2025年2月28日金曜日

今月読んだ本




<今月読んだ本・マンガ>
・養老孟子/ものがわかるということ
・吉本浩二/ブラック・ジャック創作秘話 全5巻(マンガ)
・水凪トリ/しあわせは食べて寝て待て 1~2巻(マンガ)
・開高健/新しい天体(少し読んで挫折)
・ジル・ペイトン・ウォルシュ/ウィンダム図書館の奇妙な事件
・手塚治虫、石子順/手塚治虫 漫画の奥義
・養老孟子/骸骨巡礼-イタリア・ポルトガル・フランス編
・岡本太郎/岡本太郎の眼
・レイチェル・ウェルズ/通い猫アルフィーとジョージ
・手塚治虫/紙の砦(マンガ)


今月も興味が湧くままに色々と読んだけれど、何と言っても手塚治虫月間であった。
それも彼の描いた漫画というより、手塚治虫がどんな人物だったのかを本や漫画、TVやYouTube番組を通して知った月だった。
子供の頃に父が買い揃えた「火の鳥」を夢中で読み、一時離れた後で友人に借りた「ブラック・ジャック」で再び手塚マンガに没頭した中高生時代。でも手塚治虫の事は殆ど知らなかった。

ブラック・ジャック創作秘話」はマンガ関係者へのインタビューを元に、手塚治虫にまつわるエピソードを描いたノンフィクション・マンガ。
ピーク時には一か月に8-9本の連載を抱えて不眠不休で原稿を描いていた手塚、そして締切日までに何とか原稿を受け取る為にスタジオに何泊もして待つ雑誌の担当者達とのやりとりも凄まじい。とにかく驚くような話が沢山出て来て面白い。

手塚治虫の自伝的マンガ「紙の砦」も興味深く、幼少期から戦争を体験した青年期までの経験が手塚マンガに大きな影響を与えた事が伺える。石子順氏が手塚にインタビューして出来た本「手塚治虫 漫画の奥義」も手塚が影響された漫画家やアニメの話、自伝的な話を含めて漫画への熱意が伝わって来る一冊で読み応えがあった。

先日妹と一緒に見た「ブラック・ジャック展」も良かったし、今月は手塚マンガ熱がかなり高まった。出来るならば実家へ帰って、本棚にずらーっと並んだ手塚マンガを一気に読みまくりたい!今、改めて読んだら若い頃よりもっと入り込んで読めるんじゃないかと思うけど、どうだろう。

2025年2月27日木曜日

ぽかぽか陽気/近所散歩




寒波の後で急に気温が上がり、東京は昨日17度を超える暖かさになった。
予報によると数日はこの陽気が続くとか。ならば新宿御苑にでも行こうか、なんて昨夜計画したのだけど・・・朝どうしても起きれなくてドタキャン。代わりに昼食後に夫と外を歩く。




外へ出ると空気がぬるい、あちこちで梅の花が咲いていて春らしい光景が目に入る。
そして周りからは色々な鳥の鳴き声が聞こえて来る。鳴き声を聞いただけでは何の鳥が鳴いているか分からないのが残念。ハト、カラス、スズメ、ウグイスぐらいは分かるけど。




いつもの小川へ行くと、遠くにアオサギが1羽見えるだけ↑
つい最近、夫がこの川辺でカワセミを見たというので珍しく望遠レンズを持ってきたのに・・・と思ったら、夫が「(カワセミ)居た!」というので大慌てでレンズを交換。いざ撮ろうと思った時には時すでに遅し。カワセミの姿はもう居なかった。


よーく見たら奥にもう一羽寝ていた


貴重なシャッターチャンスを逃した事を悔やみつつも、また現れるかもしれないと水辺に目を凝らしながら歩く。そしたら草むらでうずくまるようにして眠っているカモを見つけた↑ カモって水に浮きながら寝るイメージがあったけど、陸に上がって眠る事もあるのね。


分かりにくいけど、2羽の鳥が留まっている↑


望遠レンズを付けたまま遊歩道の行き止まりまで歩いたものの、結局カワセミには会えず。
最後に電柱の上に留まっている鳥を撮っておしまい。そう都合良くカワセミは現れないし、会えたとしても上手く撮るのは更に難しそう。また別の機会に狙ってみよう。


早咲きの桜も大分花開いていた


住宅街に入り、区民農園の様子を見て、帰りにスーパーで買い物して帰宅。
万歩計は3,708歩をカウント。歩いて少し汗ばんだから丁度いい食後の運動になったかな。
最高気温は16.5度、今日も暖かった。いよいよ春本番、ですかね♪

2025年2月20日木曜日

神田~御茶ノ水


DILL Coffee Parlor 外観


今月はまだ夫と出掛けてないよ、って事で以前から気になっていた神田のカフェへ。
淡路町駅から地上へ出て、靖国通りから一本脇へ入った五十通り沿いにある、「DILL Coffee Parlor」はスペシャリティコーヒーとアメリカの焼き菓子の店。重厚感のある木のドアは約200年前のインドの木材で出来ているらしい。




