5、6年ほど不眠が続いていたのに、今年に入ってから何故か自然と眠れるようになったのに、今月初めからまた夜眠れなくなってしまい、この一か月は毎晩入眠剤を飲んでいる。
先週末から降圧剤を減らした上に服用時間を変更したのだが、このせいで一日中血圧が高くて(上が140-160、下が90-110)心臓が痛くなる事もしばしば。しばらくすれば身体がこの薬の量に慣れて血圧が安定してくれるんじゃないかなと思っているけど、どうかな??
睡眠不足じゃ余計に血圧が上がるから、就寝が遅くて起床が遅い今のサイクルを断たなくては・・・
今日も睡眠不足と高血圧で胸が苦しかったけど、先週末に主治医に外来の予約を入れてもらった皮膚科を受診しに病院へ行った。
何を診てもらったかというと、右足の親指の爪。
両足とも巻き爪なのはもうずっと前からだけど、右足の親指の爪が変色して割れやすくなったのはおそらく3、4年ほど前の事だと思う。痛くもかゆくもないので今まで特に気にしていなかったんだけど、先日ペディキュアを落とした時に色がかなり悪くなっていたので急に心配になった。
ネットで調べた所、爪に真菌(カビの一種)が入り込む「爪白癬」のようだと分かった。つまり「爪の水虫」って事で・・・これが分かった時はショックだった。
「爪白癬は爪の内部に菌が入り込むので外用薬では治りにくい為、内服薬で1年ほど時間をかけて(足の爪が全部入れ替わるのに1年かかるらしい)治す事が多い」・・・てな説明がネットには載っていた。
私の場合、ステロイドと免疫抑制剤で免疫を落としている上に他にも色々な薬を飲んでいるので、内服薬で治療するとなると飲み合わせ等々心配な事が出てくる。なので同じ病院の皮膚科で診てもらう事にした。
他人に見せるような写真じゃないのはよくよく分かっているけど、これからの治療の過程を見ていく際の比較としてこの爪白癬の写真をこれから載せます・・・気持ち悪い写真なので目に入れたくない方はマウスをスクロールしないで下さいね。汚いものをUPしてすみません。
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皮膚科は待たされると知っていたけど、今回もかなり待たされてようやく診察室へ呼ばれた。
ドクターに2、3質問され、問題の爪を見せた(相手が医者でも人に足を見せるのって恥ずかしい)。
「うん、おそらくこれは爪白癬でしょうね」と言いながら、ドクターは大きなハサミのような爪切りで爪の変色した部分をバチンバチンと切り落とした。痛くはなかったけど、凄い音にびっくりした。
その粉々になった爪の一部をプレパラート(懐かしい響きだ)に乗せて顕微鏡で調べること数分、「やはり(菌が)居ますね」と一言。あー、やっぱりそうなのね(苦笑)。
これが一週間前の状態↓ (左足の親指の爪の横線は特に何も言われず)
そして爪の一部を切り落とした後↓(自分で見ても気持ち悪い!!)
気になる治療法については、症状のある爪が右足の親指だけなので外用薬で治療しましょうと言われほっとした(出来ればこれ以上薬を飲みたくないので)。
外用薬は「ルリコン液1%」という抗真菌薬→
これを毎日1回、入浴後の清潔な患部に垂らして使う。一日に何度もつけるとかぶれるので注意との事。
更に巻き爪対策として、布テープをきつく指の周りに巻きつける方法を教えてもらった。
爪の周りの皮膚を引っ張る事によって、爪が湾曲する力を抑える事が出来るそうだ。
爪の脇を切るとか、爪の裏にワイヤーを通す方法しか知らなかったので、この痛くない対策法は嬉しい。これも毎日1回テープを貼り換えて続ける事にした。
水虫と言うとオジサンのなるものかと思われがちだけど、今はオフィスで一日靴を履きっぱなしの女性にも結構多いんだそうな。しかし私の場合、もう長年家に居るだけのぐーたら主婦で真冬以外は裸足で常に乾燥した状態なのにな。巻き爪は不衛生になりやすいのでそれも大きな原因の一つだとは思うけど・・・それにしても右の親指1本だけなるってのも不思議。
内服薬で治療となると2週に1回くらいのペースで通院するらしいけど、今回外用薬で済んだので通院は膠原病科の外来と一緒でいいと言われた(5週に1回)。良かった~。
これから毎日せっせと石鹸で患部を洗って、根気よく薬で菌を殺すとしよう(苦笑)。
それにしても、数年もほったらかしにしておいてよく他にうつらなかったな・・・怖い怖い。