2026年4月30日木曜日

今月読んだ本


コナン・ドイルが書いていないホームズ作品


歯科を含めて病院&クリニックへ行く日が多い月だった。
下旬にはCT検査に胃カメラ、そして未だ治らない風邪・・・本をゆっくり読む気分ではなくなった。 生検の結果が分かるまでは何となく落ち着かないし、大好きなミステリーはしばらくお預けにしよう(読むならその世界に浸りたいから)。そんな訳で読みかけの本も図書館へ返却した。

今月読んだ本の中で面白かった本は、アンソニー・ホロヴィッツの「絹の家」。
コナン・ドイルが生み出した名探偵、シャーロック・ホームズのシリーズは短編と長編を合わせて60作あるそうで。「絹の家」はコナン・ドイル財団によって「61番目のホームズ作品」と公式認定された上で2011年に発表され、当時はミステリー愛読者の間で話題になった本らしい。

物語は老年期のワトスンがホームズとの昔話を振り返る所から始まり、そして「当時はある理由から公表できなかった事件」について語り出す。
あらすじはここには書かないけれど、ホームズが最初に相談を受けた美術商の男の不思議な話から始まって事件が次々と起こっていく。それらが互いに関係しているのかどうかも分からぬまま、ホームズもワトスンも大きな陰謀に巻き込まれていく。

まるで映画を見ているかのような、息つく暇もない展開。何度もホームズがピンチに見舞われてハラハラさせられた。ホームズ作品を読んだ事のある人ならお馴染みの人物も登場するし、ホームズが過去に解決した事件の話も出て来てファンには嬉しいお楽しみ要素も盛り込まれている。
それにしても、これだけ有名なホームズ作品を自分で書こうと思うホロヴィッツも凄い。ドイルの書くホームズとは少し違うな、と思う所は何度かあったものの、見事にホームズ作品を書きあげた手腕はさすが。器用な作家だな。時間が出来たら次の作品、「モリアーティ」を読みたい。


<今月読んだ本>
・原田マハ/スイート・ホーム
・原田マハ/サロメ
・mililie/ココロさえずる野鳥ノート
・富永喜代/ヘバーデン結節 -手指の痛み・しびれを自分で治す-
・武鈴子/野菜別からだに効く作りおき薬膳
・アンソニー・ホロヴィッツ/シャーロック・ホームズ 絹の家(原題: The House of Silk)
・海野弘(解説・監修)/オーブリー・ビアズリー -世紀末の光と闇の魔術師-
・NHKきょうの料理 2026年3月号(雑誌)
・NHKきょうの料理 2026年2月号(雑誌)
・原田マハ/原田マハ、アートの達人に会いにいく →読み途中で返却
・アンソニー・ホロヴィッツ/モリアーティ(原題: Moriarty)→読み途中で返却

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