歯も合わせて詰めてもらう事にした(左上奥歯は場所的にプラスチックだとすぐ取れてしまうかもしれないけど、一度試しに詰めてもらう)。

そんな訳で来週またクリニックへ行かなくてはならなくなった。
それにしても1年足らずの間に2か所も歯が欠けるとは一体どういう事か。今からこんな事では先が思いやられる・・・歯が抜けたり欠けても元に戻るようにならんものかね(笑)。

2023年8月24日木曜日

外来日(プレ減量)




昨日に引き続き今日も不安定な空模様。晴れていたと思ったら急に雨が降り出して慌てて洗濯物を取り込んでから病院へ向かう。毎日がん治療の為に時間を割いてつい忘れがちだけど、SLEと多発性筋炎の持病もあるから膠原病科への通院は続くのよね。

病院へ着くと例によって汗でTシャツがぐっしょり濡れる。それが院内のキツイ冷房で一気に冷える。腹に1個だけ火を使わないお灸を貼りつけてきたけど足りなかった。ともかく採血、採尿を済ませてから待合スペースで自分の番号が呼ばれるまで本を読んで待つ。
(アンドルー・ワイルの「癒す心、治る力」を再読中。自然治癒力で重い病が治った人達の話には勇気づけられるし、生き物に備わっている治癒系の働きに驚きと感謝の意を感じる)

診察室へ呼ばれ、主治医に最近の体調はどうかと訊かれたので食欲もあって元気だと答える。
血液検査の結果では、抗DNA抗体は4.3→ 4.4 IU/mLと横ばいだった。・・・という事で、火曜日のプレドニンも3mgにしてもらった!これで土曜日だけ4mg、それ以外の曜日は3mg/日になった。

先々月から基準値より高いCK値は今日の結果でも増えていた。脚は痛くないのに何故?って感じだけど、主治医が「食道がんの腫瘍が(治療で)破壊された事によってCK値が上がっているとも考えられる」と言うのを聞いてちょっと合点がいくような・・・食道の壁は筋肉だからね。筋炎の自覚症状がないのにCK値が上昇しているって事は今のところ悪いサインではなさそう。様子見だね。

他の検査項目ではリンパ球は基準値、CRPも問題なし、尿酸値とLD値はずっと高く、中性脂肪も何故か高いまま、NT-proBNP値も正常値より高いけどまだ気にしなくていいと言われた。
全ての項目が基準値内に収まっている事なんてほぼ無い事だから、今は抗DNA抗体(膠原病)とリンパ球(がん)の値を注視していればいいかな、と思う。

会計して薬局へ寄って帰宅したのが13時半。夫には先に昼食を食べてもらったので、一人遅いランチにする。疲れていたので午後の治療はお休みし、軽めのヨガとヨガニードラやって休んだ。
プレドニンが土曜以外は3mgになったのは嬉しいな。いっその事プレドニン全部止めても大丈夫なんじゃないかと思うのだけど・・・でも反動あると怖いから自己判断では止めないよ。

2023年8月19日土曜日

猛暑再び/せんねん灸


火を使うお灸と火を使わないお灸の2種


台風が去って少しは涼しくなるかと期待していたけど、また35度超えの暑さが戻って来た。
いつも丸山ワクチンを打ってもらうクリニックが夏休みで、今日はドクターの知り合いがやっている雑司が谷のクリニックでワクチンを打ってもらう(これで3クールが終了)。

帰りうっかり1駅分歩いたら大量の汗をかいた・・・白いTシャツは汗が目立ってダメですな。
家に戻ると、先日応募したせんねん灸のプレゼントが届いていた♪ 


商品のパッケージに付いている応募券↑


がんを告知されてすぐ始めたのが「せんねん灸」。短いもぐさ棒に紙製の台座が付いているお灸で、火をつけてツボの上に置くだけで誰でも簡単にお灸が出来る。
このパッケージに付いている応募券を集めてメーカー元へ送ると、点数に応じた商品をプレゼントしてくれるのだ。コツコツと貯めていた応募券を今回初めて応募し、ようやく貰えたってワケ。




プレゼントと一緒に季節の便り、せんねん灸のガイド、症状別のツボ図も入っていた。こういう細かい気遣いが日本らしいなぁと思う。ありがとうございました!
毎日の治療にビワ葉温圧療法とせんねん灸を交互にやっていて消費量は多いので、今後も応募券を集めて送るであろう。「火を使わないお灸」は主に外出時に、今の季節は冷房対策に使っている。

もぐさの原料はよもぎ。もぐさを置いて火をつけツボを暖める事で血行を良くし、筋肉の緊張や痛みを取って自然治癒力を高める。手軽にできて副作用もない素晴らしい方法、今更ながらもっと早く知っていたら良かったのになぁと思う。冷え性や肩凝りある人にお勧めですよー。

