今日は夫がまだ一度も行った事がないと言う代官山へ。
そういう私も2009年に妹が上京した際に行った以来なのでかなり久しぶり。
東急東横線の代官山駅に着いてまず向かったのが、「旧朝倉家住宅(↑)」。
渋谷区が管理している重要文化財で、大正期の和風建築と回遊式の庭園が見学できる。
観覧料100円を払い、玄関で靴を脱いで中へ入る。
施設を保護する為スリッパが無いので、歩くと床の冷たさが直に来る。
「寒い!」「冷たい!」と夫と言いながら広い室内を見て回る(笑)。
玄関から入って左手にある応接間 |
この建物は大正8年当時、朝倉虎治郎氏によって建設された。その後、震災や戦火を免れて残った建物は長期に渡って経済企画庁(現内閣府)の渋谷会議所として使用されていたそう。平成16年に国の重要文化財に指定され、渋谷区が管理する事になって一般公開された。
大きな広間の一角にお茶が入ったポットが置いてあったので(平日限定のサービス)、有難く頂いた。
長椅子に座って中庭を眺めながらお茶をすすって少し暖まった。
職員の人が庭の浮いた苔を踏んで直していた。
建物の保存に庭の管理もあって大変だろうに、観覧料100円は安すぎるでしょ・・・なんて思ったりして。
私達以外の見学者は殆ど居なかったので静かに見れたのは良かった。
迷路のように広い1階(一部公開されていない場所もある)を見た後、ギシギシと音の鳴る階段を上って2階へ。
窓に面した長い廊下には日が当たって暖かい。
夫としばしこの床の上に立って足を暖める(苦笑)。
ホント、半端なく寒いので冬にここへ行く方には厚手の靴下を履くことをお勧めします!
足から冷えると結構体力奪われます・・・
一通り建物の中を見た後は再び靴を履いて庭を見た。
傾斜と凹凸のある地面で転びそうだったので建物の前にある庭しか見なかったけど、パンフレットによると結構広い庭みたい。
石の灯篭が点在する庭には色々な木が植えられていて春から秋にかけて花や緑が楽しめそう。
あいにく冬なのでちょっと寂しい風景だったけど、雪が積もればいい感じだろうな。
見学した後は、この旧朝倉家住宅のすぐ隣のビル(ヒルサイドテラスA棟)に入っているビストロ、『 LE COMPTOIR OCCITAN (ル・コントワール・オクシタン )↓』でランチ。
夫は豚肉のグリルを食べ↓
私はカジキとじゃがいものトマト煮(正確な名前は忘れた)を食べた→
ランチは好きなメインが選べ、サラダ、パン、コーヒー付きで1,000円から、とリーズナブル。
量もちょうどよく、シンプルな味付けで美味しかった。
食後の散歩に旧山手通りを少し歩く。
ヒルサイドテラス群を抜け、デンマーク大使館を通り過ぎると右手に見えてくるのが・・・
ヒルサイドテラスF棟 |
以前妹からここの話を聞いた通り、ディスプレイやインテリアがお洒落で素敵な所だった。
代官山は人口密度が低いな~なんて感じていたけど、いやはや、ここだけは沢山の人が居てびっくり。
今回はトイレだけしか利用しなかったけど(苦笑)、機会があれば次はゆっくり見てみたい。
脚が痛くなり始めていたけど、せっかくだから近くにあった「西郷山公園」にも立ち寄ってみた。
敷地の中央に小高い丘があるこじんまりとした公園に子供の姿はなく、ベンチで読書したり昼寝する大人の姿が見えた。
←面白い犬の乗り物。
乗った所を写真を撮ってもらおうと思ってよじ登ろうとしたけど脚がうまく上がらんかった・・・。
代わりに夫に乗ってもらう(笑)。
当初は行きと違うルートで駅に戻る予定だったんだけど、脚が悲鳴を上げていたので仕方なくバスに乗って駅へ戻った。
『代官山アドレス(→)』もただ通過しただけ。今回もカフェでお茶出来なかったな~(涙)。
帰りに途中下車して新宿の伊勢丹の地下へ行き、『ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ』でバウムクーヘンとザントクーヘンというお菓子を買った。
ヘロヘロになって家に帰り、夫が淹れてくれたコーヒーとバウムクーヘンでやっとティータイム。今回のはちょっと乾燥気味だったけど、やはりここのバウムクーヘンは上品な美味しさで良い余韻が残る。
万歩計は8,824歩をカウント。
移動距離は短かったけど、写真を撮りながらゆっくり歩いたから割と歩いたみたい。
それにしても、久しぶりに歩いたらこの有様・・・我ながら情けない。
寒いけどもっと外を歩かないとね!
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