2025年11月30日日曜日

今月読んだ本


2015年に出版された新訳版


先月同様、今月も何だかバタバタしていてゆっくり本を読める時間が作れず。
読んだ本は相変わらずミステリーが多く、ここ最近はシムノンのメグレシリーズを再読も含めて何作か読む。昔の作品も意外に読めるなぁと思い、1942年に出版されたウィリアム・アイリッシュの小説「幻の女(原題: Phantom Lady)」を借りて読んでみた。

「幻の女」のあらすじはこんな感じ↓
ある晩、主人公の男は外出前に妻と大ゲンカをして家を飛び出す。たまたま入ったバーで見かけた、奇妙な帽子を被った見知らぬ女に声を掛け、妻と行くはずだったレストランで一緒に食事をし、劇場でショーを見て酒を飲んで別れる。家に戻った男を待っていたのは妻の死体と刑事2人だった。

妻を殺害した容疑を掛けられた男はアリバイを証明する為、例の帽子を被った女を探すが見つけられない。その上バーテンダーやタクシーの運転手など、男が女と一緒に居る所を見たはずの人達から「男は見たが女は居なかった」と証言される。死刑宣告を受けた主人公を何とか救おうと友人や恋人(妻と離婚したら結婚するつもりだった女)が幻の女を探し始める・・・。


至る所に防犯カメラがあって科学捜査の技術が進んだ現代では考えられない話。しかし物語の時代はこの本が出版された頃の設定だから、運悪くこんな事態に陥ることもあり得るかもしれない。タイムリミットが迫る中、死刑判決を覆せそうな証人が次々と死亡し、真犯人になかなか辿り着けない。
最後の最後までハラハラさせられたけど、意外な犯人と謎の女の正体が分かり幕は下りる。若干疑問も残ったものの、評判の高いサスペンス作品だけあって見応え十分で面白かった。


<今月読んだ本>
・TRANSIT NO.69 Autumn 2025/特集: 永久保存版 続・世界のパンをめぐる冒険 進化論(雑誌)
・ジョルジュ・シムノン/メグレと若い女の死(原題: Maigret et la jeune morte)
・原田マハ/丘の上の賢人-旅屋おかえり
・伴田良輔、今村規子、山岸吉郎、河西見佳/懐かしいお菓子-武井武雄の『日本郷土菓子図譜』を味わう
・東京 暮しの手帖社/暮しの手帖 第37号 2025-8-9月号(雑誌)
・ジョルジュ・シムノン/メグレとマジェスティック・ホテルの地階(原題: Les caves du majestic)
・河合隼雄/大人の友情
・ウイリアム・アイリッシュ/幻の女(原題: Phantom Lady)
・大平一枝/台所が教えてくれたこと-ようやくわかった料理のいろは
・東京 暮しの手帖社/暮しの手帖の傑作レシピ 2020保存版

2025年11月28日金曜日

皮膚科外来




一昨日(11/26)受けたMRI検査の結果を聞きに病院へ向かう。
行きの電車が遅れて予約時間の5分前に病院に到着。私なりに超早歩きして何とか間に合ったけど、肩で息する程しんどかった。でも40分ほど待ったので焦る必要はなかった(苦笑)。

診察室に呼ばれ、ドクターと一緒にMRI結果を見ていく。
右手の人差し指と中指の爪周辺に炎症は見られるものの、骨髄炎ではないとの所見だった。
ドクターに「良かったです。結構な確率で膠原病患者さんに骨髄炎が起きるのでね」と言われ、骨髄炎ってそんなに珍しい病気じゃないんだと知って少し怖くなった。

問題の人差し指の第一関節辺りの腫れは大分引いて、強く押さなければ痛みもない。先週処方されたマイザー(ステロイド剤)は数日使ったら皮膚がヒリヒリして痛かったので止めて、ユベラ軟膏だけ塗っていた。それで改善が見られたので引き続きユベラだけで様子を見るつもり。
右手中指の爪のひょう疽はまた新たな膿が溜まって痛いのでドクターに診てもらった所、「膿の量が爪に穴を開けて押し出す程ではなさそうです」と言われた。こちらもゲンタシンを塗って自然に治るのを待つしかなさそう。