2023年8月16日水曜日

夏の便り


エノコログサ・・・猫じゃらしの別名だって


幸いにも東京は台風7号の影響は殆ど受けず、昨日は一時的に強く降る雨だけで終わった。
今日は約2週間ぶりに陶板浴へ行って汗をたっぷりかいてきた。帰宅すると松本の友人から一通の封筒が届いていた。中には残暑見舞いのハガキと友人の近況を記した短い手紙が入っていた。

先週来た祖母のハガキにも書いてあったけど、松本も連日35度を超える暑い夏だったそうで。祖母も友人も「こんなに暑い中、ちゃんとご飯食べれていますか?」と気遣う文が添えられていた。
もうバッチリ食欲あって毎日しっかり食べているよ!と思わず心の中で答えてしまう。お陰で心なしか最近ちょっと体重も増えて来ましたぜ♪ お灸や温熱治療、陶板浴で暑さへの耐性は上がっている私には、暑さよりむしろエアコンの冷たさの方が体に堪えるな。

ともかく忙しい中わざわざペンを取って私に手紙を書いてくれた友人の気持ちが嬉しかった。
2人の息子を育てながら身を粉にして働いている彼女、頑張り過ぎていないか心配だ。何とか今年中にまた彼女に会えると良いんだけど・・・まずは目に見える腫瘍が小さくなってからだね。

さて、お盆も今日で終わり。これで世間も夏休みモードが徐々に抜けていくであろう。
毎年ニュースで帰省ラッシュがどうのこうのと騒いでいるけど、皆一斉に同じ時期に休みを取るから混雑するだけで、それぞれが好きな時に休みを取れるようにすればいいのにと思う。何事もすぐ変えられない、決定できない日本じゃ無理な話だろうけど。

明日はビタミンC点滴とオンコサーミアを受けに行くよ。
点滴が一回で入りますように!

2023年8月13日日曜日

ビワ葉の活用


びわ茶とすぎな茶は毎日飲んでいる


前回のブログでビワ葉温圧療法に触れたので、今日は日頃お世話になっているビワ葉の事をちょっと書いてみようと思う。
枇杷(びわ)は中国原産のバラ科の常緑高木で、日本では四国、九州に自生している。果実はもちろん食べられるし、アミグダリンを多く含む種や葉も様々な用途で使われている。

アミグダリンはヒトの体内に入ると微量の青酸やベンズアルデヒドという猛毒物質を発生させる。猛毒なんて恐ろしいと思いきや、この2つの物質ががん細胞の周辺に沢山あるβ-グルコシダーゼという酵素に接触すると相乗効果でがん細胞を死滅させるという。一方、がん以外の正常細胞はローダネーゼという大量の酵素によって保護されるので、この2つの猛毒物質の影響は受けず、むしろ抵抗力や活性が上がるそうな(野本篤志著「がんとの共存を可能にする3つの治癒力強化法」より)。


幾つかのメーカーのびわ茶を試し、一番気に入ったのがこの祝島産びわ茶

そんな「天然の抗がん剤」と言われるアミグダリンの力を借りたくて毎日びわ茶を飲んでいる。
刻んだびわの葉を自然発酵させ、天日干した後に焙煎して作られたお茶は、煮出してしばらく置くと綺麗なオレンジ色になる。 味はほんのり甘くて癖がなく、麦茶のように飲みやすい。ビタミン、ミネラルが豊富で汗を沢山かく夏の水分補給にも良い。
袋の表示には「1.8Lの湯に大さじ山盛り1杯(約4g)のびわ茶を10分煮出す」と書いてあるが、私は1.2Lに4~5gの茶葉を入れて少し濃いめに煮出している。
(私はGAIAネットで購入している。1袋100g入り、税込1,134円)



ポンプ式の瓶に詰め替えると使いやすい

次はビワ葉を米焼酎に漬け込んで作られる「ビワ葉エキス」のご紹介。
半年以上寝かせたエキスは化粧水として使え、火傷や虫刺されに塗ると痛みやかゆみが取れて早く治る。私は風呂上りの顔に塗ったり、腫瘍に近い背中に塗っている。
防腐剤は入っていないのに常温で何年も持つらしいので、私はGAIAネットで大瓶(500mL)を買っている(100mLは税込1,980円、500mLは8,800円)。




がんが判明した時に買った本、東城百合子著「家庭でできる自然療法」→

薬を使わずとも身の回りにある植物や食べ物で治療(手当てと言う)する方法が書かれた一冊。
1978年に発刊して以来、徐々に版を重ねて既に100万部以上売れている。

この本にもビワ葉エキスの作り方や使い方が載っているし、風邪や頭痛などよくある不調からがんや難病まで、症状ごとの手当てのやり方が詳しく書かれている。中には砂に埋まって毒素を出す方法とか、変わった治療法もあって面白い。

ビワ葉と枇杷葉温圧療法のセット(GAIAで購入)


最後に生のビワ葉もぐさ棒による「枇杷葉温圧療法(温灸療法)」について。
ビワ葉のつるつるした表面を患部に当て、その上に八つ折にした布を載せ、更にその上に八つ折にした紙を載せる。その紙の上に火をつけた棒状のもぐさを15秒ほど押し当てる。 つまり指圧とお灸、ビワの葉治療を一度に施す事ができる効率の良い方法なのだ。


