2020年2月14日金曜日

近代美術館工芸館、丸の内


赤レンガの建物はかつての近衛師団司令部庁舎


今年は初めてのE-Taxで確定申告を終え、夫も仕事が一段落したのでやっと2人で外出する事に。
新型肺炎の患者数が増えている今は家に居るのが賢明なんだろうけど・・・いつか行こうと思っていた国立近代美術館工芸館が金沢へ移転すると知り、是非その前に!と竹橋へ行って来た。



最後の展覧会、「所蔵作品展 パッション20 今みておきたい工芸の想い」は3月8日まで開催している。

日本の近代工芸の作品を通してその背景に見える作家達のパッションを20のキーワードで探る、というのがテーマのよう。

小名木陽一作、「赤いてぶくろ」


作品の品目は陶磁、ガラス、漆芸、木・竹工、染織、金工、グラフィックデザインなど様々。
壁から突き出た巨大な手(↑)にはちょっとびっくり(笑)。
体力が無いので説明書きは読まずに興味が湧いた作品だけじっくり見た。


↑鈴木長吉作、「十二の鷹」は文字通り12羽の鷹がずらりと並んでいて、今にも動き出しそうな精巧な作り!今展覧会のポスターにこの作品の写真が採用されたのも分かる気がする。

「撮影禁止」マークが付いていない殆どの所蔵作品や館内の撮影がOKなので私も少し写真を撮ったけど、やはり実物を見るのとは違うので足を運んで見に行った甲斐があったよ。




入館料が250円とかなり安いのに、豪華なカラーの冊子までもらった。そこには移転先の金沢の美術館の事や今の美術館の建物が移転後にどうなるのか、それについての説明はなかった。
まさかこの建物を壊すわけは無いと思うけど・・・そこが気になる。

一通り作品を見て美術館を後にして駅へ向かう。
美術館は北の丸公園内にあり、木が多いので冬のスズメや渡り鳥の姿が見れた。今度はこの公園を散歩するのも良いかも。


列になって池を泳ぐカモ達の姿がかわいかった→
(望遠じゃないのでこれが精一杯)


竹橋駅から電車に乗って、一つ隣りの大手町駅で下車する。
丸の内仲通りへ入ってお馴染み、DEAN & DELUCAにてランチ。



以前食べたデリボウルはボリュームが有りすぎたので、夫も私もサンドイッチとカフェラテで簡単に済ませた→

私はツナカレーパニーニにしたけど、夫のケイジャンチキンサンドも美味しそうだったので今度食べてみたい。

新型肺炎の影響?人が少ない丸の内駅舎前

ランチの後は、いつものように有楽町方面へ向かって仲通りを歩く。
天気は下り坂の予報で、空は灰色の雲に覆われていて寒そうな景色。でも数日前から春のような暖かさで、今日も外を歩いていても寒くない。




丸ビルの前を通りかかったら、マルキューブでバレンタインフェアがやっていて女性客で賑わっていた。
そう、今日はバレンタイン!
駆け込み?でチョコを買う人も多いのね。

チョコはラ・メゾン・デュ・ショコラで買うつもりだったので、ここはスルーして先を行く。


通りには春の花の寄植えや鉢植えがあり、店のショーウィンドウもカラフルな服やバッグが並んで目を引く。春が来ると思うと自然と気分が明るくなるね。


バレンタイン以外のイベントもなく、木々の葉も無いので仲通りは今が一番寂しい風景のような?
イルミネーションは16日までやっているみたい。
やはり新型肺炎の影響なんだろうな、オフィスワーカーの姿はあるけど観光客らしき人は殆ど見かけず・・・早く終息していつもの賑わいが戻って来て欲しい。




お目当てのピエール・エルメで焼き菓子を、メゾン・デュ・ショコラでチョコを買い(すごい人だった!)、最後に有楽町フォーラム(→)を通って駅に到着。


行きたかった工芸館へ行き、美味しいお土産を買い、1ヶ月半ぶりに夫と外を散歩して楽しかった。
夫よ、時間を作ってくれてありがとう。

しかし例によって歩きすぎた(1万歩弱)ので早速あちこち痛いわ。回復するのにまた数日はかかるな。


家に帰ったら新型肺炎の患者が沖縄でも出たとニュースで報じていた。
もはやいつどこで誰が感染して発症するのか分からない。
出来るだけ人混みへ出ない、うがい手洗いをする、風邪の症状が出た時は注意して様子を見る、長引くようなら病院へ行く・・・これぐらいしか出来る事はなさそう。

それにしても、マスコミってのは人の不安を煽るような報道ばかりでホント信用ならない。情報はありふれているように見えるけど、必要な情報はそう簡単には手に入らない気がする。
不確かな情報に踊らされてパニックにならないようにしなきゃね。

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