2014年1月31日金曜日

新宿御苑 大温室



冬晴れの澄んだ青空の下、以前から行きたいと思っていた新宿御苑の大温室へ行く。
開園したばかりの御苑はまだ人も少なく、広い敷地が更に開放的で気分爽快。


太陽の光を浴びてキラキラと光る小さな白い花は、「ペーパーホワイト」という名のスイセン→

早咲きのスイセンらしいけど、スイセンを見ると春の訪れを感じる。


冬だから花はそれ程多く見れないだろうと思っていたけど、水仙の他にも蝋梅や寒桜(↓)なんかが咲いていて目を楽しませてくれた。三脚を立てて熱心に撮影している人もちらほら見かけた。

朝のさわやかな空気を吸いながら、温室までの道のりをゆっくり歩いた。
20分くらい歩いた所で、ガラス張りの温室が見えて来た↓


2012年に全面的に建て替えられた大温室には、熱帯の植物を中心に約2,700種の植物が栽培されている他、絶滅の恐れのある植物の保護や増殖にも力を入れているそう(パンフレットより)。




温室の中へ一歩入るとそこは熱帯!

暖かくて湿度が高い(天井からは結露で水滴が絶えず落ちて来る)のでカラカラのお肌には嬉しいけど(?)、すぐにカメラのレンズが曇ってしまった。
しばしレンズの曇りが無くなるまで待ってから散策開始。

入口近くは「人と熱帯の植物」コーナー。
人の身近にあって親しまれている熱帯の花や木、果実のなる植物を中心に展示されている。

バナナやココナッツ、カカオ、パパイヤなどおなじみのフルーツも木になっている姿を見ると別の物に見えたりする。
葉だけでなく花も大きいバナナの樹→

熱帯の植物って大きくてカラフルなものが多いので目に楽しい。
何故、この形と色で進化してきたのか?・・・とか考えるのもまた面白い。



葉が縮れているのは生き残る為の知恵なんだろうけど、よくよく見ると気持ち悪い(苦笑)→


蓮を始めとする水生植物が展示されている池と滝を通り過ぎ、沖縄の植物と熱帯低地の植物を見て、乾燥地の植物のコーナーに来ると大きなサボテン達が。

地面からニョキッと生えている「キンシャチ(↑)」は椅子レベルの大きさ・・・もちろん座ったら相当痛いだろうけど(笑)。ウチのサボテン達も徒長じゃなくこんな風に大きくなって欲しいもんだわ。

サボテンを見た後は橋(↓)を渡って、「熱帯山地の植物」のコーナーへ。


このコーナーには標高が高く気温が低い山地に自生する植物が展示されている。

コーヒーの木や綺麗な色と形が目を引くランなどなど・・・

一通り見て外へ出ると、冷たくて乾いた空気が湿った体に気持ちいい。
まるで浴室のような高温多湿な温室に入るのは冬が最適だろうな。(夏はムリ!)

温室から程近い所にあった丸花壇には春の花が植えられていた↓


思っていたより早く温室を見終わってしまったので、日本庭園の方を回って帰る事にする。
春には花見客で賑わう大きな広場もこの時季はこの通り(↓)がらんとして静か。
乾いた芝生がふかふかのじゅうたんのようで歩くのが心地いい。

途中、中央休憩所で少し休憩してから日本庭園へ行き、「旧御涼亭」の姿をカメラに収めた↓(思いっきり逆光だったけど)。 建物の中には入れず。

日本庭園の植木を何人かの職人さんが剪定していた。広いから手入れするのが大変そう。
庭園内に茶室が2箇所にあったけど、抹茶と和菓子のサービスはなかった。残念。


欲張って寄り道したら例によって脚が痛くなってしまい、JRの新宿駅まで歩く元気なし。
最寄の新宿御苑前駅から地下鉄に乗り、池袋にある行き付けのバーガー屋でランチにした。
(私はベジバーガーを食べた→)

お腹いっぱいになったので脚は痛かったけど運動がてらデパート内の店をいくつか見て回った。
先日から履きやすい靴を探している夫だが、今回も気に入るものがなくて(ビジネスシューズばかりだった)結局本日も収穫なし。

その後休憩に入った千疋屋で苺のシュークリームを食べ(お腹空いてないくせに)、旬の苺の美味しさを堪能して家に帰ったのでした。

今日は歩いたな~と思ったら、万歩計は13,064歩をカウントしていた!
疲れたけど念願の温室に行けて植物のエネルギーを体いっぱいに浴びて元気が出た。
今度は是非、春の御苑に行ってお花見してみたいな。


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