そんな訳で自然治癒するまで2本の指にそれぞれ軟膏を塗って様子を見て下さい、って事で今回の皮膚科外来は一旦終了。何だか皮膚科へ行ってただ疲れただけのような気もするが、骨髄炎の可能性もあったから受診した意味はあったかな。

先週と今週で計4回も病院へ行ってぐったり。そうこうする内に11月がもうすぐ終わるよ。
今はイチョウの木が綺麗に色付いているから、葉が落ちない内に見に行きたいね。
(全然関係ないけど・・・SLE持ちの妹が今日から松本市内の病院に入院した。一日も早く症状が落ち着くよう切に願っている)

2025年11月21日金曜日

皮膚科外来/池袋でランチ


池袋西口公園の木々も色付いていた


右手人差し指先の腫れを皮膚科医に診てもらう為、一昨日行ったばかりの病院へ再び行く。
前回皮膚科を受診したのは2018年4月、右手中指のひょう疽を治療するのに半月ほど通った。しばらくぶりの外来なので受付後に問診票に記入し、20分ほど待った所で診察室に呼ばれる。

前回と同じドクターに右手人差し指の患部を見せて経過を説明し、恐らくフロスを巻き付けた時に出来た傷に菌が入ったのではないかと思うと伝える。患部が乾いている(膿が溜まったりしていない)ので何も出ないと思いますが・・・と前置きされ、綿棒で患部を擦られた。念のため培養検査に出すそうな。

それから「見た所、仰る通りフロスが強く当たった事で皮膚が炎症を起こしている(接触皮膚炎)ように見えます。が、たまに膠原病の患者さんで骨髄炎が見られる場合があるので、造影剤を使ったMRI検査をして問題ないか確認しましょう」と言われてびっくり。
骨髄炎は骨の感染症で、傷口から入った菌が血流に乗って骨まで到達し、痛みや発熱が起こり、酷い時は壊死するそうだ。膠原病患者はステロイドの長期服用で菌に感染しやすい上に骨がもろくなっているので、見た目は悪くなさそうなのに隠れ骨髄炎を発症していた、なんて事もあるらしい。

いやはや、指の腫れでMRI検査を受ける事になるとはね。今日の14時以降なら検査出来ると言われたものの、何時間も待つのは嫌だったので来週にしてもらった。 あと軟膏を2種類(マイザーとユベラ)を処方してもらったので、今晩からそれを患部に塗って様子を見ようと思う。



池袋駅西口前の風景


思ったより時間が掛かってしまい、病院を出た後は急いで夫の待つ池袋へ向かう。
池袋に着いて待ち合わせ場所に行くも夫が居ない!焦って探し回り、ようやく見つけた。待ち時間が長くて西武と東武、両方のデパートをあちこち見ていたらしい。ごめんよー。


美味しそうに見えないな(苦笑)


とりあえず駅の西口へ向かい、何を食べようか考えつつ芸術劇場のある池袋西口公園の辺りを歩く。それからサブウェイに行って、地下でサンドイッチをモリモリ食べた。私はアボカドベジー、夫はローストビーフサンド。久しぶりのサブウェイ、フツーに美味しかった。


メトロポリタンプラザ(左)とルミネ池袋(右)


夫と池袋西口エリアに来るのは数年ぶりだったので、食後の運動も兼ねて少し歩く事に。
メトロポリタン通りを通ってホテルメトロポリタンの1Fを覗き(ビュッフェが盛況だった)、遠くに見える紅葉した木々を目指して歩いたら西池袋公園に着いた。


豊島区立西池袋公園


7年前の秋にこの公園に来た時は保育園の子供達が走り回っていたけど、今日は人の姿は少なく静かだった。公園の隅に落ち葉が詰まった袋が幾つも置いてあった。恐らくあれは焼却処分されるんだろうな。再び土に還せれば良いのに、資源を燃やしてしまうなんて勿体ないと思ってしまう。



