2020年11月17日火曜日

所沢航空記念公園


航空公園駅 時計の針がプロペラ!


ポカポカ陽気の中、夫と17年ぶりに所沢にある航空公園へ行って来た。
西武新宿線の航空公園駅を降り、並木通り経由で公園の敷地に入る。広場には犬の散歩をする人、ジョギングする人、保育園生の団体・・・思ったより人がいる。



公園の紅葉を見るだけのつもりだったのに、航空発祥記念館(→)の前を通ったら空いているようなので入ってみる事に。

入り口で検温と手指の消毒、連絡先(名前と電話番号)を記入して中へ。入館料は520円。

1993年に開館したこの建物は、実際に使われていた飛行機やヘリコプター、グライダーなどが展示されている埼玉県立の航空博物館。日本初の飛行場の跡地に作られた航空公園にこの博物館はぴったりのロケーションよね。
1Fの展示室に入るとすぐ大きな航空機が目の前に現れる。



頭上にも天井からワイヤーで吊るされた飛行機やヘリコプターが展示されている→

以前来た時には実際に乗れる機体があったけど、今はCOVID-19対策で利用できず。ちょい残念。

実物の航空機の展示のほか、国内外の航空の歴史が分かる展示(パネル、模型、映像資料)もあって、一応さくっと見た。見学者が少なくほぼ貸し切り状態だった。


中2階からの眺め

次にエレベーターで2Fへ行き、「所沢メモリアルギャラリー」を少し覗く。
このコーナーでは所沢飛行場の歴史(1911年開設~1945年終戦で接収されるまで)が学べる。航空機の操縦を体験できるフライトシミュレータのコーナーは利用できなかった。


アメリカ製輸送機C-46が屋外に展示されている

航空機の世界をたっぷり堪能して記念館を出ると、太陽は高く上って日射しが眩しい。日陰を求めて木が集まる方へ向かって歩いていると、暖かいを通り越して暑くなって来た。



公園の中心部にあるランドマーク、放送塔が見えて来た↑
周りの木々は紅葉まっさかり、地面には落ち葉のじゅうたんが広がっている。





近ごろ見た紅葉は黄色が多かったけど、ここにはもみじも多くて赤が綺麗だった。もう11月も半ば、紅葉もピークですね。

この写真を見てたら「もみじまんじゅう」を思い出しちゃったよ(笑)→


何やら前方で人が集まっているなと思ったら、放送塔の近くでTVのロケをやっていた。迂回して下さい、と言われたので「花の丘」の方へ向かう。

花の丘には杭で仕切られた区画があったけど、今は苗だけ(菜の花やラベンダー他)で花はなかった。春になれば花畑が見られるはず。


花の丘を抜けると、美しいグラデーションに色付いた木々が見えてきた↓


風が吹く度にハラハラと葉が落ちて良い感じ!
皆さん、それぞれ望むアングルを探しつつ撮影していましたよ。




いやいや、今年は春にお花見が出来なかった分、紅葉は存分に見れたな~。

不安になるニュースが多い中、いつも通り巡って来た季節をこうして感じる事ができるのは幸せ。



広い公園を全部回るつもりはなく、疲れて来たのでそろそろ帰ろうと公園を出る。
行きとは違う道を歩いていたら、市役所の別館前で「とことこ市」なる市がやっていて、地元産の野菜や果物、狭山茶などを売っていた。そこでみたらし団子を衝動買い(笑)。


駅前広場に展示されているYS-11機(戦後初の国産旅客機)


事前に調べたら所沢でランチしたい店はなく、それならば所沢西武の下にある自然食料品店でお弁当を買って家で食べようと思っていたのだけど・・・ 私が電池切れでそのプランは却下され、まっすぐ家に帰ってカップ麺と団子でランチにしたのだった(苦笑)。夫よ、すまぬね。

本日の歩いた歩数は8,446歩。寄り道していたら1万歩は超えていただろうな。
心臓の痛みと脚の重さが治るまではおとなしく過ごそう。

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