2024年2月28日水曜日

八重洲~有楽町を歩く


東京駅 八重洲中央口

ここしばらくカメラを持って外出してなかったので、散歩兼おやつを買いに東京駅へ。いつもは丸の内口から出るけど、今日は迷路のような地下街を抜けて八重洲口から外へ出る。



外へ出ると前方に解体中のビルや大きなクレーンが見える。また何かビルを作るんだろうな。
都心はあちこちで再開発しているけど、人口が激しく減少しているのに次々と新しいビルを建てる必要があるのか、つくづく疑問に思う。


東京駅直結だけどよく分からず地上から行った

そう言いながらも、昨年3月にOPENした「東京ミッドタウン八重洲」に立ち寄った↑
このビルにはショップ、レストラン、ホテル、オフィス、バスターミナル、小学校などの施設が入っているそうな。冷たい強風から一時避難で入っただけで、結局どの店にも入らず。


イルミネーションは今月末まで

幾何学的なイルミネーションが吊るされたガレリアを通って(↑)次に向かったのは・・・


とても古い店舗。刺繍糸は2Fに置いてあった

中央通りと八重洲通りの角にある、手芸用品の専門店「越前屋」さん↑
1865年創業、手芸好きの人には有名な店らしい。野口光さんのダーニング本に麻の刺繍糸を販売する店としてこの店が紹介されていて、いつか行ってみたいと思っていた。夫も居るのでさっと見てダーニング用に麻100%の刺繍糸と極細の毛糸を購入。次はもう少し時間をかけて見てみたい。


中央通り

念願の越前屋で麻の糸を買った所で、次はおやつを買いに丸の内仲通りへ向かう。
中央通りを京橋駅へ向かって南下する。この辺りには初めて来たので時々知らない店を覗きつつ楽しみながら歩いた。ただ、冷たい風ですぐに体が冷えるのは困りもの。



そんな訳で「明治屋(↑)」に入って寒さから一旦避難。
一般的なスーパーには置いてない商品が多く、輸入食品のカラフルでお洒落なパッケージを眺めるだけでも楽しい。例によって見るだけで終わってしまったけど(苦笑)。



別の出口から建物を出たら、こんな素敵な外観でしたよ↑
何だろう、重厚感があって落ち着いた建物だった。何でもかんでも壊して新しくするんじゃなくて、昔の良い建物はこうやって残して使い続けて欲しいものだね。



再び強風にさらされながら歩いて鍛冶橋通りへ出ると、高架橋と国際フォーラムのガラス棟が見えて来た。高架下を通って国際フォーラムの横を通り過ぎ、やっと丸の内仲通りに突き当たる。


丸の内仲通り 裸木にはまだ電飾が付いていた

お目当ての「Made in ピエール・エルメ」と「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」で焼き菓子を買って本日の目的は達成。強風ですっかり疲れ果てた私はこの頃には話す元気もなく・・・足も痛いしお腹もペコペコで電池切れ。


いつものJr.チーズバーガーデラックス、フライ、カフェラテ

ヘロヘロになってウェンディーズへ行ったらえらく混んでいた。でも2階には空席があったので無事に座れた。またバーガーか~、なんて思っていたけど十分美味しく満足したよ(笑)。
最後に阪急メンズ東京とアトレにあるDEAN&DELUCAを覗いてから帰りの電車に乗った。



帰宅してからメゾン・デュ・ショコラのエクレールとカフェオレで一休み。
期間限定のチェリーのコンフィチュールが入った「エクレール グリオット」は酸味が効いて美味しかった。定番のチョコのエクレールはやはり味が変わってしまったみたい、残念。


この麻糸でジーンズを繕うつもり

本日の散歩は10,366歩をカウント。風が強くなければ春らしい散歩日和だったんだけど、昨日に引き続き今日もすごい風だった。そんな中よくカメラぶら下げて歩いたわ。
殆ど行く事がない八重洲から京橋辺りを歩き、欲しかった麻の刺繍糸を買い、おやつもたっぷり買えて良かった。年末から右手親指の先に出来てしまった潰瘍が治ったらまたダーニングするぞ。