店へ入るとすぐ左手にショーケースとカウンターが並び、右手に階段がある。2Fも利用できるけど1F奥の席に座る。かつてここはイタリアンレストランとして、その前は会員制のラウンジとして使われていたとかで内装が落ち着いていて素敵。


何事もバランスが大切ですぞ


食事メニューは3種類しかなく、私も夫もグリルドチーズサンドをチョイス。それとカフェラテとカプチーノ。コーヒーは5分ほど経って出て来たけど、食事はそれから10分ほど待っただろうか。
こんがり焼かれたパンにバジルペーストとチーズがこれでもかって位入っていた。年寄り夫婦にはこのチーズは多過ぎですわ。サラダの葉っぱも新鮮じゃなかった。




帰りに焼き菓子を幾つか土産に買ったけど、うーん・・・色々と残念な感じだったな。
気を取り直して向いに建つ「KANDA SQUARE」へ入ってみる↑ 2020年にオープンした複合型オフィスビル。入ってすぐ右手にあった雑貨屋さんに入ったら、コーヒーや紅茶などの食品、文具、工芸品に本まで置いてあって面白かった。埴輪の箸置きが一番気になった(笑)。


正式名称は「東京復活大聖堂」


再び靖国通りへ出てから本郷通りを北へ上っていく。坂がキツい上に冷たい風が強く吹いて来て寒い。GAIAお茶の水店に寄ったけど結局何も買わず。そしてニコライ堂に到着↑
前回来た時はコロナで正門が閉ざされていたけど、今は自由に敷地に入れる。あと30分待てば聖堂の中を見学できたけど、寒くてそんなに待てないのパスした。



ニコライ堂を後にし、最後にお茶の水橋からの眺めをパチリ↑
JR御茶ノ水駅をバリアフリー化する為の工事、長らくやっているけどまだ終わっていなかった。工事が終わったら神田川と駅ホームに電車が行き来する景色がまた見られるんだろうね。


ビオセボンで買い物してから14時過ぎに帰宅。万歩計は7,907歩をカウントしていた。
風も気温も昨日よりはマシだったけど寒かったな~。坂道を歩いたり階段の上り下りも多かったせいか、夕方から腰が痛くて普通に動けん(汗)。明日ちゃんと動けるか心配だわ。

2025年2月16日日曜日

横浜/妹とBJ展へ




町田に住む妹を誘って「手塚治虫 ブラック・ジャック展」を見に横浜へ。
横浜駅に降りるのが十数年ぶりで記憶がかなり曖昧になっていたものの、かつて横浜で勤務していた妹の案内で迷う事なくそごう美術館に到着。前売りで買ったペアチケットで会場に入る。


第1室の展示は撮影OKだった


「ブラック・ジャック」は、手塚治虫が1973年~1978年にかけて描いた医療マンガ。
このマンガに出会ったのは中学生の時、クラスメイトに単行本を借りてすっかり夢中になった。それから少ない小遣いでせっせと愛蔵版を買って全巻揃えた時は嬉しかったなぁ。


心に響くセリフも多い


今回の展覧会では500点以上の生原稿が展示されているそうで、会場の壁をびっちり覆うように展示されている原稿に圧倒された。一つ一つ丁寧に全部見ていったら何時間かかるのか。体力のない私は途中から椅子に座って休み休み、混んでいない所だけを狙って見た。


展示の最後に写真コーナーが設けてあった

そんな適当な鑑賞でも1時間ちょっと掛かった。
もう長年読んでないブラック・ジャックだけど、原稿を見ると色々思い出して無性に読みたくなった。今度こそ、実家に帰った時に読みたい(いつもマンガを読む時間がない)。


ラーメン屋でラーメンを食べるの久しぶり

ブラック・ジャックの世界を堪能した後は、レストラン街のある10Fへ上がり、妹が何度か入った事があるというラーメン店でランチ。ラーメン店らしからぬカフェみたいな内装で、ソファ席でゆっくり寛げたのが良かった。妹の旅行話もあれこれ聞けたよ。



ラーメン店を出るとエレベーターで屋上「太陽の広場」へ。
私は前夜、そごうのサイトを見ていてこの広場の存在を知ったけど、妹は横浜で働いている時にたまにここでお弁当を食べていたそう。岡本太郎が作ったモニュメント「太陽」がこの広場の名前の由来のよう。風が強くて写真だけ撮って退散(苦笑)。


そごうと「かもめ橋」で繋がっているベイクウォーター

コーヒーが飲みたい、どこかカフェに入ろうって事で橋を渡って横浜ベイクォーターへ。
かなり以前に山下公園からフェリーに乗ってこのベイクォーターで降りた事があったような・・・でも殆ど何も覚えていない。日曜で家族連れが多く混雑していた。


