| ホロヴィッツはドラマ「刑事フォイル」の脚本も書いている |
今週月曜の夜から症状が出始めた風邪が治らないまま1月も終わり。
一昨年の終わりに引いた酷い風邪と比べると高熱も出ないし(出ても37度ちょっと)、今回は短期間で治ると思ったのにな。今日も未明からは咳と痰がしょっちゅう出るので少し寝ては起き、の繰り返でやっと寝入ったのは6時過ぎ。せめて昼寝出来ればマシなんだろうけど、咳が出るから眠れず。微熱も続くと地味にキツイ。何だか快方に向かっている気がしないよ・・・困った。
さて。以下、先日書いておいた本の紹介↓
今月色々読み散らかした中でも特に面白かったのがアンソニー・ホロヴィッツの作品。
年末年始に読んだ「カササギ殺人事件 上・下」が作中作という形式を取った小説で、今まで読んだミステリ作品とは一味違う読み応えがあった。多数の賞を受賞したのも頷ける。
その次に読んだホロヴィッツ作品が「メインテーマは殺人」。 何とこの小説の語り手は登場人物の一人、作家のアンソニー・ホロヴィッツ。つまり作者自身だ。
犯罪を扱う映画やTVドラマの制作会社に協力している、元刑事のダニエル・ホーソーンからホロヴィッツにある企画を持ちかけられる。自分が捜査する事件について本を書いてみないか、という話。うっかり引き受けてしまったホロヴィッツは一匹狼でとっつきにくいホーソーンに同行して事件の関係者を訪ね歩く(ホームズの助手、ワトソンのように)。
最初に起った殺人事件が奇妙な上、ホーソーンとホロヴィッツがなかなか噛み合わない事もあり、読者はあっちこっちに注意を引っ張られる。そうして犯人の目星がつかぬまま、最終章で思いもよらない結末が・・・。種明かしされれば「そういう事か!」と納得するんだけど。
いや~、参りました。こういう作品が書ける人の才能が羨ましい。このホーソーン&ホロヴィッツが出て来る作品はシリーズであと何作品かあるようなので、これから楽しみに読むつもり。
それにしても。祖母が若い頃に夢中になって読んだという、川端康成の「雪国」も読んだけどね。時代が違い過ぎるのか、うーん、どうも共感出来なかった。つくづく私はミステリの人らしい。夫からも私には「純文学とか、無理でしょ」って言われた。わはは。
<今月読んだ本>
・アンソニー・ホロヴィッツ/カササギ殺人事件 下(原題: Magpie Murders)
・田島裕美子/家庭でつくるフランスの焼き菓子-UNE PETITE MAISONの素材を引き立てるレシピ
・ウー・ウェン/ウー・ウェンの元気になるおかずスープ
・原田マハ/<あの絵>のまえで -A Piece of Your Life-
・mililie/身近な「鳥」の素顔名鑑-散歩道で出会える!個性豊かな野鳥たち
・川端康成/雪国 新版
・ジョルジュ・シムノン/メグレと殺人者たち(原題: Maigret et son mort)
・星野道夫/アフリカ旅日記-ゴンベの森へ
・柚木沙弥郎/柚木沙弥郎旅の手帖-布にめざめたインドの旅
・上田淳子/フランス人は、気軽なひと皿で食事を愉しむ。
・フレデリック・グロ/歩くという哲学
・民藝 2025年12月号(876号)/特集:抽象美と柳宗悦 (雑誌)
・アンソニー・ホロヴィッツ/メインテーマは殺人(原題: The Word is Murder)
・ジョルジュ・シムノン/メグレと火曜の朝の訪問者(原題: Les scrupules de Maigret)
・OZ magazine 2025年10月号/特集:ふだん使いのおいしい銀座〜日本橋(雑誌)
・タサン志麻/この人と、一緒にいるって決めたなら-タサン志麻&ロマン、私たちの場合
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