2025年11月7日金曜日

秋の根津神社、谷中散歩


根津神社 表参道の鳥居


ここ数日で寒暖差が大きくなり、近所の木々が少し色付いて来た。
紅葉の見頃はまだ先だろうけど、秋の根津神社はどんな感じだろうかと10年ぶりに再訪する(今までつつじが咲く頃にしか行った事がないと思う、多分)。


楼門


根津駅から地上へ出て不忍通りを北へ歩いていくと、神社付近に人だかりが出来ている。今やどこへ行っても外国人観光客で賑わっていますな。それに加えて幼稚園児の団体、七五三の撮影をする家族がちらほら・・・辺りは騒がしい。


拝殿の横にあった木は紅葉していた


境内に植えられている木々は所々色付いていたけどやはり見頃を迎えるのは数週間先かな。
唐門をくぐって拝殿をささっと見て、西門から塀の外へ出る。


↑左側の赤い塀が透塀


社殿を囲んでいる塀は「透塀」と言って、細い木で菱形に組まれた窓から中が透けて見える。
本殿の下に猫が居ないかと探してみたけど一匹も見当たらず。


千本鳥居とお稲荷さん


乙女稲荷に通じる参道には奉納された鳥居がずらっと並んでいて、当然ながら多くの人が撮影していた。池を見下ろす舞台も撮影会で埋まっていたので横から少し写真を撮っておしまい。
池には大きな鯉が泳いでいて、その姿をじっと眺める外国人の女の子が可愛らしかった。




あっさり根津神社を見終え、西門から外へ出ると真正面に日本医科大病院 東館が見える↑
2023年4月に丸山ワクチンを初めて受け取りに行った病院だ。あの時、根津神社が視界に入るも立ち寄る程の精神的余裕はなく・・・元気になって根津神社に来れて良かった。





さて、小腹が空いたところで不忍通り沿いにあるバーガー店、「TOTEMO」へ向かう。

バーガーと言ってもアメリカンなバーガーではなく、ドイツのバーガー(レーバーケーゼゼンメル)を提供する店。

オーストリア出身の店主が1年ほどかけてドイツの味を再現、今年5月にOPENしたそうな。
珍しさもあって行ってみたら店の間口がめちゃ狭い!席は外にあるテーブル1つだけ。


看板商品のレーバーケーゼゼンメルはドイツ風ミートローフをカイザーゼンメルというパンで挟んだもの。それだと野菜がゼロなので、私達はソーセージとザワークラウトが挟んである「Totemo ソーセージ」とカリーヴルスト、コーヒーを注文。


カリーヴルストとTotemo ソーセージ


バーガーは小さなサイズ(直径8cmくらい?)ながらソーセージが3本も挟んであるのでボリュームがある。甘酸っぱいマスタードとザワークラウトがソーセージに合って美味しい。
カリーヴルストはポテトとソーセージにカレーソースがかかったベルリン名物。マンガ「ねこと私とドイッチュラント」にも紹介されていて食べてみたかったの。カレーの香りが食欲そそる。



老舗のせんべい屋さん


満足感はあったものの、ソーセージばかりでちょっと重かったかな。野菜たっぷりスープと食べれば立派な食事になりそう。途中から来た店主さんは明るいナイスガイでした。
帰りは食後の運動がてら、谷中を通って日暮里駅まで歩くことに。この辺りは古くからやっている店が点在し、下町らしい景色も見れるので散歩が楽しいからね。


こちらも古くからやっていそうな魚屋さん


気持ちの良い秋晴れの中を気の向くまま歩き、小さな公園や寺、ひっそりと開けている店を覗いたりしている内に谷中銀座に出た。急に人が多くなりのんびりとした雰囲気が一転する。


↑左側のテントが建設中のマンション


夕焼けだんだんと名付けられた階段を上って振り返るとこんな景色↑
よく見ると日本人より外国人の方が圧倒的に多いという・・・あそこまで混み合うと何も見る気がしない。近くでは分譲マンションが建設中でこの辺りの景色が悪くなること必至、残念だね。


日暮里駅 外観が変わった


松野屋さんで雑貨を見て、本行寺に立ち寄ってから日暮里駅へ。
途中、池袋の自然食品店で買い物してから帰宅。万歩計は9,289歩をカウント。
駅の階段や坂道の上り下りも多かったのに限界までは疲れなかった。暖かかったせいかな?ようやく紅葉し始めた東京の下町さんぽ、良い気分転換になった。

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