2020年12月31日木曜日

大晦日/最後のひとり言




新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年もあと少しで終わる。
この1年、私自身の生活スタイルは殆ど変わらなかったけど、世界がこれほど変わってしまったのだから常に心がざわついていて落ち着かない年だった。

しかも事態はまだ収束しそうになく、不安を抱えたまま新年を迎える事になる。
ワクチン接種が始まった国もあるものの、多くの人に行き渡るのには相当時間がかかるし、その効果がいつどのように現れるのかもまだ分からない。今後はワクチンの改良と安全性の高い抗ウイルス剤が一刻も早く開発される事を願う。

振り返ってみると今年はYoutube元年だった(遅い?)。
クオリティの高いヨガのレッスンを毎日受け、世界一ユニークな猫「まる」の動画を見て癒やされ、昔聴いていた音楽をミュージックビデオ付きで楽しみ、鉄フライパンのお手入れ方法まで無料で見られるとは!・・・便利な世の中だね。 (ネットやSNSの信憑性の低いニュースや多過ぎるどうでもいい情報にうんざりした年でもあったけど)

あとは加齢による不調(腰痛、虫歯、老眼他)に体のメンテを怠ってはならない、と感じた年でもあった。特に虫歯にはこりごり、感染症対策にも口腔内環境を清潔にするのは大事!イタイ思いして学んだ事は、「やるべきことを後回しにしない」ってごく単純なことだった。

人となるべく接触しないように心がけて例年以上に外出せず帰省も出来なかった1年。
来年は故郷で家族や友人に会えるのだろうか、会えるといいなぁ。
年末恒例の夜散歩は今年はパス、正月はいつも通り夫と静かに家で過ごすつもり。

最後に、約12年続けて来たこのブログを本日をもって閉じる事にしました。
今までここに立ち寄って下さった方、どうもありがとうございました。
来月末までこのままにしておきますが、それ以降は「非公開」にするのでアクセスしても何も表示されなくなります(ブックマークされている方はお手数ですが解除をお願いします)。


新しい年にコロナ収束の兆しが早く見える事を祈って・・・
どうぞ良いお年をお迎え下さい!

2020年12月28日月曜日

ヨナタンのシュトーレン


粉糖がまぶされていないシュトーレン


クリスマスが終わってお正月に向けてカウントダウンが始まったのだけど・・・今年のシュトーレン(ドイツ発の菓子パン)について覚書。

気が付いたらクリスマスシーズンにあちこちで販売されるようになったシュトーレン。
我が家でも毎年買っていて(自分で作った事もある)、今年はGAIAネットでベッカライ・ヨナタンのシュトーレンを買ってみた。Sサイズ(約290g)で1,728円。



シュトーレンと言えば真っ白な粉糖で覆われているものだと思いきや、ここのは何もまぶされいなくて見た目はただのパンって感じ。スライスしてクリスマスの朝食に♪
柔らかな酸味と程よい甘さ、いい香りがして今まで食べたシュトーレンで一番美味しかった。



使われている材料も有機の物が多く、余計な添加物は一切入っていない。
パッケージに「多くの有機素材と低温長時間発酵による乳酸菌の働きで、独特の風味に仕立てた」と書いてあった通り、ゆっくり熟成された奥行きのある味わい。

昨年買った東京フロインドリーブのシュトーレンもホロホロとした食感で美味しかったけれど、こちらは更に香りが柔らかくて(夫が慣れないスパイスの香りが苦手)気に入った。具と生地の量のバランスも調度も良い(具がぎっちり系はバランスが悪い)。

これで来年は「どこのシュトーレンを買おうかな?」と悩まなくて良いね。
ちなみに今年はこのシュトーレン以外で買ったお菓子もどれもアタリでほくほく♪(笑)。
世の中にはまだまだ知らない美味しいものがあるんだな~

2020年12月24日木曜日

イブ/外来日(鉄剤変更)


花屋の店頭に吊るされていたリース♪


今日はクリスマス・イブ、そして今年最後の外来日。
行きの電車は人とギリギリ触れないぐらいの混み具合、病院も予想外に混んでいた。
年末だからなのか、人々の生活パターンがコロナ以前に戻りつつあるのか・・・
いつものように採尿、採血を済ませてから外来受付へ行き、タッチパネル式のデジタル問診票に入力し、診察室に呼ばれるまで1時間半ほど待った。

