2008年10月29日水曜日

外来日/フェルメール展


今日は月に1度の外来日で病院へ。
引越してから病院が遠くなったのでかなり早起きして電車に乗る。

いつものように8時半に尿検査と血液検査を終え、1時間程待って診察室へ。
前回の血液検査の抗DNA抗体の値は39.2。(前々回の値は47.4)
ずっと上昇傾向にあったので、ここに来て値が減少してホッとする。
この値が高くなると病気が再燃しやすいという事だから、疲れやストレスを溜めないよう気をつけなくてはいけない。

中性脂肪は177、とまた正常値を超えている。
ドクターが言うには「食事をとってから検査すると値は上がるよ」との事だが、数年前までは食事の後の採血でも中性脂肪の値は正常値内だった。「じゃあ、次回は朝食を抜いて検査してみて」と言われたので、そうする事にした。

ここ最近また夜になると胃液が逆流してくると相談した所、入院中にも服用していた胃薬のパリエット錠(10mg)を処方された。薬が増えるのはイヤだけど、とりあえず飲んで様子を見てみようと思う。

昨年の入院の時より続いている不眠についても、良質な睡眠が得られてないのはやはり問題有りとの事。昼寝で多少カバーして、適度な運動を心がけるよう言われた。

血液検査の結果でちょっと気になるのは、LDHの値がここ数ヶ月の間にじわりじわりと上昇していること。この点についてドクターに質問するのを忘れてしまったので次に訊くとしよう。

病院が終わった後は久しぶりに上野へ向かう。
待ち合わせしていた妹と会い、まずは腹ごしらえ。


妹はサバの味噌煮膳を、私は豆腐湯葉膳をオーダー。
朝食が少なかったのでお腹ペコペコ!モリモリ食べた。食後にコーヒーを頂く。

それからお目当ての美術展を見に東京都美術館へ。
上野公園内の木々は少し色づいていたけど、紅葉の見頃はまだ先のようだ。
頭上に広がるすっきりとした青空の下、木の匂いを嗅ぎながら歩くのは何と気持ちの良いことか!



フェルメールの絵が見られるというだけあって、予想以上のすごい混雑にびっくり!
入場制限20分だったけど、いざ中へ入ったらそこも人の山でちっとも絵の前に行って見る事が出来ない。殆どの絵を素通りし、2Fに展示してあったフェルメールの絵は何とか見て来た。

繊細でやわらかな陽の光を浴びた人物の肌、着ている服のしわなどがとても綺麗に描きこまれている。何よりもフェルメールの色使いは美しく、何とも言えずうっとりする。
やはり他の画家達とは一線を画する画家だと思った。

最後にオリジナルグッズや図録を販売するコーナーで物色するが、これまた物凄い人!
レジの前にも長い行列が出来て買うのも一苦労。私は気に入った絵のポストカードのみ購入。

妹とも話したのだが、自分の気に入った絵の前で、たった一人、作品と向き合ってじっくりと鑑賞できたらどんなに素晴らしいことかと思う。そんな贅沢な事はとても出来ないだろうけど・・・

それにしても、あそこまで混むと絵を鑑賞するなんてとても出来ない。
先日行ったピカソ展の方がずっとゆっくり鑑賞できたのになぁ~。

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