それはさて置き。
確かこの辺りにベーカリーがあったような・・・と見渡したら、まだあった!→

営業していたので思い切って店に入り、あんぱん、チョコスコーン、栗タルトを買った。イートインも出来るみたい。

東武百貨店の入口はクリスマスの装い


予定外の土産を買った所でUターンして駅へ戻る。
東武のビオセボンで野菜と菓子を購入し、次は西武の自然食品店やLoftにも行くつもりが・・・何だか疲れてしまって断念。一昨日と今日病院へ行くのに早起きしたせいもあるのかな、情けないけど無理しない方が良いと判断して帰りの電車に乗った。


小さな栗タルトは750円、ちと高いかな


帰宅して夫の淹れてくれたコーヒーと買ってきた栗タルトで一休み(お腹が空いていたのでサブウェイのサンドイッチだけじゃ足りなかった)。タルトは悪くなかったけどこの値段だともう少し良い材料を使ってレベルアップして欲しいって感じだった。

病院帰りに夫と待ち合わせしてランチ、なんていつぶりだろうか。
何だかんだ歩いて万歩計は8,799歩をカウント。来週のMRI検査が気になる所ではあるが、明日は朝ゆっくり寝たい。夫よ、駅で長い事待たせて申し訳なかったね。お疲れ様でした。

2025年11月19日水曜日

外来日




昨日一日近く悩まされた頭痛は今朝には何とか治まり、ほっとして病院へ向かう。
冷え込んだのでダウン、帽子、マフラー、手袋、そしてポケットにカイロをしのばせて・・・外を歩いている分にはちょうど良かったものの、電車と病院の中は暑かった。

いつものように地下の検査室へ行き、家で採った尿のスピッツを受付に出してから採血を済ませる。膠原病科の外来へ移動して受付、電子カルテの入力、血圧測定をすると後は呼ばれるまで待つだけ。老眼鏡をかけて本を読むも周囲が騒がしくて余り進まず。

珍しくほぼ予約時間通りに診察室へ呼ばれ、主治医から先月プレドニンを少し減らした影響はあるかと訊かれる。特に変わりなしと伝える。
血液検査の結果は、CK値は384→334 U/Lと僅かに減ったが基準値よりは依然高い。ここ3か月続けてASTとALTの値も高いが、医師によるとCK値が上がると一緒に上がりやすいらしい。抗DNA抗体は4.6→5.0 IU/mLで横ばい。LDとアルドラーゼもずっと高いままだ。尿検査は自宅で採尿するようになってから尿蛋白が陽性になる事がなくなった。今回はプレドニンの減量なし。

最後に右手人差し指の爪の下辺りの腫れについて相談する。
かれこれ半月ほどゲンタシン(抗生剤)やプロスタンディン(潰瘍薬)を塗っているのだが、赤味を帯びた腫れが引かない。お風呂に入るとしみて痛いし、触っても痛い。原因は恐らくフロスを巻き付けた時に出来る小さな傷から何か菌が入ったのだと思われる。
一か月前に出来た右手中指のひょう疽(ひょうそ)はようやく治って来たんだけどな。
主治医に見せたら皮膚科に診てもらった方が良いと言われ、金曜に予約を入れてくれた。


とらやの生菓子 亥の子餅(左)と紅葉焼(右)


会計は激混みでかなり待たされ、その間にまた頭痛がして来た。やれやれだね。
家に帰ると、台所に夫が伊勢丹で買って来たパンやお菓子のお土産がたんまり置いてあってテンションUP(笑)。ランチの後に早速とらやの生菓子(亥の子餅紅葉焼)を抹茶と頂きましたよ。暫くぶりに食べたとらやのあんこが旨くて感激した。夫よ、ありがとう!

・・・と和菓子を食べた時は頭痛を一瞬忘れられたのだけど、また痛みが戻って来てベッドで1時間ほど横になった。先週からちょこちょこと頭が痛いんだよなぁ。何でだろうか。夫が「とりあえず老眼鏡を作ってみたら?」と言ってくれたので近々自分の視力に合った眼鏡を作ろうかと思っている。それで頭痛が減ってくれたら万々歳なんだけどな~。まずは明後日に皮膚科で人差し指をちゃんと診てもらおう。

2025年11月17日月曜日

近所散歩(野鳥いろいろ)