2024年2月16日金曜日

胃カメラ受診


夢の島に居たカエル君


昨夜は約1年ぶりに受ける胃カメラへの不安と外で吹き荒れる風の音でなかなか寝付けず、寝不足のまま朝を迎える。起きてすぐに朝の薬だけ飲んで出掛ける準備をし、夫と一緒に病院へ。

病院に着くと地下の内視鏡室の窓口へ行き、サインした検査同意書を提出して血圧を測る。
検査室へ呼ばれるとまず液体の薬を飲み、次に喉に2種の麻酔をしてから検査台に横たわる。検査する医師が来た所で短い説明があり、マウスピースをくわえて検査開始。

昨年同様、あの長いホース状のカメラが喉を通過して胃や十二指腸の辺りで右往左往する度にゲーゲー吐いて苦しかったけど、若い看護師さんが背中をさすってくれたので何とか踏ん張れた。最後は食道を念入りに診て、生検もされた。やっとカメラから解放された時の嬉しさと言ったら!
医師から「他の組織と異なる部位から2か所生検しました。結果が出るのに2週間ほどかかるので、また結果を聞きに来て頂く事になると思います」と言われた。

検査終了後、夫はいつもの食料の買い出しに行くと病院を後にし、私は膠原病科の診察の予約時間まで1時間半ほど待った。正午過ぎに診察室へ呼ばれ、主治医と胃カメラの結果を見る。
昨年の検査ではグロテスクな出来物が食道に沢山あったけれど、今日のは綺麗な状態の画像ばかりでどこを生検したの?って感じ。主治医も「本当に腫瘍がなくなったね」と安堵した様子。良かった良かった、って感じで生検の結果も来月の外来の時に聞く事にして診察終了。

しかーし!
家に帰って手渡された診断書を見ると・・・食道に「表在型食道癌 肉眼型: 0-Ⅱc(表面陥凹型)」があると記されているではないか。コメントに「昨年指摘された進行食道癌は著明に縮小しています。同部位に血管異常の目立つ陥凹性病変があったので生検2か所施行しました」とある。
つまり大きな腫瘍があった場所にまだ癌が残っている、って事らしい。昨年12月にやったCT検査ではそういう表面にある小さな癌は検知出来なかったって事か。
膠原病科の主治医もこの診断書に目は通したはずなのに、特に問題があるとは言ってなかった。大きな峠は越したからそれ程心配しなくて良いって判断なのか?うーむ、分からん。

夫とも話したけど、癌が完全に消えても少し残っていても、毎日やる事は今後も変わらない。ただ、玄米を食べる量を増やした方が良さそうなので(その分おかずを減らす)、今晩から早速実行した。久々に玄米をドロドロの液体になるまでよく噛んで食べたら時間もかかったし疲れたな。
後は丸山ワクチンを週2回のペースで続け、お灸や入浴で体を温める。小さくなった癌が再び成長しないよう、やれる事をコツコツ続けていこう。

夫よ、今日は朝早くから病院に付き合ってくれてありがとう。
とらやの鶯餅も美味しかったよ!またお灸、宜しくお願いします(笑)。

2024年2月8日木曜日

夢の島熱帯植物館


3つのドームから成る大温室

ちょっと足を延ばして新木場にある夢の島熱帯植物館へ。
駅から夢の島公園の入口まで徒歩15分、更に公園の敷地奥にある植物館まで10分程かかった。
前回来た時(15年前)と景色が違うな~と思ったら、公園の外に緑道が出来ていたり、広場中央にあったテニスコートがなくなってアーチェリー場が出来ていた。


右の木にココナッツの実がなっている↑

やっと到着した時には体が冷え切っていたので入場券(250円)を買って温室へ入る。
中は巨大な木がそびえ立ち、熱帯特有の大きな葉の植物が覆い茂っている。そしてお風呂場みたいに湿気があって暖かい!カメラのレンズが一気に曇ってしまってすぐに写真が撮れなかった。



夢の島公園はごみの埋め立て地を整備して作られた面積43haの公園。植物館の大温室にはごみを焼却した余熱を暖房に利用しているそう。A, B,Cのドームにはそれぞれテーマに沿った植物が計1,000種類以上も植えられている。


蘭は形も色も様々、種類が多かった

熱帯に咲くカラフルで面白い形の花々を見つけて撮りながら、ジャングルの小道を進んでいく。久々に来たので殆ど覚えていなくて初めて来たみたいな新鮮さがあった。


ブーゲンビリア、かな?