前回、シェーグレン症候群かどうか診断する為に検査項目を追加した血液検査の結果を聞く。
診断基準になる項目の値は僅かに検出されたものの、結果は陰性だった。
シェーグレンと診断されなくても、目や口が乾く症状が出る膠原病患者は少なくないらしい。
「目が乾くと眼球が傷つきやすいから目薬はこまめにさしていいよ」と言われたので、これからはケチらず目薬を使う事にする!口の乾燥にはこまめに水を飲むしかないね。

CKとCRPの値は前回同様に少し基準値より高かったけど、主治医が「肩凝りや筋肉痛でも上がるし、この程度なら心配する必要はないよ」と言うので心配しないでおこう。その他の項目は大体いつもと同じだった。
貧血関連の検査項目は全て基準値内でも貯蔵される鉄分が増えないので、シロップの鉄剤をフェロミア錠へ変更してもらった。経験上、錠剤の方が短期間で血中の鉄分が増えたので。

新型コロナウイルスの感染者が急増しているので、病院へ行くスパンを長くしようって事で次の外来は2ヶ月後に入れてもらい、本年最後の診察終了。
病院の帰りにデパ地下へ行ったら人が溢れていてびっくり。クリスマスケーキを買う人の行列をぬって、私はめっちゃ空いている仙太郎へ。クリスマスは和菓子屋さんは暇だよね(苦笑)。定番のおはぎに渋栗まんぢうも買った。


イブの簡単ディナー

お昼はおはぎで簡単に済ませたので、夕食は一応イブらしいものを・・・でも疲れていたので夫に手伝ってもらいつつ、買い置きしておいたもので簡単に用意する。

サニーレタスとミニトマトのサラダ、カール・レイモンのハニーマスタードポーク、マッシュポテト(夫が黒胡椒たっぷり入れたので黒い・笑)、パッケリのボロネーズソース和え(両方DEAN & DELUCAで購入)、オリーブ塩漬け、ポールジローのスパークリンググレープジュース、以上。

これだけでもお腹いっぱい(パスタは殆ど残す)だったのに・・・



デザートに夫が昼間買って来てくれたラ・メゾン・デュ・ショコラの「ビッシュ・ド・ノエル・プラリネ」を一切れ頂く→

3口くらい目までは美味しかったのだけど、濃厚過ぎて一切れは多かったよ。これで「4人分」って嘘でしょ?!
(大きさ: 約13×8.5×7cm)


そんな訳で夫婦揃って胸焼けのイブの夜になった(苦笑)。
来年からはこんな大きいのでなく、小さなケーキかエクレールでいいね。
明日のクリスマス当日は今晩の残り物を食べきってしまわなくては・・・
ともかく、Merry Christmas !!

2020年12月22日火曜日

夕焼けの富士山



家の窓から撮った、今日16時半くらいの富士山↑
日が落ちるのが早いなぁ~と思ったら昨日が冬至だったのね。
今の家は古くて隙間風が吹いて寒いけど、冬の晴れた日は富士山がよく見えるのが良い。
朝から晩まで一日を通して富士山の表情が見れるのは幸せだ(山育ちだから?)。

昨年は暖かい冬だったので、今年の冬はやたら寒く感じる。
父が言ってたように「歳をとると寒さに弱くなる」、せいもあるのだろうか。先週ぐらいから夫も私も毎日「寒い!」を連発している(苦笑)。
天気予報ではしばらくこの厳しい寒さは続くらしい。
せめて隙間風を何とかしなくては・・・窓にテープでも貼ったらいいのかしらん。

もうすぐクリスマスだけど、Covid-19の患者は増える一方で気分が落ち込むニュースばかり。せめて家の中で美味しいもの食べて、好きな音楽を聴いて元気出して過ごそう。
(若い頃に聴いていた曲をここ最近よく聴いているんだけど、90年代の音楽は最高!いい時代に生まれ育ったな~ってしみじみ思う。←トシくった証拠ですな)

2020年12月16日水曜日

東京クリスマスマーケット


クリスマスマーケット入り口


2015年に日比谷公園で開催されて以来、冬の風物詩になりつつある東京クリスマスマーケット。
今年はまた日比谷公園で開催されていると知り(昨年は芝公園だった)、おやつの調達がてら行ってみる事にする。
まず霞門から公園に入り、まだ紅葉が綺麗な雲形池の辺りから散策。今朝の冷え込みで池の日陰部分には氷が薄く張っていた。