日ごとに葉が色付いていく


暖かな週末が終わり、また新しい一週間の始まり。もう11月も後半ですか。
朝からの青空と暖かい陽気に誘われ、ランチ前に夫を誘って散歩に出る。今月初めに行った散歩では紅葉は始まったばかり、川にはサギ1羽しか居なかったので・・・今日は何か撮りたい。




風で木の葉が舞う中を歩き、いつもの川に到着。
橋の下にサギが1羽見え、更に先へ行くとカモの姿が見えて来た。3羽そろって寝ていたのに急に起きて泳ぎ出した。起こしてしまったのかな・・・ごめんよ。


トリミングしてこの大きさ(涙)


・・・とそこへ、左手からひゅーっと青いものが横切って枯れ枝に留まった。カワセミだ!
カメラを構えていた所にカワセミが来るなんてラッキー。慌ててズームいっぱいに伸ばしてシャッターを切るも小さいこと!(笑)。望遠レンズ持ってくるんだった~と激しく後悔する。
しばらく観察していたらぴゅっと川に潜って魚を捕まえて食べていた。良いもの見れたよ。




カワセミを見ていたら目が慣れてきて、川辺をぴょんぴょんと飛びながら移動する鳥を発見。
一瞬、ハクセキレイかと思ったけど腹が黄色だからキセキレイだ。動きが早く撮るのが難しい。


遠い所で更に小さいけど、ハクセキレイです


今度は川の向こう側にあるフェンスの下で尾を上下させながら走るハクセキレイも見つけた。
あの独特な動きが何だかユーモラスでかわいいのよね。


列をなして進むカモ御一行様


何だかやけに鳥が居るではないか・・・望遠レンズ持って来ない時に限って!(まだ言ってる)。
川底に水草が茂っている所でカモが並んで進んでいく姿が面白かった。カルガモの他にマガモも居たのだけど日陰で上手く撮れなかった。マガモの頭部は鮮やかな緑で綺麗だよね。


これはコサギ(小型で嘴は黒く、足は黄色)


川の終点で鳥の観察を切り上げ、住宅街に入り、雑木林のある公園を抜け、畑の野菜を眺めて帰宅。日中22度を超える暖かい一日だったけど、明日からまた寒くなるらしい。

今年に入って野鳥に関する本を何冊か読んでいるけど、やはり知識を頭に入れるより外で実物を見る方がずっと楽しい。今更ながらバードウォッチングする人達の気持ちが分かるような気がする。
次こそは!望遠レンズを持って鳥を撮りに出掛けてみたい。

2025年11月12日水曜日

井の頭恩賜公園


スワンボートが浮かぶ井の頭池


朝から澄んだ青空が広がり、これは絶好の紅葉狩り日和になりそうだと井の頭公園へ出掛ける。
しかし吉祥寺駅に着いた頃には空は薄い雲で覆われ、気温も上がらず肌寒い。ともかく駅南口から七井橋通りを歩いて公園に行くと、赤や黄色に色付いた木々と池が見えて来た。




ここに来ると七井橋からの景色を眺めておしまい、って事が多いのだけど・・・今日は池の周りを一周するプラン。高い木々の上からは複数の鳥の鳴き声が聞こえ、時々鳥が頭上を飛び去って行く。


↑奥に小さく見えるのが「ひょうたん橋」


まだ色付いたばかりの木が多い中、真っ赤なもみじの木があると目を引く。水辺を泳ぐ野鳥の姿にも足を止めて眺めたり・・・そうこうする内に池の端にあるひょうたん橋まで来た。


恐らくチュウサギ(目と嘴は黄色、足は黒)


ひょうたん橋を渡ろうとすると足元の近くに真っ白なサギが居るのに夫が気付いた。大きな動きをしないようにそっと近寄ってシャッターを切る。魚を狙っていたのかな。




橋の上から見た景色はこんな感じ↑
雲の隙間から青空がちらっと見えるだけで紅葉が美しく見える。橋を渡ってUターンし、七井橋へ向かう。歩くごとに少しずつ変わる景色をしきりにカメラに収めた。