Aドームには熱帯の水辺に生息する植物が、Bドームにはココナッツやバナナ、カカオなど実がなる木が多く植えられている。


これはゴレンシの実→
果実の断面が星の形をしているのでスターフルーツと呼ばれている、あの南国の果物。
黄色のプラスチックで出来たおもちゃのようにも見える。見慣れない光景で興味深い。

お菓子の香りづけとして使われるバニラビーンズが木になっている姿も見た。チョコレートの原料のカカオもそうだけど、熱帯産の植物って意外に身近にあるものだね。

面白い形の花(名前確認せず)

Cドームには小笠原諸島の植物が植えられている。小笠原に生息する生物は独自の進化を遂げた固有種が多いらしい(タコノキやノヤシ、ムニンヒメツバキなど)。 同じ「東京都」でも都心から1,000kmも離れていると生態系がまるで違うね。



ハエトリグサ:トゲのついた2枚の葉で虫を捕食する

大温室のジャングル探検の後は「食虫植物温室」へ入り、ウツボカズラやハエトリグサ他、9種類の食虫植物を見る。甘い蜜の匂いで虫を誘い込み、虫が来たら葉で挟んだり袋の中に落として消化液で溶かして自分の栄養にする・・・凄い仕組み!


ネペンテス(和名:ウツボカズラ)

植物っておとなしいイメージがあるけど、食虫植物は思い切り肉食系よね(笑)。地球上に存在する生物それぞれが、自然界で生き抜く為に長い時間をかけて進化しているって不思議で神秘的。でも自然からどんどん離れて好き勝手している人間は果たして進化しているって言えるのかな。



ハーブ園の奥に鎮座していた板根(ばんこん)

オーストラリア庭園とイベントホールでやっていた展示コーナーをささっと見てから外へ出ると、ハーブ園の奥に展示されていた「板根」に目が行く。熱帯雨林の大木の根元に出来る板状の根で、板根のお陰で背の高い木もしっかり支えられて倒れないんだそう。この木は高さ50m、幹の周りが7mもあったらしい。マレーシアのサバ州の好意で夢の島まで運ばれてきたそうな。




思いのほか楽しくて長居してしまったよ、夢の島。入場料250円は安すぎる気がする。
それはともかく、次はランチを食べに以前から気になっていた店へ向かう。古い木材倉庫をリノベーションしたインテリアショップ「CASICA」、この店内の一角にあるカフェへ入る。



ここでは薬膳を取り入れた料理を提供していて、ランチは副菜を選べる定食かカレーの2択。
私が食べたベジカレーは辛さも塩気も殆どなく、野菜のポタージュみたいな感じ。夫のチキンカレーは「魚臭い」そうで、他にもカルダモンやら何かのスパイスがごろごろ入って食べにくかったみたい。後で魚醤が入っていたと知り、カレーに魚醤??ってびっくり。


新木場駅の外観

ランチの後はインテリアショップをぐるっと見て回る。日用品からアンティーク家具まで色々売っていて面白かった(例によって何も買わなかったけど)。 駅へ戻り、電車に乗って寄り道せずに家へ帰った。万歩計は8,537歩をカウント。

久しぶりの植物館では色々な植物を見れたし写真も沢山撮れて楽しかった。
ランチは後から胃もたれ起こしてちょっと残念だった・・・「薬膳」だからヘルシーかな、と思ったのにね。まぁ時には外れを引く事もあるか。さて、次はどこへ行こうかな?

