竹垣と石畳の通路を歩いて入り口へ |
雨が多くて寒かったこの一週間、今日は朝から晴れ!!家の窓から富士山もくっきり見える。
この晴天と夫の仕事のタイミングで7年半ぶりに根津美術館へ行って来た。
特別展の「江戸の茶の湯」が開催中の美術館、でも一番のお目当てはここの広大な庭園の紅葉。
今まで何度か訪れたことがある庭だけど、秋には来た事がなかったのでやっと念願が叶った。
そんな訳で入館料を払って館内へ入ると、美術展は後回しにして庭園へ向かう。
庭へ入るとまずモミジの赤色がぱっと目に入って来て一気にテンションが上がる。
前を歩いていた外国人の親子の姿が微笑ましく、思わずパチリ→
地面の凸凹や石段を慎重に上り下りしながら、色付いた秋の景色に見惚れる。
陽の光に透けた木々の葉が美しい~。
庭園には茶室が4つ有り、至る所に石像が点在している。地図を見ず適当に散策したけど、どこからも良い景色で沢山写真を撮った。
特に池の周りの景色はいくつもの色が重なりあい、水面に映った色彩がまるで絵画のよう。
海外からの観光客も多く、日本庭園と紅葉の美しさに感激してしきりにシャッターを切っていた。
個人的には桜のシーズンより紅葉シーズンの方がお勧めだわ♪
吹上の井筒にて |
前回来た時はまだ杖をついておっかなびっくりの散策だったけど、今回は少し遠回りする余裕もあった。しかし紅葉を満喫した頃には体がすっかり冷え切ってそろそろギブアップ。
正午前だったけど、敷地内にある「NEZUCAFÉ」にてランチを食べる事にする。(夫はハンバーグセット、私はBLTサンド)
外の景色が見える窓辺の席に座れてラッキーだったけど、30分も待たされた上に料理がイマイチで前回程の好印象は持てなかった。
館内から見た風景 |
ランチの後は、美術館へ戻って特別展の会場へ。
江戸千家の祖となった川上不白(1719~1807)の生誕300年を記念して、掛け軸や花器、茶の湯道具、書が展示されていた。渋い展覧会ながら熱心に見ている人が多かった。抹茶は好きだけど、茶の湯には詳しくないので私達はざっくり見て終わり(苦笑)。
美術館を出て、以前から気になっていた「buik」というカフェ(美術館の近くにある)へ寄ってお土産に焼き菓子を購入。それから表参道のケヤキ並木を目指して歩く。
交差点を渡ってケヤキ並木のある通りへ入ると、黄色に色付いた木々が見頃だった。
よく見ると街路樹にはぐるぐると電飾が巻き付いているから、夜はイルミネーションが見れるらしい。未だここのイルミネーションは見たことがないんだよね。
表参道ヒルズ前は人通りが多い |
・・・そんな事を思いながら歩いている内にNEZUCAFÉで暖まった体はあっという間に冷えてしまった。日向はともかく、日陰は寒すぎてレイノーも出る(手袋&カイロがあっても)。
息切れと足の痛みとで時々座って休みながら表参道ヒルズを通り過ぎ、ヒルズ隣のラルフ・ローレンのビル1Fにある「ラルフズコーヒー」に入って休憩。
通りから少し奥まった所にあるせいか、ここは待たずにすぐ座れるのが嬉しい。
今年5月にここに来た時と同じく、今回もカップにたっぷりと入ったラテを飲んで体を暖めた→
店内は日本人より外国人の方が多く、色々な言葉が聞こえてくる。私がゆっくり休んでいる間に隣にあるRRLを覗いて来た夫が言うには、いつもより客(主に中国人)が多かったって。
平日のRRLはいつも閑散としていたのでちょっと驚き。ホリデーシーズンだから?
足が痛くていつもの歩道橋からの景色は撮れそうになかったので、コーヒーブレイクの後は寄り道せずにまっすぐ家へ帰った。歩数計は8,290歩。
外を歩くのには寒い日だったけど、秋を存分に感じた一日だった。
(最低気温1.6度で今季一番の冷え込みだったらしい)