2023年2月8日水曜日

早春の新宿御苑


まだ冬枯れの庭園、芝生は茶色

ここ数日は最高気温が10度以上の暖かな日が続き、少し春めいて来た。
しばらく夫と一緒に外出していなかったので、梅の花でも見に行こうと新宿御苑へ出掛けた。



新宿駅から歩くこと15分、「新宿門」から公園の敷地へ入る。(入園料は500円)
まだ全体的に冬枯れの景色の中、水仙と蝋梅(ロウバイ)の花にすぐ目が行った。ほぼモノトーンの冬景色に見慣れていると、カラフルな色の花を見るだけでテンションが上がる。



マップを見ながら日本庭園へ向かって歩いていると、前方に濃いピンクの花が見えて来た。
まだつぼみの方が多い梅の花。辺りには良い香りが漂っていて春を感じさせてくれる。


「上の池」の奥に見えるタワーはNTTドコモ代々木ビル

御苑には梅林はなく、梅の木は日本庭園近くに点在している。花が咲いている木を探しながら散策した。 空は薄い雲に覆われて肌寒かったけれど、風がなかったのは幸いだった。



薩摩寒桜(↑)が咲いている辺りには人が多く集まっていた。
満開ではないけれど十分目を引く。桜の花は柔らかなピンクで華やかよね。



海外からの観光客と思われる人もちらほら居て、少しは観光業にも活気が戻って来たのかな?それにしても多くの人はスマホで写真を撮っていて、一眼レフで撮影する人が減った気がする。


冬のスズメと同じく、丸いボディがかわいい

ふかふかの芝生でハクセキレイ(↑)がせわしなく尾を振って走り回っていた。
望遠レンズを持ってきたとしてもあんなに速く動き回る鳥を撮るのは難しそう。野鳥と言えば、池には何の鳥の姿も見えなかったのは寂しかった。サギも居ないとはね。



変わった形の屋根が印象的な旧御涼亭(台湾閣)は相当久々に見た。
昭和天皇の御成婚を祝って当時台湾に住む邦人の有志達から寄贈された建物らしい。





体が冷えて来たので中央休憩所に入った→

笹屋伊織(京都の和菓子屋)が入っていて和菓子や飲み物を販売していたけど、私達は外の自販機で温かいお茶買って休んだ。

空が暗くて水仙の白さがよく分からん↑

休憩の後は「ペーパーホワイト(水仙)」が咲く花壇の近くを通って新宿門へ向かう。
公園に着いた時より空が厚い雲に覆われて寒くなって来た。




日陰に咲く椿を見つける→

完璧な花びらの重なり具合はいつ見ても感激してしまう。同時にこの花を見ると何故か練り切りが食べたくなってしまう(笑)。


最後に福寿草(フクジュソウ)を見つけた!
春を告げる花として有名なのに、本物は見たことがないような?写真に撮った記憶もない。
本物はとても小さい花なのね!見れてラッキーだったわ。

早春の花々を見て満足した後は三丁目のウェンディーズでバーガーランチ、最後に伊勢丹の地下で買い物して帰宅。 万歩計は10,286歩をカウント!思ったより歩いていたらしい。
疲れたけれどやはり写真は外で撮るのが断然楽しい。まだ寒い日もあるだろうけど、春は確実に近づいているよ。これからの季節が楽しみだな。

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