私達の傍をすいすいと泳いで行った鳥は「オオバン」→

体は黒っぽく、クチバシとおでこは白い。時々水の中に潜って餌を食べている様子。割と長く潜水していた。




顔を背中にうずめて眠っているカルガモ↑
井の頭池では2014年から定期的に「かいぼり」を実施しているそう。かいぼり後は水が綺麗になって数十年ぶりに水草が発生し、在来魚も増えてそれらを餌にしている水鳥の繁殖も見られるようになったらしい。素晴らしい取り組みだね。


スワンボートが増えていたよ


寒い中歩いていたら急にお腹が空き、ベンチに座ってバッグに忍ばせてあったショートブレッドを齧る。こういう時の為にスナックを携帯するのは大切なのだ(笑)。
そうして七井橋に到着。橋から改めて池と紅葉した木々を眺める。すっきりとした青空じゃなかったのは残念だけど、秋の深まりを感じる良い散歩だった。





さぁ、お腹が空いたのでランチを食べに行こう!・・・向かった先はウェンディーズ♪
初めて入った吉祥寺店は道を挟んでコピスの向かいにある。間口は狭いが店内は奥まであって席数も多い。昼時なのに空いていて快適、どこへ行っても混んでいる吉祥寺では穴場かも。





←例のごとく、Jr.チーズバーガーDXとフレンチフライ、カフェラテを注文。

ちと温かったが厚みがあってふんわりしていた。店舗ごとに微妙に食感や味が違うのは何故なのか。

コピス吉祥寺に飾ってあったクリスマスツリー


食べた後はビースクエアードでパンを買い、駅に戻ってアトレ吉祥寺をちょっと散策。
いくつか覗いた雑貨店ではクリスマスやお正月向けの商品が並んでいた。あちこちにクリスマスツリーが飾ってあったり、街灯に電球の飾り付けがしてあったり、もう本当に年末なんだな~。


ダークチョコとミルクチョコの2種類


最後にDEAN & DELUCAへ行くと、見た事のないお菓子(チョコチュイール)が売っていたので試しに購入。年末年始に向けてお菓子を買い込む季節がやってきたわい。

本日歩いた歩数は8,687歩。日中の気温が15度に届かず寒かったけど紅葉散歩は楽しかった。
桜の葉は今が一番の見頃な気がする。銀杏の葉が色付くのはもう少し先だから、まだしばらく秋の美しいグラデーションが見れそう♪

2025年11月7日金曜日

秋の根津神社、谷中散歩


根津神社 表参道の鳥居


ここ数日で寒暖差が大きくなり、近所の木々が少し色付いて来た。
紅葉の見頃はまだ先だろうけど、秋の根津神社はどんな感じだろうかと10年ぶりに再訪する(今までつつじが咲く頃にしか行った事がないと思う、多分)。


楼門


根津駅から地上へ出て不忍通りを北へ歩いていくと、神社付近に人だかりが出来ている。今やどこへ行っても外国人観光客で賑わっていますな。それに加えて幼稚園児の団体、七五三の撮影をする家族がちらほら・・・辺りは騒がしい。


拝殿の横にあった木は紅葉していた


境内に植えられている木々は所々色付いていたけどやはり見頃を迎えるのは数週間先かな。
唐門をくぐって拝殿をささっと見て、西門から塀の外へ出る。


↑左側の赤い塀が透塀


社殿を囲んでいる塀は「透塀」と言って、細い木で菱形に組まれた窓から中が透けて見える。
本殿の下に猫が居ないかと探してみたけど一匹も見当たらず。


千本鳥居とお稲荷さん


乙女稲荷に通じる参道には奉納された鳥居がずらっと並んでいて、当然ながら多くの人が撮影していた。池を見下ろす舞台も撮影会で埋まっていたので横から少し写真を撮っておしまい。
池には大きな鯉が泳いでいて、その姿をじっと眺める外国人の女の子が可愛らしかった。




あっさり根津神社を見終え、西門から外へ出ると真正面に日本医科大病院 東館が見える↑
2023年4月に丸山ワクチンを初めて受け取りに行った病院だ。あの時、根津神社が視界に入るも立ち寄る程の精神的余裕はなく・・・元気になって根津神社に来れて良かった。





