2017年4月6日木曜日

護国寺~江戸川橋/鳩山会館




先日すっ転んだ時の傷はまだ癒えないけど、歩けるようにはなったのでお花見も兼ねて外出。
昨日と同じく朝から晴れて暖かいけど、かなり強い南風が吹き荒れていて歩きにくい。

地下鉄に乗って護国寺駅で下車、地上へ出て目白通りを南下する。
この辺りは出版社や印刷会社が多いようで、講談社や光文社の大きなビルの前を通った。

10分程歩いて鳩山会館の入口前に到着。
ここから急な坂を上らないといけない・・・夫に背中を押してもらって何とか上る。
道の両脇には満開の桜の他、何種類かの花が咲いて綺麗だった。



坂を登りきった所でようやく洋館の正面玄関が見えてきた↑
建物のあちこちに鳩のモチーフが使われている(写真分かりにくいけど屋根にも居る)。



庭の端っこに何故か狸の大きな置物があった→
洋館に狸、ミスマッチな気もするけど何だか面白い(笑)。


大理石の階段を上って中に入り、券売機でチケットを購入する(大人600円)。



鳩山会館は、総理大臣を務めた鳩山一郎が1924年に私邸として建てたもので、1995年に大改修を行った後に一般公開されている。設計者は一郎の友人でもある、岡田信一郎氏。

庭のバラが有名なので、一度その頃に行ってみたいなぁと思っていたけど、当然その頃は混むだろうなと思ってやめた。今回初めての訪問。

応接間1

1階は応接間が2つ、食堂と続き、奥には特別展示室がある。
応接間は一郎が首相を務めていた当時、重要な政治の舞台になっていたそう。

応接間2(居間)



応接間2と食堂の奥には庭に面して英国風のサンルームがあり、陽の光がたっぷり入って開放的。


随所にはめ込まれたステンドグラスが素敵だった→



↑ 階段の踊場にあった大きなステンドグラスの窓が印象的だった。
五重塔の上を鳩が舞う構図で、制作者は小川三知氏。

海外から渡ってきたステンドグラスだけど、これは見事に和と融合していると思う。
家にこんな窓がフツーにあるって、さすが総理大臣の家?


2階には大広間と鳩山家の人にまつわる品を展示した記念室が3つあった。

木組みの床が美しい大広間の一角

大広間はこの家を一般公開するにあたって、3つあった寝室を1つの広間に大改造したらしい。
色々なイベントに使用され、現在も予約制で貸出しされている。窓越しに庭の景色が見渡せる。


一通り内部を見たので、サンルームを通って外へ出る。
広い芝生の周りに草木が植えられていて自然豊か、付近のビル群の存在を忘れる。
贅沢な空間だね。



芝生へ降りて反対側から見る景色はこんな感じ↓


屋根の3つの出窓の間に居るのはフクロウのオブジェ。
家に動物のモチーフが施されているのって珍しいと思うけど、なかなか良いな。



庭の奥には様々な種類のバラの木が植えてあった。
このバラが一斉に咲くと綺麗だろうし、洋館とのツーショットも良いだろうな!

元気があればいつか撮ってみたいな・・・そのショット(←かなり弱気・苦笑)。


建物の中には戻らず、庭の裏口から出て館を後にした。
帰りは下り坂、また転ばないよう、ゆっくり慎重に降りていく。



敷地を出ると再び目白通りを南下して江戸川橋駅へ向かう。
駅の出入り口近くにある、江戸川公園の桜並木が満開で綺麗だった↓

強風で散った花びらが川面に浮かぶ

大昔、友人と一緒にこの桜を見てから椿山荘(当時はフォーシーズンズホテルだった)でアフタヌーンティーを頂いたっけ。体力があれば再訪したかったけど、足が痛いので今回はパスした。



ランチは久しぶりに東武池袋のレストラン街へ行って、「神楽坂 茶寮」でうどん御膳を食べた→


食後、夫が西武のRRLに行きたがっていたけど、私がヘトヘトに疲れていたので和菓子だけ買ってそのまま家に戻ったのでした。
夫よ、いつもながらスマンね。


本日歩いた歩数は、8,838歩。
強い風にあおられて全身砂まみれ、目が乾燥して何だか疲れたわ。

鳩山会館は思っていたよりコンパクトで短時間で見学出来た。
見学者もそれ程多くなかったし、ゆっくり見れて良かった。
都内の洋館色々見ているけど、一番見応えのあったのは今の所、昨年訪れた旧前田家本邸かな~。


満開の桜は一応見れたけど、お花見した!って感じじゃなかったような・・・。
花が散ってしまう前に近所の桜でも見に行こうかしら。

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