2024年2月7日水曜日

南瓜の名前


南瓜には値札のみで名前は店頭にしか表示されていない


昼前、いつものように夫が食料の買い出しから戻って来る。
買ってきてもらった食材をすぐさま冷蔵庫へ収めていくのが私の役目・・・近ごろ買ってきた物の中に南瓜があると「これ何?」と訊いてしまう。夫、「コイマロ」とな。また新しい品種かと思いきや、「恋するマロン」の事だった。

そう、いつしか南瓜には色々な品種が出回り、夫曰く「男が口にしたくない」名前が付けられている事が多いそう。確かに恋するマロン、って恥ずかしいな(笑)。
試しに夫が店頭で見た南瓜の名前を挙げてもらうと、
・ほっこり
・北のこころ
・北のおくりもの
・恋するマロン
・ぬくもり
・ETかぼちゃ
・栗将軍
・栗ゆたか
・・・と、結構ありますね。
北のこころは演歌っぽいし、ETかぼちゃは宇宙人?を連想させる。昔は南瓜はただの南瓜としか売られていなかったよね。私はホクホクとした栗系の南瓜なら何でも良し。

南瓜に限らず、他の野菜や果物も品種改良して変わった名前ばかり付けられているけど、どうも日本の農業の多くが力の入れ所が間違っているように思う。
一消費者として求めているのは、農薬や化学肥料を使わずに育てられた安全で美味しい野菜や果物。本当に美味しければ名前なんて単にかぼちゃ、トウモロコシ、りんご、で十分ですよ。

日本にオーガニックが普及しないのは何故なのか・・・消費者にも問題があるんだろうね、きっと。ふと子供の頃に食べた普通の野菜や果物を食べたいなぁ、と思ったりする。今より土壌環境が良かったであろう時代の野菜や果物はきっと美味しかったはず。

2024年2月3日土曜日

定期歯科検診




昨年8月末以来の歯科検診を受けにいつもの歯科医院へ。
この半年で銀歯が取れたり歯が欠けたりで何かと歯医者に掛かっていたのに、検診の事はすっかり忘れていた。(検診のお知らせハガキは最後の診察日から3か月後に郵送される為)


ともかく、まずは歯周ポケットを測る検査からスタート。
先が曲がった専用器具を歯周ポケットに差し込んで深さを測ってもらう。所々チクッとした痛みが走って少し緊張する。結果は下記の通り↓




殆どのポケットの深さは3mmで一応正常だったものの、出血箇所が多かったのが気になる。
歯科医曰く、口の中が乾燥して唾液が歯の間に十分行き渡っていないと、虫歯菌が居座る時間が長くなって歯茎が腫れたり出血しやすくなるとか。確かに口の中がカラカラな時が多い気がする。

チェックが終わった後は歯全体を超音波洗浄してもらい、フロスと研磨剤をかけて綺麗にしてもらう。最後に虫歯や欠けがないか見てもらう・・・これが毎回ドキドキする。
結果、虫歯 or その手前の状態の歯が2か所(前歯と左奥歯)にあると言われた。数年前から「ここ、ちょっと怪しいですね」と言われていた歯で、そろそろ見過ごせないレベルになってしまったらしい。左奥歯には欠けもあるそうで。やれやれ、ですな。

念の為、左奥歯のレントゲンを撮って4年前の画像と比較した所、完全に虫歯になっているとは言えない事が判明。でも早めに手を打って茶色になっている部分を削って欠けた箇所と合わせてプラスチックで埋めましょう、って話になり2週間後に予約を入れてもらった。

歯科医院には検診を受けに半年に1回行く程度にしたいのに、一年を通して頻繁に行っている気がする。夫からは「検診なんて行くから色々やる羽目になるんだよ、行かなきゃいい」なんて言われる始末(苦笑)。しかし数年前に虫歯治療で苦い経験をしたトラウマがあるから、やはり定期的に診てもらうのが良いと思うのだよ。とりあえず、癌治療を機にすっかり忘れていたガムを噛む習慣を戻して、口腔内が乾燥しないように気を付ける。唾液、大事ですよ!