アースカフェは全店が今月末で閉店するそう

妹がここはどう?と勧めてくれた「Urth Caffe(アースカフェ)」に入る。
私はカフェラテのみ、妹はカフェラテとチリビーンズブリトーを注文。まだ食べるんかい!って笑ったよ。カフェラテは量がたっぷりでお腹いっぱいになった。



一休みしてから再びそごうへ戻り、夫の土産にとらやで鶯餅を買う。帰りの電車まで少し時間があったので、ビオセボンでも買い物。妹はここにもよく来ていたそう。すっかり横浜通ですな。

約2年ぶりに会った妹とこうしてコロナ前のように美術展行ってお茶して楽しい一日だった。
私も元気になった事だし、また機会を作って会いたいものだね。伊勢土産のほうじ茶も近々飲ませて頂きます、ありがとう!

2025年2月13日木曜日

外来日(プレ微減)




朝から強い風が吹く中、半月ぶりに電車に乗って病院へ。
いつも通り採尿、採血を済ませてから1Fの膠原病科で受付を済ませる。検査室は空いていたのに外来の待合室はかなり混んでいて、1時間半ほど待った所で呼ばれた。

主治医にこの1ヶ月の調子を訊かれ、指に潰瘍が出来た事以外は特に問題なかったと答える。
血液検査の結果では、CRPがやや高かったけど原因は思い当たらない。CK値もまだ正常値より高いけど先月と横ばいで増えていないのでホッとする。リンパ球の割合が少し増えていたのは嬉しい。

そして気になる抗DNA抗体値は5.0→4.4 IU/mLと悪くなかったので・・・何と先月に続いて今回もプレドニンを減らして貰った!木曜日も2mg/日になり、これで3mgは火・土曜だけになった。
すごいね、プレドニンの過去最少量を順調に更新しているよ。ドクターには何とかプレドニンをゼロにしたいと伝えてあるので、この調子でガンガン減らして欲しい(笑)。

次に昨年10月のCT検査で腎臓に結石が見つかった、例のCD-ROMをドクターに見てもらう。
確かに左右に結石が1つずつあるのは私も確認できた。今のところ尿検査で潜血は陰性だし、「結石は動かなければ悪さしないから今はこのままで良いんじゃないかな」と言われた。4月にまたCT検査を受ける予定だから、その結果次第で泌尿器科を受診するかまた考えればいいや。

薬の変更はプレドニンの減量の他、漢方の胃薬「安中散」を一旦止める事にした。あとは皮膚潰瘍薬のプロスタンディン軟膏を処方してもらい、来月の予約を入れてもらって診察終了。
会計しに行ったら殆どの席が埋まっているぐらい激混みで、ここでも時間を取られた。

帰りは突風で階段から転げ落ちそうになったり、追い風に流されてまっすぐ歩けずガードレールにぶつかったり・・・目にゴミや砂が入って前もよく見えないし、散々だった。
もしや春一番?って思ったけど、北風だから違うみたい。そう簡単には春は訪れないか。

2025年2月10日月曜日

春を待つ


よく見ると登山者の足跡で出来たルートが見える


先週から大寒波の影響で朝晩が冷え込む日が続いている。
でも日本海側のように雪が沢山降るでもなく、東京は晴天続きで家に居る分には暖かい。朝、家の窓から真っ白な雪を被った富士山が見れるのは冬の楽しみの一つだ。


夫はミートパイ(奥)


いつものように丸山ワクチンを打ちに行き、運動がてら少し遠回りして帰宅すると夫が居ない。
正午過ぎに買い物袋を提げて夫帰宅。新宿の伊勢丹でパンと和菓子を買ってきてくれた。
早速リチュエルの新作「タルトチキン」とミネストローネでランチ。 サクサクのパイ生地の上にマッシュポテトとチキンと野菜のトマト煮、ホワイトソースが載ったタルトはボリュームがあって美味しかった。これはまた食べたい。


今年も鶯餅を食べれて幸せ♪


食後は春の初めのお楽しみ、虎屋の鶯餅(うぐいすもち)と抹茶を頂く。
上品な甘さの餡を求肥で包み、青きなこをまぶしたシンプルな菓子。鶯を模した形もかわいらしいし、食べた時にふわっと広がるきなこの香りに何故か春を感じさせる。奥深き和菓子の世界。
夫よ、美味しいものを買ってきてくれてありがとう。


まだ冬の寒さは続いているけど日は少しずつ長くなっているし、近所には早咲きの梅がもう満開だし、鶯餅も食べれたし・・・春は確実に近付いているよね。気温が上がってくれば今悩まされている指先の潰瘍も治ってくるはず(涙)。あぁ、芽吹きの季節が待ち遠しい。