2018年4月14日土曜日

渋谷/「ねこたち」展


Bunkamura+東急百貨店



明日は天気が荒れるそうなので、予定を前倒して本日妹と一緒にBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の『猪熊弦一郎展 ねこたち』を見に行く。

猪熊弦一郎(いのくま・げんいちろう/1902-1993)は、香川県出身の画家。パリ、ニューヨーク、東京で暮らし、数多くの作品を残す。

大の猫好きで多い時は十数匹の猫と一緒に生活していた事もあり、猫をモチーフにした作品も多い。

本展は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が所蔵する猫を描いた作品(油彩、水彩、素描)を中心に、猫以外のモチーフ作品も若干加えた百数十点によって構成されているそう。


「ねこたち」展だけあって様々な表情やポーズの猫たちがいっぱいで見ていて楽しい。
アンリ・マティスに学んだ時期の作品はマティスっぽい作風で明るく、妻と猫を描いた作品が多い。その後、徐々に画風が具象から抽象へと変わっていく。


写真撮影可のエリアもあった

ニューヨークへ渡った後の画風ががらりと変わったのが印象的だった。その頃の絵には猫が登場して来ない。それが80歳を超える頃からまた登場する。
メモ書きのようにささっと描いたスケッチも多数あり、猪熊夫妻と猫達の写真もあり、バラエティに富んだ作品群は見応えがあった。



最後にミュージアムショップを覗いて美術館を出る(かわいいグッズが色々あったけど妹も私も結局何も買わず)。
週末で会期終了間近(4/18まで)だったけど混雑はそれ程でもなく、ゆっくり見れて良かった。


←お腹が空いたので目当てのカフェを目指して裏通りを歩いていたら、塀の上に咲くツツジの鮮やかなピンクが目に入った。

今年は桜が咲くのが早かったからツツジも早いのかな?根津神社のツツジも咲き始めているのかしら。



カフェ・マメヒコに到着→

裏通りに面した入口は少し奥まった所にあるのでちょっと分かりにくい。

こだわりのコーヒーを提供するカフェとかで以前から入ってみたかったお店。


店へ入ると薄暗い空間の中央に大きなテーブルが有り、その上には沢山のランプがあって明かりが幻想的に灯っている。アンティークなインテリアも落ち着くし、なかなかいい感じ。
端っこの小さなテーブル席に案内されて着席。



食事メニューは意外に少なく、厚切りの円パンの上に豆とチーズが載ったオープンサンドを注文した。

←私は「トマトとソーセージ」を、妹は「ピザトースト」を食べたけど、腹ペコの人には物足りないかも。



しかし、私が一番楽しみにしていたのは期間限定(3/24~4/22)の檸檬ケーキ!→

ケーキと書いてあるけど、いわゆるレモンパイ。
でも上に載っているのがメレンゲではなく生クリームなのでケーキなのかな?

軽くてサクサクのパイ生地の上に濃厚なレモンカード、そしてその上に口当たりの軽いクリームがたっぷり。甘酸っぱくて美味しかった。

コーヒーも飲みやすくて全体的には好印象だったけど、とにかく注文した物が来るまでやたら時間がかかる!お陰でしっかり休めたけどね、夫が一緒だったらイライラされただろうな(苦笑)。

「渋谷109」前の交差点にて

私の脚が痛いのと強風が吹き始めて来たので今回はこれにて解散。
落書きがいっぱいの建物の間を通り抜け、駅へ戻ったのでした。渋谷はいつだって人の多い街だけど、週末は更にすごい人混みだね。
(万歩計は7,005歩をカウント)

妹よ、今日はありがとう!今度またお茶しましょう。
来月の日光と長野、楽しんできてね。

0 件のコメント:

コメントを投稿