↑写真左側にテントの飲食席あり



それからマーケットが開かれている噴水広場へ移動。
ウェルカムゲートで検温と手指の消毒をして会場へ入ると、噴水周辺にサンタやトナカイで飾られた飲食店や雑貨店が立ち並んでいる。

もちろん、マーケットのシンボルである木製のクリスマスピラミッドもそびえ立っていた→
(ドイツ製、高さ14M)


例年ならこのピラミッドの周りには沢山の人が集まって飲食店の前にも行列が出来るのだけど、さすがに今年はかなり空いていた。


冷えたので何か温かいドリンクを飲もうと夫と店をいくつか見たのだけど、最初にマグカップを購入して更に持ち帰らないといけないのが面倒でやめた。

あとは雑貨屋さんを少し覗いて、早々と散策終了~。

正直、せっかくドイツのイベントを再現するのなら、店先にメニューをベタベタと貼るのはやめて欲しいなぁ(雰囲気台無し!)・・・なんて思いつつ会場を後にし、第一花壇に咲いていたバラや心字池付近の紅葉を見てから丸の内仲通りへ向かう。


シクラメンとパンジーのハンギングバスケット


先月10日に丸の内に来た時より紅葉が進んでいて、特にイチョウは見頃だった。
すっかり体が冷えてお腹が空いたという夫とお馴染みの『Made in ピエール・エルメ』へ↓

店の外観。帰りに撮った写真↑


店に入るとイートインしている客が誰も居なかったので、ここでランチを食べる事にする。
(利用する側としては空いているのは有り難いけど、店は大変だよね・・・)



ランチメニューから私は先日テイクアウトしたのと同じ、キッシュ&スープセットを、夫はハヤシライスのお弁当(→)をチョイス。

クラムチャウダーが塩気強すぎて残しちゃったけど(お湯で薄めたかった!)、美味しく頂きました。


食べている間にぽつぽつとお客さんが入ってきて内心ほっとするも、客の入りは相当少ない。
テレワークを導入する会社が増えているせいもあると思う・・・、早くコロナが収束して店に再び活気が戻りますように!


↑クリスマスイベントのモニュメント



ピエール・エルメの後は、ラ・メゾン・デュ・ショコラでエクレールやチョコを買っておやつの調達完了。

ついでに(?)丸の内ブリックスクエアに立ち寄るとここの庭でも紅葉やバラが見れた。寒い中、外のベンチでお弁当を食べている人もちらほら。

広場奥にある三菱一号館美術館では、「1894 Visions ルドン、ロートレック展」が開催中。
ここは父のお気に入りの美術館なので、また一緒に行けるといいな。

美術館や博物館、水族館とか行きたいのは山々だけど、限られた空間に人が集まる場所にはまだ当分行けそうにない。


ブリックスクエアから有楽町駅まで沿道の紅葉やクリスマスに彩られた店のショーウィンドウを眺めながら歩き、電車に乗って帰宅。万歩計は8,698歩をカウントしていた。

夕方のニュースで東京の今日の新規コロナ感染者が678名だと報じていた。検査数が増えているせいもあるのだろうけど、ここ数日で新規感染者数が全国的に増えていて医療崩壊が心配だ。
とにかく人との接触を極力なくす、外へ出る時はマスクをする、帰ったらうがい手洗いをする。栄養バランスの良い食事をとり、適度な運動と睡眠(これが難しい)で免疫力をあげていこう。

2020年12月10日木曜日

市ヶ谷~靖国神社


市ヶ谷駅のすぐ近くにあるコーヒースタンド

治りそうで治らない腰痛に加え、今週は首を痛めて何かと動にくい。
それでも今日は半月ぶりに電車に乗って市ヶ谷へ行ってきた。

駅を出てまず向かったのは、オーストラリア発のオーガニックコーヒーを販売している店、Bun Coffee(バンコーヒー)。昨年夫の検診帰りに初訪問して以来、夫が時々行ってベーグルサンドや焼き菓子を買って来てくれるけど、イートインするのは初めて。



