小石川後楽園／CP9でランチ

水戸黄門ゆかりの庭園

前回、小石川後楽園で見たカモの親子をまた見たいなぁと思い、同じ時季に再訪する事に。
後楽園駅からえっちらおっちら歩いてようやく入口に到着した時には既にバテバテの私・・・途中、夫に何度か「もう帰る？」なんて訊かれたけど、ここまで来て引き返すなんてありえん！

園内に入ると沢山の人（老人率高い）で溢れていた。
あちこちにあるベンチはどこも埋まっていて座れそうにない。

これは先へ行ったらもっと人が多そうだな～と嫌な予感がする中、近くではカモが我関せずとばかりのんびりと眠っていた→

そうして花菖蒲田へ着くと予想通り、周辺は更に多くの人が集まっていた。
「より近くで花菖蒲をご覧頂けるように」と、花菖蒲田の脇に木道が設けられたいたものの、その狭い通路に人が密集しているので前に進めそうにない。

見頃を迎えた花菖蒲たち

混雑時は立ち止まらないように、という立て札を無視して殆どの人が止まったり座り込んだりして写真を撮っている。こんなんじゃ花を眺めるなんて気分にもなれず、望遠レンズで隣の稲田側からささっと撮って退散した（苦笑）。

そして、一番の目的だったカモの親子の姿は田んぼのどこにも見当たらず。どうやらまだ来ていないらしい。

2年前にここに来た時は、花菖蒲の見頃が過ぎた頃で人もまばらでカモの親子も見れたのに・・・あと一週間待ってから来れば良かったな。うーん、残念！

楽しみにしていたカモの親子は見れず、人だらけの庭園にがっかりしつつ、池の周りをぐるっと歩いて出口へ向かう。凸凹の地面を歩くので転ばないよう、慎重に・・・

庭園の端にある内庭（うちにわ）の池は蓮の葉で覆われていて花も咲いていた。
↑バックに見える白い建物は東京ドーム。



庭園の何箇所かで修復工事が行われていたけど、この内庭のすぐ近くでも「唐門」の復元の為の調査と工事をやっていた。
こういう工事って結構長くかかるものね（前回来た時も工事をやっていたから）。

本日も蒸し暑く、汗をいっぱいかくのでこまめに水分補給をする。
休憩した時にベンチから庭全体を撮ってみたけど、パノラマにすると小さいな～。

↑写真をクリックすると少し大きくなるよ。
岩の右側に小さく見える白い点はサギです（分からないか・苦笑）。

園内には今見ごろのあじさいの花も所々にあって綺麗だった→

あじさいと言えば六義園にも行きたくなるけど、今日みたいに天気が良い日はかなり混んでいるんだろうな。

不完全燃焼に終わった庭園を出て、空腹を抱えながら飯田橋駅へ向う。
ヘロヘロに疲れて脚が痛かったので歩道橋の長い階段の上り下りがきつかった！昼時でオフィスから出てきた人達はそんな私の横を軽々と上って去っていったけど・・・（苦笑）。

歩道橋の上から見えるJR飯田橋駅とホーム

ようやく駅に着き、電車で1つとなりの市ヶ谷へ移動する。
ここから更に頑張って歩いてやっとこさ、『 Chili Parlor 9 』に到着～ ぜいぜい。

13時近かったけど店内は満席で一人外で待っている人が居た。
私らも10分くらい外で待ったかな？日陰で心地よい風が吹いていたので苦にならなかった。

かなりお腹が空いていたのでボリュームのあるランチセットを食べる自信はあったけど、食後にプリンを食べたかったので単品でひよこ豆のペーストのサンドイッチとコーヒーだけ注文した。

夫は日替わり料理のチキンとほうれん草のカレーとホットドッグを注文。カレーも美味しそうだった。

さすがにサンドイッチはぺろりと完食、もちろんその後でお待ちかねのプリンを頂く♪
ほろ苦いカラメルソースがたっぷり、前回同様とっても美味しかった！


お腹が満たされて少し元気が出てきた所で、お次はすぐ近くの『 FACTORY 』へ行くとこちらもイートインは満席、そしてパンは殆ど無くなっていた（涙）。

ここは一度に沢山のパンを焼かないから、売り切れちゃうと次のパンが焼きあがるまで数時間待たなくちゃいけないのよね・・・うぅ、チリパーラーへ行く前に覗いた時にはまだ色々あったのにな。


結局ベーグルは1個も買えず、残っていた物の中から幾つかのパンといつも買うビスケット（←夫がえらくお気に入り）を買って店を出た。
今度はランチへ行く前にまずパンを買おう。

痛みも疲労も極限にまで達していたので今回は靖国も花田にも行かず、おとなしく家に帰った。
万歩計は、久々の1万歩超え（10,075歩）。
筋力が落ちまくったやわやわの脚ではもう限界でした。


後楽園の花菖蒲は綺麗だったけど、人が多いと風情もないし落ち着いて見れない。
人混みが苦手な私らは「○○が今見ごろです！」ってシーズンを外して行くしかないね。
カモの親子には会えず、写真も撮れず（せっかく望遠レンズ持っていったのに）、ベーグルも買えず、ちと物足りないお出掛けでした・・・カモはまた来年トライするかな？