2016年7月20日水曜日

ルノワール展




懸賞で当たった招待券で、国立新美術館で開催中の「ルノワール展」を夫と見に行く。
以前ここに来た時も父や妹達とルノワール展を見たんだっけ。6年ぶりですか!
夫は今回初めての来訪。


沢山のガラスで造られた壁が印象的なこの建物は黒川紀章氏の設計によるもの。中に入ると吹き抜けで天井が高く、また違った印象です→

平日だしそれ程混んでいないだろうと思って行ったけど、会場は人で溢れていた。やはり混むか(苦笑)。

人だかりを縫うようにして殆どの絵は流し見し、見たい絵だけピンポイントで鑑賞しただけだけど、やはりルノワールの絵は良いですね。


特に今回は風景画に惹かれた。木漏れ日とか次々に表情が変わる光をうまく捉えているなぁと感心する。
今展覧会の目玉であるルノワールの有名な作品、「ムーラン・ ド ・ ラ・ギャレットの舞踏会」も一瞬でその楽し気な雰囲気に引き込まれるような素敵な作品だった。多くの色が使われているのに一体感があって、パッと見ただけで「ルノワールの絵だな」と分かるのが凄いなと思う。
夫も、「ルノワール作品の良さが分かった気がする」と珍しく満足した様子だった。


その後ランチを食べようと館内のレストランへ行くも満席だったので諦め、美術館から少し歩いた所にあるイタリアンレストラン、『ラ スフォリーナ(La Sfoglina)』へ行く。イタリア人スタッフに案内されて奥の席へ。


平日限定のパスタランチをチョイス。

まずお通しに「ティジェッラ」という小さくて薄いパン(?)が出て来た→

スタッフに教えて貰ってナイフで真ん中に切り込みを入れ、添えられているハムや野菜を挟んで食べた。美味しい組合せ。


メインのパスタには、「リコッタチーズとほうれん草を詰めたトルテッローネ」をチョイス。
セージの香りがする濃厚なチーズソースに絡まったパスタが美味い!チーズ好きにはたまらん。
イタリア人シェフが作っているからだろうけど、日本人に合わせていない、シンプルだけど奥行きのある味。本場の味!って感じがする(イタリアへ行った事ないけど)。

食後に口直しのさっぱりとしたグラニテを頂き、最後にコーヒーで終わり。
これで1,400円はコスパ高いと思う(パスタは手作りだし)。


イタリア語の飛び交う飾らない店の雰囲気も良かったし、料理も美味しかったし満足なランチでした♪(しかし濃厚過ぎて後から結構もたれたけど・苦笑)


店を出ると先程まで空を覆っていた雲が消えて強い日差しが降り注いでいる。気温は30度程だったけど、湿度が高いのですぐに汗が出て来る。
この時季はホント不快ですな。

夫に日傘をさしてもらってミッドタウンまで歩いて中へ避難する→


夏のイベントの一環で、「風鈴彩祭」が開催していた(8/28まで)。
日本各地から集められた風鈴が館内の何ヶ所かに分かれて展示されている。




有田焼や南部鉄器で作られた風鈴、ガラスや真鍮で作られたちょっと変わった風鈴など色々な風鈴があった。

見た目には楽しかったけど、風がないので残念ながら音色は殆ど聞けなかった(一斉に音が鳴ると音が混ざって良さが分からないから??)。


風鈴の音、暑い夏には涼やかで良いよね。
実家にはあったけど、窓を開けない我が家には要らない物だな・・・あの音を聴きたい気はするが。




そんな風鈴達を一通り見て、DEAN & DELUCAをちょこっと覗いた後で虎屋茶寮に入り、お腹はいっぱいだったけどクリームあんみつを食べた。

美味しかったけど、やはり満腹の状態で食べると感動が半減しちゃうな・・・勿体ないことした(苦笑)。


特に買いたいものも無くてお土産なしで帰宅する。
美術展見て、ミッドタウンの中を往復した程度だったけど万歩計は9,118歩をカウントしていた。
何だかんだ歩いていたのね・・・って脚イタイよ(涙)。


今月は用事が多くて一人で外出する事はあったけど、夫と一緒に出掛けるのは半月以上ぶりだった。
家の中に閉じこもりがちな夫婦だから時々はこうして気分転換しないとね。
・・・と言っても梅雨もそろそろ終わりだろうから、夏のお出掛けは今日が最後かな。
早くも涼しい秋が待ち遠しい!(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