「家庭でできる自然療法」にもビワ葉温灸法について書かれている

もぐさ棒によって熱を加えられたビワ葉からアミグダリンがガス状になって皮膚から吸収され、皮膚の奥まで浸透する。そして体を暖めると共に細胞に活力を与えて血液を浄化する作用を助ける。
煙は沢山出るし手間も時間もかかるけれど、痛みを取るという対処療法だけでなく自然治癒力を高めて根治治療が期待できるので病気で弱っている人に試す価値のある方法だと思う。

3月末にこのビワ葉温圧を始めたと父にメールをしたら返信に「何年か前に行った同窓会で、同級生のM君が末期がんの母親にビワの葉でお灸したりお茶を飲ませたら腫瘍が小さくなって普通の生活が出来るようになったと話してくれた事を思い出した」と書いてあった。
がんと診断され、ショックで不安しかなかった時にこういう話を聞けてどんなに心強かったことか。今もこうしてビワ葉の力をもらって治療を続けているのは必ず良くなると信じているから。


このブログを読む人は殆ど居ないと分かっているけど、もし標準治療以外の方法でがんを治そうとしている人、その家族や友人の目に留まったら・・・と思ってこの記事を書いた。
昔から民間療法として使われてきたビワ葉を身近なものに感じてもらえれば嬉しい。

2023年8月10日木曜日

こんな一日


ラーメンと言ってもそうめんに近い


今週は天気悪くて気温が下がるとの予報だったけど、割と晴れ間が多くて蒸し暑い。
朝から晴れているので洗濯物を外に干し、明日が祝日なので木曜だけどワクチン打ちにクリニックへ行く(いつもは月水金)。お盆休み前だからなのか、院内はえらく混んでいた。


この夏のヒット、あづき寒天


ランチに熱いラーメンを食べ(トップ写真)、食後に仙太郎の「あづき寒天」を食べる。冷蔵庫から出したばかりだと冷た過ぎるので、室温に20分ほど出して置くと丁度いい冷たさになる。
一見氷のように見える寒天が目にも涼しく、小豆の風味と甘みが美味い。幸せ也。



生のビワ葉はGAIAネットで購入。今回の葉はかなり大きい。


夕食のおかずの一品作ってちょっと休憩してから、夫による治療を受ける。
今日はビワ葉温圧療法。生のビワ葉を患部に当ててその上からもぐさ棒を押し当てる温灸法で、自然治癒力を高めると言われている。ビワの葉に含まれるアミグダリンという物質がガン細胞を攻撃、破壊する効果や鎮痛作用も期待できる。3月下旬から週3回のペースでやってもらっている。


玄米多め、おかずは少なめが良いらしい

約1時間の治療の後は、ベッドで30-40分ほど横たわって体を休める。
それから間もなく夕食、大体17時半スタート。相変わらず玄米菜食で代わり映えしない食事が続いているので、久しぶりにちりめんじゃこを買ってきてもらった。ちょっと新鮮♪
毎朝起きると「あぁ、今日もまた何か食べられる!」という喜びに満ち、逆に夕食後のおやつを食べた後は「あぁ、今日はこれで終わりか」と寂しくなる。食欲だけで生きているわ(笑)。


ところで今日は祖母の98歳の誕生日だった。
今年は何もプレゼントを用意できず、おめでとうの葉書だけ送ったけど届いたかな。私の人生の倍以上も生きているなんて凄いとしか言いようがない。元気になったら会いに行きたいな。

2023年8月6日日曜日

暑さ一段落?




ゆっくりと進む台風6号の影響で午前中から空模様が慌ただしく変わる。
幾つもの白い積乱雲がも天に向かってモコモコと伸びていくかと思えば、いつの間にか黒い雲が広がって来て一時的にざーっと雨が降ったり・・・ついつい窓の外へ目が行ってしまう。




雨が降ると湿気が高くて蒸し暑いものの、最高気温33.4度だから少しは過ごしやすいかな。
予報によるとこの先1週間は曇りや雨マークが並んでいるから、ようやく猛暑も一段落しそう。



本日のランチ:全粒粉ペンネのラタトゥイユがけ


今週も丸山ワクチン3回、陶板浴、ビタミンC点滴&温熱治療へ出掛けて終わった。
この夏は治療の為の外出と洗濯干しですっかり小麦色の肌になってしまった。日焼け止めは塗っても汗ですぐ流れちゃうし、塗って意味あるのかないのか(笑)。

猛暑でも免疫力を上げる為に熱いお灸したり、陶板浴や温熱治療したり・・・傍から見たら気違いだと思われそうだけど、地道にやっている治療のお陰で元気になっているよ。
ただ体重はこの2か月ほぼ変動なし。夫が言うには体重が増えてくれば癌が治って来たサインと見ていいらしいので、あとは体重が増えてくれると嬉しいな。結構食べているんだけどなー。