さて、小腹が空いたところで不忍通り沿いにあるバーガー店、「TOTEMO」へ向かう。

バーガーと言ってもアメリカンなバーガーではなく、ドイツのバーガー(レーバーケーゼゼンメル)を提供する店。

オーストリア出身の店主が1年ほどかけてドイツの味を再現、今年5月にOPENしたそうな。
珍しさもあって行ってみたら店の間口がめちゃ狭い!席は外にあるテーブル1つだけ。


看板商品のレーバーケーゼゼンメルはドイツ風ミートローフをカイザーゼンメルというパンで挟んだもの。それだと野菜がゼロなので、私達はソーセージとザワークラウトが挟んである「Totemo ソーセージ」とカリーヴルスト、コーヒーを注文。


カリーヴルストとTotemo ソーセージ


バーガーは小さなサイズ(直径8cmくらい?)ながらソーセージが3本も挟んであるのでボリュームがある。甘酸っぱいマスタードとザワークラウトがソーセージに合って美味しい。
カリーヴルストはポテトとソーセージにカレーソースがかかったベルリン名物。マンガ「ねこと私とドイッチュラント」にも紹介されていて食べてみたかったの。カレーの香りが食欲そそる。



老舗のせんべい屋さん


満足感はあったものの、ソーセージばかりでちょっと重かったかな。野菜たっぷりスープと食べれば立派な食事になりそう。途中から来た店主さんは明るいナイスガイでした。
帰りは食後の運動がてら、谷中を通って日暮里駅まで歩くことに。この辺りは古くからやっている店が点在し、下町らしい景色も見れるので散歩が楽しいからね。


こちらも古くからやっていそうな魚屋さん


気持ちの良い秋晴れの中を気の向くまま歩き、小さな公園や寺、ひっそりと開けている店を覗いたりしている内に谷中銀座に出た。急に人が多くなりのんびりとした雰囲気が一転する。


↑左側のテントが建設中のマンション


夕焼けだんだんと名付けられた階段を上って振り返るとこんな景色↑
よく見ると日本人より外国人の方が圧倒的に多いという・・・あそこまで混み合うと何も見る気がしない。近くでは分譲マンションが建設中でこの辺りの景色が悪くなること必至、残念だね。


日暮里駅 外観が変わった


松野屋さんで雑貨を見て、本行寺に立ち寄ってから日暮里駅へ。
途中、池袋の自然食品店で買い物してから帰宅。万歩計は9,289歩をカウント。
駅の階段や坂道の上り下りも多かったのに限界までは疲れなかった。暖かかったせいかな?ようやく紅葉し始めた東京の下町さんぽ、良い気分転換になった。

2025年11月3日月曜日

近所散歩


遠くに白サギが居るよ↑


昼過ぎから風が強くなってきたけど、夫を誘ってえいや!と散歩に出る。
週2回受けていた丸山ワクチンを週1回に減らしたら案の定、運動不足気味に・・・何か理由を作って外に出なければと思うも体が動かず。だから勢いが必要になってしまう(苦笑)。


葉っぱの色も少しずつ変わっている


でもいざ外へ出ると気持ち良い。突風が時折吹くと乾いた木の葉が舞い上がり、秋を感じる。
いつも行く川へ行ったらカモやカワセミの姿は見当たらず、線路下に1羽の白サギの姿が目に入っただけ。風が強いから皆どこかへ避難しているんだろうか。




何か秋らしい絵を求めてあちこち歩き回った所、小さな公園の遊歩道脇にどんぐりが沢山落ちていた。これでリスでも現れてくれたら良い写真になるんだけどな~。


そういや祖母から頂いた柿、そろそろ食べよう


殆ど写真が撮れぬまま、スーパーの上の百均で少し買い物し、駅近くのブックポストで本を返却、ついでにKALDIを覗いて海外のお菓子を購入。畑が多いエリアを歩き、家の近くのスーパーで買い物をして散歩終了。近場フルコースで万歩計は5,238歩をカウント。

今日の強風は木枯らし1号だったと後から知った。いよいよ秋が深まっていくのね・・・ってもう11月だもの、そりゃ寒くなるのが自然か。この調子であっという間に年末になりそう。