2016年3月17日木曜日

谷根千さんぽ


「夕やけだんだん」から見た谷中ぎんざ入り口

冴えない天気が続いた後の青空が嬉しい!久しぶりの太陽だ。
2週間ぶりのお出掛けは、谷根千(谷中、根津、千駄木)エリアを散歩することに。


いつも谷中周辺を歩く時は根津駅からスタートするのだけど、今回は日暮里駅からスタート。
駅の西口から出て、「夕やけだんだん」と呼ばれる階段を下りると谷中ぎんざ(商店街)の入口に着く。

谷根千エリアが近年人気スポットになっていることは知っていたけど、平日なのに人が多くて驚いた。
生花を持ってお寺へ行く人(お彼岸ですね)、店の軒先に並べられている商品を吟味する人、買い食いしてる人・・・海外からの観光客の姿もちらほら。

私も興味を引いたお店をのぞきながら商店街の奥へと進む。色々なお店があって賑やかで、何だかお祭りに来たみたい。



←店の各軒先にはこんな木の丸い看板があって目を引く。この店はリフォーム店なのでミシンが描かれている。

下町だけど、看板だけは何だかヨーロッパのよう(笑)。



商店街の突き当りまで行き、不忍通りへ出て南下する。
日差しが強くて眩しいので日陰を歩いていたけど暑くて汗が出てきた。そろそろダウンも要らないね。

昨年4月につつじを見に根津神社へ行った後でランチを食べたお店、『 千駄木 露地 』を再訪し、今回も日替わりランチを頂いた。

今回の前菜盛り合わせは私も夫もそれぞれ苦手な物が入っていたので少し食べにくかった(苦笑)。
メインは2人ともパスタにし、夫はボロネーゼを、私はしらすとブロッコリーのペペロンチーノをチョイス。
〆にパンナコッタとコーヒーを頂いてお腹いっぱい。

ここは店員さんが皆感じが良いので落ち着ける。
ご馳走様でした。


店を出て散歩再開。
「へび道」と呼ばれる細くてくねくねと曲がった道を通って三崎坂へ出て北上する。




住宅街の中にも通りにも個性的なお店が点在するので雑貨屋をメインに片っ端から入って商品をあれこれ見た。結局何も買わなかったけど、見るだけでも十分楽しい♪

小さな寺や古い建物も多く、写真の被写体として面白いものがいっぱい・・・下町歩きってなんて楽しいの!


そうそう、谷中周辺は猫が居る事でも有名だけど、今回は1匹も見かけなかったのが残念だった。
猫に関連するお店はかなりあったのにね・・・(夫に言わせれば「便乗してやってる店」ばかりだって・苦笑)。




←昭和の香りがぷんぷんする(?)お店、レトロな感じが良いなぁ。




こちらは通りから少し入った所にある観音寺の築地塀(ついじべい)→

土と瓦を交互に積み重ねて作った土塀に屋根瓦をふいた珍しい塀。
関東大震災で一部が崩落したものの、何度か修復して今の姿に至っているそう。

1992年に「台東区まちかど賞」を受賞したそうで、谷中のシンボルになっているらしい。

たまたま見かけたものだったけど、風情があっていいね。



昔から続いているお店や建物の写真を撮っていると何だかタイムスリップしたみたいな気になる。

古いものを壊すのは簡単だけど、一度壊したら新たにこの味を出すことは出来ないものね・・・

←おせんべい屋さん。
何か買ってみればよかったな~


楽しかった散歩もそろそろ終わり。
最後に向かったのは、日暮里駅の近くにあるチョコレート専門店、『 CHOCOLATIER INAMURA SHOZO(ショコラティエ イナムラ ショウゾウ) 』。 住宅地の中に突如として現れるガラス張りの店舗↓



昨晩、Google Mapで散歩コースを確認している時に偶然見つけたお店で、「帰りはここで休憩しよう!」と決めておりました(←トイレと休憩する場所をチェックしておくのは抜かりない・笑)。

店に入ると正面にはチョコやケーキが並ぶショーケースが有り、その右がカフェスペースになっていた。
通りに面した窓側(というよりガラスの壁)の席に座り、ドームショコラとカフェラテを注文する→

軟らかいチョコムースの中にヘーゼルナッツのクリームとチェリーが入ったドームショコラは夫とシェアして食べた。
疲れた体に甘いものとコーヒーは最強の組合せ!
しばし至福の時を過ごしました(笑)。



ちゃっかり(?)お土産を買って店を出て駅へ向かう。
駅近くの高台にある谷中霊園からスカイツリーが見えた↑ ちょうど来た電車と一緒にパチリ。

万歩計は11,082歩をカウント。歩いたね!
脚は疲れたけど写真を沢山撮れたし、好きな雑貨もいっぱい見れたし、終始楽しかったなぁ。
日中の気温も20度を超えていたらしく、まさに散歩日和だった。

次のお出掛けはお花見かな?
今日これだけ暖かかったからそろそろ桜が咲きそうな予感♪
楽しみです!

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