加藤要子著「加温生活」を読んでヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を知る。
このタンパクを増やすべく、4月4日から腰湯をして体温を上げている。
がんが住みやすい35度台の低体温だった私、何とか基礎体温を36.5度以上にしたい。お灸を続けているのは痛み軽減と体を暖める事も狙っている。
浴槽の中で中腰でいるのはキツイので、腰湯用のイスも買った(介護用品)。
4つの頑丈な足が付いているので浴槽内でも動かない。座面がシリコン製だから痩せてゴツゴツ骨ばった私のお尻にも優しい(笑)。これで腰湯がしやすくなった。
名付けて(?)ケロちゃん |
あとHSP入浴で必要なもの・・・風呂のお湯の温度を測る温度計。
夫に買ってと頼んだらこんなかわいいカエルの温度計を注文してくれた(チョイスは余りないらしい)。写真はないけれど、舌下式体温計も買った。
「加温生活」によると、HSP入浴法の入浴温度と入浴時間は下記の通り。
40度で20分、41度で15分、42度で10分のいずれか。お勧めは「42度の風呂で10分」、理由はこの温度と時間が体温を38~38.5度にまで上げて効果的にHSPを増やすことが出来るから、だそう。
オーガニックコットンのバスローブ購入 |
私はいきなり熱い湯に入るのが苦手だから39度くらいの湯から腰湯でスタートし、何度か追い炊きをして42度まで湯の温度を上げる。上半身から汗がダラダラ出て来た所で舌下式体温計で体温を測り、38度以上になったら湯舟から出ている。
そして大事なのが風呂から出た後の保温だ。風呂から出たらとにかく早くバスローブを羽織って熱を逃がさないようにし、濡れた髪も温風ドライヤーで乾かす。汗が出ているので温かい飲み物を飲んで水分補給もする。こうして暖まった体を10~20分キープするとHSPが確実に発現するそうだ。
流れ出る汗が引いた所で下着や服を着て、靴下も履いて熱を逃がさない・・・ここまでがHSP入浴法の一連の流れだ。
こうして3週間経った今、35.5度前後だった基礎体温が、今や36.0~36.5度になってきた。
お灸の効果もあるだろうし、とにかく常に体を冷やさないように気を付けているせいもあるけど、毎日の入浴で確実に体温を上げているのが一番大きいと思う。
私達の体をストレスから守ってくれるタンパク、ヒートショックプロテイン。低体温の環境を好むがん細胞を減らす為にもこのタンパクを積極的に増やしたい。