小さな店内にイートイン席は5席しかなく、空いていた小さなテーブル席に座る。注文した品が用意されるまでの間に先客が居なくなったので、窓辺の席へ移動して遅めのランチ。
外の景色を眺めながら私はベーグルサンドとカフェラテ、夫はホットドッグとカフェモカを頂く。美味しかったけどかなりお腹が減っていたので量がちと足りず・・・



追加でラミントンというオーストラリア発祥のスイーツを買って夫とシェアした→

ブルーベリージャムを挟んだスポンジ生地をチョコでコーティング、更にココナッツがまぶしてある。優しい味で美味しい♪


お土産に早速ラミントンと他の焼き菓子を買って店を出る。
まだ夫の病院の予約時間まで時間があったので、久しぶりに靖国通りを歩いて・・・



靖国神社に到着~
境内の桜の木の紅葉は終わり、参拝者の姿もまばらで少し寂しい感じ。
でも社殿を背に振り向くと、神門の向こうに黄金のイチョウ並木が見えてテンションUP!



神門、第二鳥居を抜けると通りを挟んで色付いたイチョウの木が見える↓

↑写真左側の外苑休憩所が新しくなっていた

イチョウの紅葉は桜よりも遅いから今がちょうど見頃なのかな?
出来れば近くまで行って写真を撮りたかったけど、その時間が無かったのでここで散策終わり。再び靖国通りへ出て市ヶ谷駅へ向かう。



↑靖国通りからも神社の塀越しに色とりどりの紅葉が見えて綺麗だった。
この葉が全部散ったら本格的な冬の到来だね。



近くまで来たので2年ぶりにチリパーラー9とファクトリーへ寄ってみたけど・・・店員が皆変わっていたし、雰囲気も何だか暗くてかつての活気が無くなっていた。
パンも天然酵母で焼いたものが減っているみたいで、やはり変わってしまったんだなぁって残念だった。一応少しは買ったけど、再訪はないでしょう。

寒い中歩いてクタクタ、駅で夫と別れて私はまっすぐ家に帰った。 万歩計は6,881歩をカウント。
5,000歩以上歩くのは先月の航空公園以来かな。

左の膝と股関節が痛いけど、ヨガやって週末ゆっくりすれば回復すると思う。
2時間程の外出でも外の空気を吸って良い息抜きになった。誘ってくれた夫に感謝♪

2020年12月2日水曜日

師走/Tell Me Why




12月に入りましたね。
この時期らしいキリッとした寒さ、民家のクリスマス・デコレーションを見ると、今年もあと1ヶ月弱で終わるのか・・・と急に気忙しくなる。まずは年末調整を済ませないと!

先月下旬に発症した腰痛は大分良くなって来た(思ったより早い回復!)。
腰痛対策向け以外のヨガプログラムもやれるようになり、ほぼ普通に家事や外出もしている。でも痛みが完全に引くまでは油断禁物、しばらくは腰を労りながら動こう。



話変わって。
先日、Steamでウィッシュリストに入れていたゲーム、「Tell Me Why」がセールになっていたので思わず(?)購入。数日前から少しずつプレイしている。
この夏プレイした「Life is Strange」を制作した、DONTNOD Entertainmentの新作(今年8月発売)、本当は正月に遊ぶつもりだったのにセールにつられてフライングしてしまった(笑)。


Life is Strangeと同じく、本作もプレイヤーの選択によってストーリーが変わっていくアドベンチャーゲームで、舞台はアラスカの小さな町、デロス・クロッシング。
ある事件をきっかけに離れ離れに暮らしていた双子が、故郷の家を売る為に10年後に再会するところからゲームが始まる。家の中の整理をする内に過去の記憶が呼び起こされ、その記憶がお互い微妙に違う事に気付き始める・・・ストーリーはこんな感じ。


エピソード1をクリアした所でまだ謎だらけだけど、少しずつ双子の過去が解き明かされていく過程が面白い(扱うテーマは重いけど)。 Life is Strangeと同様、美しい色合いの風景にキャラクターの表情や仕草までよく描かれていて、映画を見ているようにその世界に浸れる。登場人物の人種や性も様々、アラスカらしいエスニックなデザインも所々見られて興味深い。

この手のゲームはやろうと思えば1、2日ほどでクリアしてしまうので、出来るだけ時間をかけて遊ぶつもり。果たしてどんな結末が待っているのか・・・ドキドキ。


(本日のブログ記事内の画像は全てゲームのスクリーンショットです)